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2022 シティリーグ S6 準優勝・CL横浜3-3 白馬パルキア

はじめに

こんばんは、あくろ(@kuro4wing)です。

この度は記事を手に取っていただき、ありがとうございます。

まず簡単に自己紹介をさせていただきます。

普段はVTuberの厄介オタクをしてる他、栃木、神奈川周辺でポケモンカードをプレイしています。
大型大会は抽選などの関係でほぼほぼ出られていませんが、シティリーグには出来る限り出場するようにしています。

下に簡単な実績を書いておきます。

CL京都2019 ボルケニオンプテラ 6-3
シールド戦2020 予選抜け ベスト4
シティリーグS3 ルカメタ 優勝

目を引く実績が少ないので、今後は実績を増やしていくのが目標です。
今回、全文無料です。

また、本記事では白馬バドレックス=白馬、等の一般的な略称を多用します。ご了承ください。


デッキ選択の経緯

現環境にて所謂Tier1、2に位置するのは、
Tier1
・裏工作パルキア
・ミュウ(フュージョン)
Tier2
・水アルセ
・アルセジュラ
・ハピミル
辺りだと考えていました。

普段の自分なら主にこの2デッキに対して、メタを貼る形でデッキを選択するのですが、現環境ではあまりにもパルキア、ミュウのパワー(ヤー!)が高すぎました。
そのため、相手にすることも多いだろうと考え、最終的にパルキアを使わないにしても練習は必要だと感じ、デッキを練って行きました。後に本採用になるのですが、あくまできっかけはこんな感じです。

重点的にプランを考えていたのは上記の5デッキのみ。雑多には強いデッキなのである程度は臨機応変に対応する方が楽だろうなと考えてました。
実際環境にはこれに加えてゼラオラファイヤーがTier2に入ってきましたね。こんなに台頭すると思ってなかったので環境読みの甘さが出ました。

最終的にこのデッキの選択に踏み切ることができた要因は以下の3つです。
①他のデッキを使ってミュウ、パルキアの2デッキに勝てる自信が無かった
②ミラーマッチのプラン確立
③ミュウを使いたくなかった

①について、個人的には現環境でミュウ、パルキアの2デッキが飛び抜けて強いと感じており、いくらメタを貼ろうが先手を取られてしまえば、結局パワー( ヤー!)で潰されてしまうイメージを持っていました。
そのため、今回は大人しくTier1で立ち向かおうと考えました。

②について、なあなあでただ強いデッキを持つというのが大嫌いなので、シティだろうがもちろんCLだろうが200%発生するミラーマッチのプランが立たなければこのデッキを持つことはありませんでした。このデッキのミラーマッチで使用したいカードは白馬になります。採用カードや各マッチのプランは少し後ろで説明します。

③について、好みは人それぞれですね。ちなみに主にウッウロボというカードが嫌いです。

デッキレシピ(共通)、採用カード

最初にシティ、CLで使用したレシピの中で共通のものを載せておきます。
(草エネ以外の55枚です)

画像2

以下各カードの簡単な解説です。

【ポケモン】

パルキア 3-2
白馬と合わせて下を4採用したかったので下を3採用。
基本1あればサイド取れるので上は2。

白馬 1-1
基本的に最初から絶対に使いたい対面はアルセジュラくらいなので落ち考慮せずに1-1。1-1だけどミュウ以外で大体使うor使えたら楽になる対面が多いです。ベルト込みの280ラインが出しやすいのと、弱点をパルキアとずらすことができるのが本当に偉い。具体的には各対面意識の項目で。

裏工作 4-3-1-1
ここは割とテンプレ。ジメは2あれば足りるのでこれでいいかなといった感じ。裏工作インテがサイド落ちして拾えないと動きが硬くなるので枠があったら増やしたい枠。

輝くゲッコウガ 1
強いけどルールは守らなきゃいけないので1枚だけの採用。
エネは切れるしドロソになるし90×2は出せるしで強いことしか書いてないです。

マナフィ 1
主にミラー、サンダース辺りを見ての採用。
サイド落ちに苦しみましたが1でいいです。後述。

【グッズ】

クイボ 4 レベボ 3 お香 2 ハイボ 1
色々見たけどこんな感じの配分が一番多かった気がする。
アクシデントが起きない限りはしっくり来たけど今組むならクイボ1→ヒスイのヘビーボール1にしたい。今回一番の反省点です。

バトルvipパス 1
カイから触れるので最低1は欲しい。
増やして初動安定するレシピも試しましたが、結局引かないとき引かないので個人的には2枚目以降の優先度低いです。

