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2024年度大河ドラマ『光る君へ』を予習してみた件

2022年5月に発表され、まだずいぶん先と思っていた2024年度大河ドラマ『光る君へ』もすでにクランクインしていて、放送も4か月後ですからもうすぐ。

大河ドラマで平安時代を描くのは珍しいですし、戦国や幕末に比べると馴染みも薄く。登場人物たちも多い上に、藤原○○とか、源○○とか名前も似通っているため、あらかじめ予習してみました。

主人公は『源氏物語』を描いた紫式部で、朝ドラ『花子とアン』、『最愛』の吉高由里子さんが演じます。主人公のソウルメイト=藤原道長役には柄本佑さん。

主人公は紫式部(まひろ)。時代は平安。千年の時を超えるベストセラー『源氏物語』を書きあげた女性「光源氏」の恋愛ストーリーの原動力は、秘めた情熱と想像力、そしてひとりの男性への想い。その名は藤原道長。変わりゆく世を、自らの才能と努力で生き抜いた女性の愛の物語。

脚本は朝ドラ『ふたりっ子』、大河ドラマ『功名が辻』、『家売るオンナ』の大石静さん。大石さんの民放作品『知らなくていいコト』に主演した吉高さんの印象から、今回の主役に推薦したそうです。また、同作で吉高さん演じる主人公と不倫関係になる男性を演じたのが柄本さんでした。会見での大石さんの言葉です。

『華麗なる一族』と『ゴッドファーザー』を足して3倍にしたくらいの権力闘争と面白い話がある。戦がない時代、男性のエネルギーは女性に向かっていったのではないか。平安時代のセックス&バイオレンスを描きたい。

まずはドラマ前半に登場する天皇とその周辺の演者を押さえておきましょう。64代天皇が円融天皇(坂東巳之助さん)、その女御で一条天皇の母になるのが、道長の姉・藤原詮子(吉田羊さん)。

65代天皇が花山天皇(本郷奏多さん)。「寛和の変」と呼ばれる政変に巻き込まれます。また、天皇になる前に紫式部の父・藤原為時(岸谷五朗さん)に漢籍を指南されています。

66代天皇が一条天皇(塩野瑛久さん)。最初にその皇后になったのが藤原定子(高畑充希さん)。道長の兄・藤原道隆(井浦新さん)の長女で、彼女に女房として出仕したのが『枕草子』の清少納言(ファーストサマーウイカさん)。

「一帝二后」の先例として、次に皇后となったのが道長の長女・藤原彰子(見上愛さん)。彼女に女房として出仕したのが紫式部という関係になります。一条天皇の次の次、後一条天皇を生んだのがこの方。

道長の父は藤原兼家(段田安則さん)ですが、子供も多く、道長は五男。兼家、道隆亡き後、道長と権力争いをするのが、道隆の嫡男で定子の兄・藤原伊周(三浦翔平さん)ということになります。

もうお腹一杯でしょうから、ここからはちょっと気になる俳優さんを少し。紫式部の夫・藤原宣孝役に佐々木蔵之介さん。佐々木さんは大石さんの朝ドラ『オードリー』で注目されてブレイク。

まひる(紫式部)の従者役に「カラテカ」の矢部太郎さん。矢部さんは2004年の大河ドラマ『新選組!』にも出演していて、新選組の前身である壬生浪士組のメンバー・阿比類鋭三郎役を演じていました。

俳優同士の以前の共演関係でいうと、井浦さんがやはり注目ですね。吉高さんとは『蛇にピアス』『最愛』、高畑さんとは『にじいろカルテ』『unknown』、大石さんの『あのときキスしておけば』では三浦翔平さんと共演していました。

とりあえず、今日はここまで。


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