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ドラマ日記『日曜の夜ぐらいは…』(第6話)&『だが、情熱はある』(第9話)

母と二人暮らしの岸田サチ(清野菜名さん)、タクシー運転手の野田翔子(岸井ゆきのさん)、祖母と暮らす孫娘・樋口若葉(生見愛瑠さん)の3人が運命的に出会い、友情を育むことから始まる、笑いあり恋愛要素ありのセリフ量多めの会話劇『日曜の夜ぐらいは…』の第6話。

カフェのオープンに向けて夢を膨らませるサチ、翔子、若葉の3人は、タクシー運転手の仕事の合間に翔子がみつけてきた賃貸物件を、市川みね(岡山天音さん)も加えて視察に行く。どこから見ても理想的な物件だったのだが、一足違いで借り手が決まってしまい…。

サチの父・中野博嗣(尾美としのりさん)や若葉の母まどか(矢田亜希子さん)など、毒親登場せずのウキウキ回。

カフェオープンに向けて、まだフワフワとしていた3人+市川みね(岡山天音さん)でしたが、住田賢太(川村壱馬さん)のいるカフェ・プロデュース会社に200万円振り込み、ギアを上げて、本格的に着手。店舗も早速見つかり。

店の名前を考えねばならない時、若葉の祖母・富士子(宮本信子さん)が、若葉が学校の宿題で書いたという「日曜の夜に死にたくならない人は幸せな人だと思う」という文章を紹介。そこから、「サンデイズ」という店名に決定。

ついつい、NHKでかつてやっていた音楽番組の『レッツゴーヤング』内グループ「サンデーズ」を思い出しました。太川陽介さんや川﨑麻世さん、松田聖子さんに田原俊彦さん、倉田まり子さんもいましたね。

オードリー若林正恭さんと南海キャンディーズ山里亮太さんの面白すぎる人生をドラマ化。 嫉妬、劣等感、自意識過剰に人見知り…。そんな負の感情を燃料にしてきたふたりの笑いと涙、切なくて、そして勇気が出る実話『だが、情熱はある』の第9話。

2006年、オードリー・若林(髙橋海人さん)は、相方・春日(戸塚純貴さん)のズレたツッコミを、そのまま生かす『ズレ漫才』を発見する。一方、大阪の南海キャンディーズ・山里(森本慎太郎さん)は、相方しずちゃん(富田望生さん)の活躍をねたんでばかりで、コンビ仲は最悪。

ここ数週は、早く売れた南海キャンディーズがメインでしたが、ついにオードリー回。「ズレ漫才」を発見し、これはいけると思った若林でしたが、2006年の『M-1グランプリ』は2回戦敗退。智子(中田青渚さん)の「私は面白いと思う」という言葉も信じられず。しかし、厳しいことで知られる渡辺正行さんに「ズレ漫才」を褒められ自信を取り戻し。

そして迎えた2008年『M-1グランプリ』敗者復活戦。南海キャンディーズとオードリーが同じ場所にいて。調子を取り戻しつつあった南海キャンディーズのあとに登場したオードリー。4分間ノーカットの完コピ漫才。凄すぎた。準優勝後の智子のシーンも泣けました。

一方、ついに東京行きを決意した山里。花鈴(渋谷凪咲さん)を呼び出すのですが、花鈴の方からイタリアに留学すると別れの言葉。あれは察した花鈴の優しい嘘だったのかな。

余談①:『あさイチ』プレミアムトークの安藤サクラさんの回が最高でした。彼女のトークはいつも面白い。朝ドラ『まんぷく』や『ブラッシュアップライフ』のネタも多数。

余談②:TBS安住紳一郎アナウンサーが、「局長」待遇から「役員」待遇へ昇進。フリーへの転身を阻止するためでもあるんでしょうが、大出世ですね。TBSラジオ『日曜天国』リスナーとしては、番組はまだまだ安泰だなと、嬉しいニュース。


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