たっぷりバケツ 2
裏工作やカイから水エネに触るための仲介役兼実質エネを増やすための採用。実際2は少ないです。3欲しい。

回収ネット 2
裏工作の使いまわし+穴抜け、スイッチャーとセットで使いたい枠。
主にインテの使い回しで必要になるのは3T目以降なので2でよかったです。

やまびこホーン 1
パルキアの火力増強、サイドプランのごり押しに使用。
実は対面によっては絶対使いたい1枚なので2あってもいい枠。

ツールスクラッパー 1
個人的に白馬を入れるなら絶対セットで入れたい枠。
パルキア、アルセのお守り、ハピナスのマント辺りに主に使いたい。

釣り竿 1
エネ、裏工作の回収以外に今回のデッキだとパルキアの回収にも使う。デッキを把握しながら使うカードなのであまり雑には扱えないです。

友達手帳 1
メロンやツツジの使い回しが主です。たまにボス。同ターンで手帳回収→裏工作サーチで使用みたいな動きをすることがめちゃくちゃ多かった。

拘りベルト 2
元々パルキアオンリーでも採用されるカードですが、白馬の場合は280ラインが出るかに関わるので、より大事になるカードです。サイド落ちしたら困るので2枚。

【サポート】

博士 1
リソース復帰に裏工作から持ってきたいので1は欲しいです。

カイ 2
最低何枚欲しいとかは特に無いけど、裏工作やボールと合わせて実質自由に2種類のカードをサーチできるのはシンプルに強いです。正直ここに関しては結論出てないです。可愛い。

ボス 2
現環境では、白馬が1Tは耐えてくれることが多いのでだいぶ相性いいです。
サイド落ちは困るし2枚あっても嬉しいので2枚。ボスを連発してる余裕はないので3枚目を入れるならスイッチャーを入れたいです。

メロン 1
絶対に1は欲しい。2枚目は枠と相談ですがパルキアがいるので1でもいいかなという感じです。もう少し白馬に寄せるなら増えていく枠。

ツツジ 1
裏工作を使うなら絶対に欲しい1枚だと思ってます。
現レギュでは不利を捲るのにこれ以上のカードはないです。
なおかつ白馬を序盤から使い、白馬が倒れたタイミングで使えるので白馬パルキアなら特に欲しいです。事故の基なので2枚目以降は絶対にいらないです。

【スタジアム】

シンオウ神殿 1
ミュウ対面ではクイックシューターを当てるためにも使いますが、とりあえず雪道以外のスタジアムの一番の採用理由は雪道をはがすためです。
トレーニングコートと選択、または両採用でもいいので、雪道以外のスタジアムは絶対に入れなきゃいけません。

雪道 1
主に雪道+ツツジで事故らせるために採用。基本的にスターポータル使用後はルール持ちの特性を使うことはないのであまり弊害はないです。

【エネルギー】

基本水エネルギー 7
体感7か8かなといった感じです。好みっちゃ好みな気もしますがバケツの枚数とも相談で。

各デッキタイプ対面意識

パルキア(ミラー)
基本はベンチ絞って白馬の押し付けです。初めでも後でもいいので白馬でサイドを4枚取れれば勝ちです。これを目指します。その他はゲッコウガ対策でマナフィを置いたりなど、普通のミラーと変わらないです。

ミュウ
そもそも後攻がガン不利な対面なのですが、この対面に限ってはパルキアが減ったことで対応しづらくなっています。
プランとしては、
①ゲッコウガの手裏剣でメロエッタ1+ミュウ→削ったミュウ3→ゲノセクト2
②ミュウを無視してゲノセクト×3
のどちらかになるかと思います。どちらをするにしても雪道ツツジをかませたいです。また、先行なら②が楽です。

水アルセ
この対面も白馬の押し付けができると楽ですが、サブアタッカー(特に波ピカ)によっては白馬のタイミングが重要になるので1体目は白馬じゃなくてパルキアで殴りたいです。マナフィが出てこなければゲッコウガで裏工作を狩りましょう。

アルセジュラ
微不利です。自分はアルセを白馬で倒す→ジュラに白馬が倒される→ツツジ+紐orスイッチャー(CL時レシピ)で後ろキャッチして動き止めながら倒す→やまびこボスor対面勝負 みたいな形に持ち込むプランをすることが多いです。
先行ならパルキア→パルキア→白馬とかで無理やり対面も作れますが途中で白馬の下を狩られたり、回復を挟まれると苦しいのでいずれにせよツツジはかませたいです。

ハピミル
後ろでインテを育てながら白馬でハピを狩ります。
ハピはスクラッパーでマントを剥がすか、ベルト+クイックシューターで300点を出すかのどちらかになります。
エネやインテが尽きがちなので釣り竿は大事にしたいです。

ゼラオラファイヤー
パルキアで戦うならツールジャマーが欲しいですが白馬がいるので不採用。
パルキア→パルキア→インテ→白馬、次いで白馬→パルキア→パルキアのどちらかをとることが多いです。ツツジはかませたいです。
基本的に白馬がワンパンされることはないです。
ライコウをやまびこで2回狩れれば楽ですが大体ケアされるのでできたらラッキーくらいで考えましょう。

以下からシティ、CLの順に使用したレシピ、マッチを記載します。
まとめてる関係上、見づらくて申し訳ありません。


シティリーグ

シティリーグは5/2に川崎のバトロコにて出場しました。
正直、シティでは結果云々の前に強い人とのパルキアミラーのテストみたいな感覚が大きかったです。中間報告的な。結果として主にプレミでマッチを落としているので元も子もないですが、準優勝という結果から、ある程度自信は得られました。

