平安時代、京に生まれたまひろ→紫式部（吉高由里子さん）。数歳年上の藤原道長（柄本佑さん）とは、少女の頃に知り合い、惹かれ合うも、身分差に阻まれ。別の男性と結婚するも死別。娘を育てながら、「源氏物語」を書き始める大河ドラマ『光る君へ』の第13話「進むべき道」。

4年が過ぎ、天皇の元服からわずか20日後、道隆（井浦新さん）の娘・定子（高畑充希さん）が入内する。貧しい暮らしが続くまひろは人買いと揉める親子と遭遇する。

道隆（井浦新さん）の娘・定子（高畑充希さん）が、元服した一条天皇（柊木陽太さん）に入内。絶頂期を迎えた兼家（段田安則さん）ですが、老いが見え始め…。

内大臣の道隆よりも下の権大納言なのが不満で仕方がないのが、父・兼家の汚れ仕事を一手に引き受けてきた道兼（玉置玲央さん）。後ろ盾のいない公任（町田啓太さん）に間者を命じると共に、妻の繁子（山田キヌヲさん）との娘の尊子（愛由さん）にも入内の野望を隠さず。

まひろが貧しき者へ文字を教えることを己の使命と感じ始めた頃、源倫子（黒木華さん）から呼び出されると、道長（柄本佑さん）の部屋で見つかったという漢詩を見せられ。それはかつて自分が道長とやり取りをする中で書いたもの。

なんとかバレずにやり過ごしたまひろでしたが、ちょうど帰宅した道長とバッタリ会ってしまい…。お互い、気まずさ度マックスでしょうねえ。今週のハイライトは、一条天皇と定子のかくれんぼ。15歳を演じて違和感なしの高畑さん恐るべし。

後は映画『火口のふたり』で濃厚なラブシーンをみせた、柄本さんと道長のもう一人の妻・明子役の瀧内公美さんとの共演も話題。兼家は呪詛されて死んでしまうのかな。

余談：4月1日から、NHK総合で朝ドラ『ちゅらさん』が再放送中。もう何周もしていますが、相変わらず飽きません。田中好子さんもおばぁ（平良とみさん）も故人となってしまいましたが、映像の中では永遠。