俳優（女優）の多くが所属する芸能事務所について、最近のドラマや映画を絡めて書いていくシリーズ。今回は、芸能事務所「ヒラタオフィス」（グループ）。

現在、大河ドラマ『麒麟がくる』に主演している長谷川博己さん。元々は舞台中心に活躍していましたが、2010年にヒラタオフィスに移籍。同年、『セカンドバージン』（2010年）で一躍注目され、翌年には『鈴木先生』で連ドラ初主演、出演した『家政婦のミタ』が大ヒットと、一気に人気俳優に。

同じ『麒麟がくる』で細川忠興役を演じるのが、若手注目株の望月歩さん。『コウノドリ』（2015年）では同級生を妊娠させた中学生、『アンナチュラル』（2018年）では“殺人者S”を名乗り、ネット中継した高校生、朝ドラ『エール』では、川俣銀行のメンバーの一人でした。

カンヌ国際映画祭「Official Selection 2020」に選出された『本気のしるし』が公開中の土村芳さん。京都造形芸術大学の映画学科俳優コースに進学し、2013年に大学を卒業後、ヒラタオフィスに所属。

朝ドラ『べっぴんさん』（2016年）のメインキャストを務め注目され、以降『この世界の片隅に』（2018年）、『3年A組-今から皆さんは、人質です-』（2019年）、『ゆるキャン△』（2020年）などメジャー作品への出演も相次ぎ、だいぶ知名度も上がってきた印象。

事務所の顔としては、宮崎あおいさん・多部未華子さん・松岡茉優さんがいますが、こちらは系列のヒラタインターナショナルに所属。この辺りの経緯は、数年前に週刊誌に色々書かれましたので、興味のある方は検索してください。

他に神尾佑さん（『24JAPAN』）、桐山漣さん（『いいね!光源氏くん」 』）、小川紗良さん（朝ドラ『まんぷく』、主人公夫婦の娘役）、高村佳偉人さん（朝ドラ『半分、青い。』、佐藤健さんの子役）、根本真陽さん（朝ドラ『エール』、主人公夫婦の娘役）などがいます。