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女優ノート『久保田紗友さん』

気になる女優さんの出演作についての覚え書き「女優ノート」。今回は2021年夏ドラマ『武士スタント逢坂くん!』に出演する久保田紗友さん。ソニー・ミュージックアーティスツ所属。

地元・北海道で子役としてスタート。現事務所にオーディションで選抜され、13歳にしてドラマ『神様のイタズラ』(2013年)で主演するなど、早くから期待されていた久保田さん。同事務所の先輩に次ぐ“ポスト土屋太鳳”と呼ばれ、ネクストブレイク女優といわれ続けてきました。

2017年は主演映画『ハローグッバイ』、朝ドラ『べっぴんさん』『4号警備』『過保護のカホコ』と躍進した年。ここでは代表作のひとつ『過保護のカホコ』を挙げておきます。久保田さんは、主人公(高畑充希さん)の従姉妹で、チェロ弾きの糸役。陰のある美少女感に溢れていました。

高畑充希主演による痛快ホームドラマ。何から何まで親の庇護の下、温々と生きてきた過保護の象徴のような女子大生(高畑さん)が、ひとりの青年(竹内涼真さん)との出会いを機に社会へ飛び出し、眠っていた本当の力で家族の問題を次々と解決していく。

近年は、陰を通り越して、嫌な女や悪女にまで役を広げてきた印象。『デジタル・タトゥー』(2019年)、『M 愛すべき人がいて』『先生を消す方程式。』(2020年)あたりがそう。ここでは、友人と見せかけて実は足を引っ張っていた女子大生を演じた『デジタル・タトゥー』をどうぞ。

インターネットには全く疎い50代「ヤメ検弁護士」(高橋克実さん)と、動画サイトで荒稼ぎする20代ユーチューバー(瀬戸康史さん)がバディーを組み、デジタル・タトゥーに苦しむ人々と向き合い、救いだす姿を描くサスペンス。

昨年から今年にかけて出演ラッシュ。2021年の『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』も好演を見せましたが、個人的に好きな『ホリミヤ』を最後に取り上げたいと思います。まだ21歳だけに、高校生役も違和感がないですね。

クラスではいつもひとりぼっちの地味で根暗な男子・宮村伊澄(鈴鹿央士さん)と、優等生で明るい人気者の女子・堀京子(久保田さん)。ある日、ふたりは偶然にお互いの秘密を知ってしまう。そしてこの日から、2人の距離は近づいていく、甘酸っぱい青春物語。




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