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女優ノート『川口春奈さん』

気になる女優さんの出演作についての覚え書き「女優ノート」。今回は2021年春ドラマ『着飾る恋には理由があって』に主演&2022年朝ドラ『ちむどんどん』に出演する川口春奈さん。

離島出身の芸能人といえば、千鳥の大悟さん(岡山県北木島)やポルノグラフィティの岡野昭仁&新藤晴一さん(広島県因島)、女優の田中美佐子さん(島根県隠岐諸島)などがいますが、長崎県五島列島(福江島)出身の川口さんもその一人。

同じ九州でも、恐らく行ったことがある人は少数派。飛行機を使わないとすれば、福岡市から9時間かけてフェリーで行くか、とりあえず長崎市まで行って、そこからまた船に乗るか。そんな遠い場所から、中学時代は東京まで通っていたという川口さん。根性ありそうです。

そんな川口さんの女優デビュー作が、小栗旬さん主演のドラマ『東京DOGS』(2009年)。準主役で、同じ研音所属だった水嶋ヒロさんが出演していましたから、バーターだったのでしょう。川口さんは、小栗さん演じる刑事の妹役。当時まだ14歳の中学生でしたから、幼さが残っています。

ニューヨーク市警のエリート・高倉奏(小栗さん)と、警視庁特殊捜査課の刑事・工藤マルオ(水嶋さん)の“迷コンビ”が追う、麻薬組織が絡む事件を軸に、毎話ごとに新たな事件を解決する1話完結型のシリアスコメディ。

『桜蘭高校ホスト部』(2011年)や『GTO』(2012年)など、学園ドラマを中心に頭角を現す中、人気シリーズのヒロイン役に抜擢されたのが『金田一少年の事件簿N(neo)』(2014年)。初代の美雪役のともさかりえさんも根強い人気ですが、川口さんも悪くなかったかなと。

金田一はじめ(山田涼介さん)は、名探偵・金田一耕助を祖父に持つ高校2年生。幼馴染みの七瀬美雪(川口さん)が、映画研究部の新作映画で主演を務めることになり…。不動高校ミステリー研究会のメンバーが、難解な事件に巻き込まれ、大胆なトリックと不敵な犯人を推理していく。

主演した『夫のカノジョ』(2013年)が、平均視聴率3.87%(木曜夜9時、TBS)と低迷したことから、しばし連ドラ主演から遠ざかりますが、大河ドラマ『麒麟がくる』(2020年)で、沢口エリカさんの代役・帰蝶を演じて再ブレイク。同時に始めたYoutube「はーちゃんねる」も大人気に。

若きころ下剋上の代名詞・美濃の斎藤道三を主君として、勇猛果敢に戦場をかけぬけ、その教えを胸に、やがて織田信長の盟友となり、多くの群雄と天下をめぐって争う智将・明智光秀(長谷川博己さん)。謎めいた光秀の前半生に光を当て、戦国の英傑たちの運命の行く末を描く。


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