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大晦日に『日本レコード大賞』が放送されていた時代

今年も12月30日に、TBSで『輝く!日本レコード大賞』が放送されるそうです。1959年に創設された「日本レコード大賞」表彰式の様子を、大晦日の『紅白歌合戦』前に生放送されるようになったのが1969年。『レコ大』から『紅白』に急いで移動する人気歌手というのも風物詩でした。

1969年の司会は、元NHKアナウンサーの高橋圭三さん。この年に視聴率は30%を超え。ピーク時の1977年には、司会に久米宏さんも加わり50%越え。『紅白』と共にまさに国民的番組でした。

その後もしばらくは30%前後を維持しますが、『紅白』が2部制になり、放送時間が被るようになったことから、視聴率は下がり続け、2006年からは30日に放送するようになり今に至ります。

人気絶頂だった1970年代から1980年代にかけては、誰もが納得するようなヒット曲&名曲がほとんどだったと思います。布施明「シクラメンのかほり」(1975年)、ピンク・レディ「UFO」(1978年)、寺尾聰「ルビーの指環」(1981年)、細川たかし「矢切の渡し」(1983年)などなど。

1985年、86年、中森明菜さんが「ミ・アモーレ〔Meu amor é・・・〕」「DESIRE -情熱-」で2年連続大賞受賞した翌年、近藤真彦さんが「愚か者」で受賞というのも、何というか(笑)。

1988年、光GENJIが「パラダイス銀河」で大賞を受賞。「レコ大」も変わったな、と思った瞬間でした。まあ、この年一番売れた曲ではあったのですが。

今年の大賞は誰になるでしょうか。

余談:チェックだけして、まだ記事にしていない新ドラマが10作品。かなり切羽詰まってます(泣)。ほんと、テレビ東京はドラマやり過ぎ。


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