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因縁の新旧対決…今週の『ブギウギ』

銭湯「はな湯」の看板娘から“ブギの女王”と呼ばれる戦後の大スターになっていく花田鈴子→福来スズ子(澤井梨丘さん→趣里さん)が、暗い戦争の時代や、燃えるような恋と別れなどを乗り越え、人々に勇気と希望を与えていく朝ドラ『ブギウギ』第25週「ズキズキするわ」。

スズ子と羽鳥善一(草彅剛さん)コンビが古い、と週刊誌に書かれた月曜日。その一方、若手歌手の水城アユミ(吉柳咲良さん)が持ち上げられていて。そんな時、『オールスター男女歌合戦』の大トリを打診されたスズ子。

その後現れたクセ強めのディレクター・沼袋勉(中村倫也さん)からは、「年末の歌番組のトリはスズ子、そしてトリ前に水城を持ってきていいか」と訊かれ、応じるスズ子と不満げなタケシ(三浦獠太さん)。沼袋さんはNHKの和田勉さんがモデルのようですね。

打ち合わせを終えたスズ子は、USK時代の専属ピアニストだった股野(森永悠希さん)とバッタリ再会。さらにアユミもやってきて。そう、アユミはスズ子が尊敬していた先輩・礼子(蒼井優さん)と股野の娘でした。

スズ子があらためて股野と喫茶店で会った火曜日。股野は申し訳なさそうに、『オールスター男女歌合戦』でアユミに、スズ子の代表作「ラッパと娘」を歌わせて欲しいと懇願。そこにアユミもやってきて頭を下げますが、スズ子は「羽鳥先生に聞いてみないと…」と困惑。

そんな3人の様子を激写していたのが、例の芸能記者・鮫島鳥夫(みのすけさん)。数日後、雑誌には『水城アユミ「ラッパと娘を歌わせろ」と直談判!』の記事が出てしまい。

記事の件で羽鳥に釈明にスズ子が出向いた水曜日。しかし、羽鳥からは厳しい言葉を言われ。その後、スズ子に呼び出された茨田りつ子(菊地凛子さん)は、羽鳥に止めて欲しいというスズ子の本音と甘えを指摘。「なに、逃げてんのよ!」と叱咤され、やっと目を覚ましたようです。

愛子が転校生との徒競走に怯えていた木曜日。スズ子は立ち向かうも良し、逃げるも良しの令和的判断。スズ子は再び羽鳥宅を訪ね、アユミに「ラッパと娘」を歌わせることをお願いし、羽鳥も了承。スズ子は「ヘイヘイブギー」を歌うことにしました。

『オールスター男女歌合戦』当日となった金曜日。アユミは真っ赤なドレスで、若さを活かしたパワフルな「ラッパと娘」を披露。袖で聴いていたスズ子も納得し涙。

それを受けて、大トリのスズ子は「ヘイヘイブギー」をドラマ内で初披露。コール&レスポンスの元祖ともいうべきスズ子の集大成。「昔から 笑う門には ラッキーカムカム」という歌詞が、福来スズ子の芸名の由来であり、壮大な伏線回収となりました。

次週、いよいよ最終回。

余談:今日読んだおすすめのネット記事。明日「サッポロ一番 塩らーめん」を買ってきて確かめたい。『不適切にもほどがある!』と『光る君へ』に出演中の吉田羊さんは、地元の教会のお嬢さんだったんですね。結構、プライベートに踏み込んだ記事。凱旋公演見に行こうかな。


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