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ドラマ日記『光る君へ』(第4話)&『さよならマエストロ』(第3話)

平安時代、京に生まれたまひろ→紫式部(吉高由里子さん)。数歳年上の藤原道長(柄本佑さん)とは、少女の頃に知り合い、惹かれ合うも、身分差に阻まれ。別の男性と結婚するも死別。娘を育てながら、「源氏物語」を書き始める大河ドラマ『光る君へ』の第4話「五節の舞姫」。

互いに身分を偽ってきたまひろと道長だったが、まひろはついに素性を明かす。道長も真実を語ろうとするが…その頃、円融天皇(坂東巳之助さん)の譲位を知った詮子(吉田羊さん)は挨拶のために謁見するが、思いもよらぬ嫌疑をかけられる。

師貞親王(本郷奏多さん)が即位し、花山天皇となった回。第2話での「母親と娘の双方に手を付けた」発言も話題でしたが、今回も藤原義懐(高橋光臣さん)の頭の被り物も取ったり、入内したばかりの藤原よし子(井上咲楽さん)に緊縛プレーを仕掛けるなど大暴れ。脚本家・大石静さんやりよる。

女好きの花山天皇に見初められたら困るので、源倫子(黒木華さん)の代わりに五節の舞を踊ることになったまひろ。よく考えたら、吉高さん主演の朝ドラ『花子とアン』で長妹・かよ役だった黒木さんが、大河で再共演という胸熱。同作には、本作で藤原公任を演じる町田啓太さんも出てましたね。

舞の途中、観覧している道長を見つけたまひろ。その隣には、母(国仲涼子さん)を殺した道兼(玉置玲央さん)がいて。のちに二人が兄弟だと聞かされ、倒れこんでしまったまひろでした。もう少し引っ張るかと思いましたが、あっさり「ミチカネ」の正体がわかりましたね。

天才指揮者だったが「ある事件」で家族も音楽も失った俊平(西島秀俊さん)と、そんな父を拒絶し音楽を嫌う娘・響(芦田愛菜さん)が、地方オーケストラを通して情熱を取り戻し、親子の絆と人生を再生させていくヒューマンドラマ『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート』の第3話。

晴見フィルでのコンサートを提案した俊平。しかし、市の圧力もあり、ホールは使えなくなってしまう。演奏場所がなくなり、不穏な空気が立ちこめる中、オケのメンバーでも演奏を巡り、口論が。

幼い頃から音楽教育を受けてきた新メンバーの羽野蓮(佐藤緋美さん)と、森大輝(宮沢氷魚さん)ら演奏に難がある旧メンバー間で口論となる「不協和音」。

そんな中、白石市長(淵上泰史さん)が姑息な手段で、コンサートをする予定だったホールを使えなくしてしまいますが、朝市でゲリラライブを敢行。ベートーベンの交響曲「田園」第二楽章を、蓮と大輝二人に演奏させ、和解させることに成功。

その演奏を聴いて、心揺さぶられた響は、ホールにおいてあったバイオリンでメンデルスゾーンの「バイオリン協奏曲 第1楽章のカデンツァ」を弾き始める圧巻のシーン。相当練習したんでしょうね、様になってました。

余談:地元の西鉄電車に乗っていたら、福岡ボートのイベント広告が掲載されていました。2月25日「本郷奏多トークショー」ってマジ!?今期、大河ドラマ『光る君へ』と『アイのない恋人たち』と『消せない「私」-復讐の連鎖-』にトリプル出演している本郷さんが福岡へ!!行こうかなあ。というか、こんな人気俳優が、どうして営業仕事を引き受けたんだろう。


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