文房具のイラスト-School-icon-Mega-Pack

ちょっと文房具をかえてみなよ。

いろいろと苦しい状態が続いたせいか煮詰まっていた。煮詰まっていて、白紙のノートをみていると頭がひどくぼんやりするのだった。

そこで、僕は上綴じのメモパッドの、A5サイズのものを買った。これがすこぶるいい。どんどんページがうまっていく。埋まっていくことが気持ちいい。気持ちよいページの埋まり方をしていく。

その感じは、普通のノートにはないものだ。

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気分を変えたいときに文房具をかえるのはある程度効果があるように思う。文房具は思考の広がり方を制限するツールだ。これはパソコンのエディタやワープロにもある程度同じ事がいえると思う。

いままで僕はとにかく広いスペースが必要だと思い込んでいた。机は狭いのだけれど、そこにある程度の広さがあれば、それを補ってあまりある成果があるはずだと思っていた。

でも実際にはそうではなかった。僕は広い白紙のスペースにおびえていただけだ、何も書かれていないノートをみて恐怖を感じていただけだ

たぶんこれは、ノートに限らずいろいろなものに言えるだろう。僕は字がきれいにかけない。文字の形を認識する力がひとりより一段低いらしい。でもそんなのハンデなだけで障害でもなんでもない。なんとかするしかない。そのなんとかの端的な解決策が、パソコンを使う、だ。パソコンなら字のきれいさをとやかく言われることはないだろう。

ノートを変えてみて、自分の思考法もわかってきた。離散的で集中が続かない。だから、とにかく1枚でぱっと終わらせるように思考を紡ぐ必要がある。

自分をしるには自分のツールを知ることが近道だ。とくにこだわりがなく使っていたときに、それが大事なことだったって知ることができる。

みなさんはいま何を使っていますか?

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