公立中学校に試験導入された、学校内警察の刑事・嶋田隆平（藤原竜也さん）の活躍を描く『青のSP―学校内警察・嶋田隆平―』の第6話。名子役出身の二人が、一芝居打ちました。

元恋人の小川（明日海りおさん）の死に関与していると疑う岡部（遠藤雄弥さん）の居場所を突き止めた嶋田でしたが、再び足取りが分からなくなり。一方、英語教師の新津（須賀健太さん）が、先輩教師・荒井（たくませいこさん）らに仕事を押しつけられていて…というストーリー。

職員室全体がブラック職場な中、断れない性格の新津に、先輩教師が仕事を押し付けた結果、外で生徒の個人情報を盗まれる失態、からの自殺騒動（芝居）という展開。暴行含め、新津を追い詰めた教師たちにお咎めなしは不可解。嶋田のいつもの暴れっぷりも不足してました。

映画『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズの名子役だった須賀さんが、追い詰められていく教師役を見事に演じていました。ちなみに、新津を心配する教師役の泉澤祐希さんも『白夜行』などの名子役出身。

生徒の涌井（米倉れいあさん）は美術教師からセクハラだけではなく、レイプ（未遂？）され、それを学校ぐるみで隠蔽していたと判明。それに浅村（真木よう子さん）や小川も関わっていたという証言はどこまで本当なのか。次週はその辺りもわかってくるのでしょう。

続いて、ファッション雑誌編集部を舞台に、平凡女子・奈未（上白石萌音さん）の奮闘と成長を描く、お仕事＆ラブコメディー『オー！マイ・ボス！恋は別冊で（ボス恋）』第6話。中沢先輩が本気を出してきました。

奈未は麗子（菜々緒さん）と行ったパーティ会場で、麗子の父・勝之介（宇梶剛士さん）と出会う。一方、帰宅した奈未のアパート前には潤之介（玉森裕太さん）が待っていて。奈未に避けられていると感じた潤之介は「理由を教えてくれるまで帰らない」と座り込み…というストーリー。

雑誌『MIYAVI』の存続を巡って新たな広告主候補（細田善彦さん）と、自分の信念の間で揺れ動く麗子をサイドストリートして描きながらも、今回は奈未周辺の恋愛パートがメイン。

前回までの奈未のモヤモヤを吹き飛ばす潤之介「公開彼女宣言」からの、押しかけ同棲スタート。しかし、理緒（倉科カナさん）の難病発覚からの潤之介慰めシーンを奈未目撃。落ち込む奈未を知った中沢（間宮祥太朗さん）は、潤之介に宣戦布告からの奈未へ告白…とジェットコースター展開。

同世代の俳優に比べると、キラキラ映画やスイーツ系なラブストーリーを避けてきたような印象もある間宮さんですが、「今年の抱負は女性ファンの獲得」とインタビューで述べているように、本気出してきましたね。