1990年代恋愛ドラマの金字塔を、2020年の東京を舞台にリメイクしたラブストーリー『東京ラブストーリー』の第4話。和やかなホームパーティーが一転、雨傘一つで修羅場に。

完治（伊藤健太郎さん）のケータイには、昨夜さとみ（石井杏奈さん）からの着信が残っていた。さとみは、連絡がつかなかった三上（清原翔さん）に悶々としていた。そんなある日、さとみは三上のケータイを見てしまい、知らない女性・長崎尚子（高田里穂さん）の名前が表示され…。

令和版らしい演出が光った今回。着信履歴の名前を手掛かりに、長崎のＳＮＳを特定するさとみ。ＵＰされた写真を調べるほどに、黒い感情に包まれてゆく感じが、よく出ていました。

リカ（石橋静河さん）との食事の約束をしていた完治でしたが、さとみのＳＯＳを受けて、リカに嘘をつき相談に乗ることに。帰り際、雨が降っていたため、さとみに傘を貸した完治。これが後にトラブルの種に。

一方、食事の件の埋め合わせに、鎌倉デートに行くことにした完治とリカ。座禅＆居合体験とちょっと変化球もありつつ、初デートのワクワク感が画面に溢れていて、なんだか遠い昔を思い出しました。

デート帰り、三上宅でのさとみ手料理によるホームパーティー。「自分と会っている時だけ、全力で愛してくれれば、他の女性と会っていても構わない」というリカでしたが…。

帰り際、完治が貸した雨傘を、リカや三上の前で返すさとみ。完治の嘘に気がつき、激怒するリカが呼び出したのは元彼（？）の和賀部長（眞島秀和さん）。さとみとケンカした三上は、どうやらセフレ（？）に電話した模様。修羅場でした。

恋に臆病な盲学校生・ユキコ（杉咲花さん）と、根は純粋な不良少年・森生（杉野遥亮さん）の新世代ラブコメディー『恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜』の第5話。

ついに森生に告白したユキコ。２人は晴れて恋人に！初デートの水族館ではドキドキの詰まった時間を満喫するが、帰り際にユキコが「クリスマスの時期にもう一度来よう」と提案すると、森生は突然表情を曇らせる。森生には触れられたくないある過去があり、そのことが原因で２人は喧嘩になり…。

再びユキコに意地悪をするハチ子（生見愛瑠さん）でしたが、あっさり謝罪して解決。バイト先の紺野（大友花恋さん）にも嫌なことを言われるも、レシート印字拡大の一件を経て解決。

一方、森生の触れられたくない過去とは、母親に捨てられたトラウマ。大事な人がいなくなる不安をユキコに重ね、ウジウジしている森生に、獅子王が「好きな人と想いが通じ合うなんて、奇跡みたいなもんだろう」と後押し。しかーし、実は獅子王が好きなのは…という切な。