デッキレシピ

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共通レシピに加えて、vipパス2枚目、バケツ3枚目、博士2枚目、キバナ、ダンデを採用しています。ネオラントとvipパスで迷い、負け筋作る方が嫌だったのでvipパスの2枚目を選択。キバナ、ダンデは中盤意識で採用。バケツ、博士は枠があいたので採用したといった感じです。まだこの時点ではお試し感覚。
ダンデはパルキアで殴る際にもミラーで強く出れるためのパーツです。

当日のマッチアップ

※サイド枚数あやふやなところがあります。申し訳ありません。
※サイド枚数は自分-相手として残り枚数で書いています。

【予選】
1.vsハピミル 後0-3 〇
後ろでインテ育てて圧かけながらやまびこホーン込で白馬でハピナス×3倒して終了。

2.vs悪連ウー? 後0-6 〇
相手事故り気味だったので後ろで育ててたウーラを呼んで先に削ってテンポ取ってそのまま勝ち。

3.vsミュウ 後0-2 〇
vip×2、ウッウロボ表×3等でぶん回されたが、相手のミュウVmaxが1枚サイド落ちしていたらしく、入れ替え札を切りながら山を掘っていたのでゲノセクト呼んでLO。

4.vsアイアントLO 後0-6 〇
場をパルキア、インテに絞ってロックされないようにだけ心がけた。リソースが途中細そうだったので出てくるチラーミィ全て狩って勝ち。

4-0全勝でトナメ進出しました。

【決勝トーナメント】
1.vsアルセジュラ(パタ) 先6-3? 〇(LO)
一緒に来たやつとトナメ1戦目で当たる実績解禁。
そもそも第二候補をパタに貸してたのでレシピ把握してて戦いやすかった。

2.vs水アルセ 先0-4 〇
相手がしっかりベンチ絞って戦ってきたので、こっちは優先して白馬を立てた。パルキアは後半スターポータル用に用意。そのまま白馬刺さって勝ち。

3.vsパルキア 先2-0 ×
白馬スタート、2T目博士から入ることが確定してたので白馬イケイケプランで行こうとしたものの、パルキア進化してないのを見逃していてスターポータル前提のプレイングをして殴れないターンができてしまいました。流石に疲れ出てた。

結果、6-1で準優勝でした。
悔しい。


CL横浜

CLは5/8でした。GW最終日ですね。

デッキレシピ

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最終的にCLでは共通レシピに加えて、ネオラント、スイッチャー×2、穴抜けの紐、カイ3枚目を入れました。ネオラントはクイボが事故回避に繋がるように最低保証として、抜け紐はカイから繋がるドガス回避パーツ、それに伴い、カイも増やしました。スイッチャーは主にミュウを相手する際にツツジと合わせて使う用です。ボスだけで事足りるマッチか判断できれば使わなくても済むので2だけにしました。
こちらがパルキアである関係上、相手はベンチを絞ってくることが多いので穴抜けの紐が実質ボスになることが多いです。結構おすすめ。

当日のマッチアップ

1.vsパルキア 後0-3 〇
立ち上がり良くなかったですが、ツツジで1Tもらうことができたので白馬通して勝ち。対戦相手がいて良かったです。

2.vsゼラオラファイヤー 先0-2 〇
パルキアパルキアでサイド4枚取らせるプランで行きました。
最後相手のカビゴンをアクアバレットだけ与えて前でロックし、クイシュと合わせて2枚取って勝ち。

3.vsパルキア 先4-0 ×
マナフィがサイド落ちした上、2T目に殴れなくて裏工作2枚取られるところからスタート。そのままテンポ取れず負けました。

4.vsパルキア 後4-0 ×
3試合目とそんなに変わらないです。
加えて白馬もサイド落ちしてたので捲る手段もなかったです。

5.vsアルセジュラ 後0-1 〇
上で書いたプラン通りの展開でした。
それ以上も以下もない良い試合でした。

6.vs ミュウ 後0-2 ×
後攻もすでにきつかったですが、裏工作に上手く触れず、ツツジをかませられず、そのまま轢かれて負けました。

結果3-3となんとも残念な結果でCLは終了しました。
色んな方に応援、練習を手伝ってもらったので申し訳なかったです。


 反省点

まずデッキについてですが、マナフィのサイド落ちを嘆く前にヒスイのヘビーボールを入れましょう。上位の方は入れてるレシピが多かったのでこういうところで差が出るんだなぁと思いました。

プレイングについて、テンタクル以来の裏工作なので心配でしたが多分そこら辺のプレミはなかったと思います。あったとしても自覚できないほどなのでセーフ判定です。
大きなプレミはシティ決勝のパルキア未進化事件がめちゃくちゃ悔い残ってます。勝確ではなかったものの、気づけてれば別のプランもあったので盤面の確認はしっかり行いましょう。


おわりに

今回一貫して現環境Tier1であるパルキアを使用しました。

実は今までこういった大会でTier1を使った経験が無く、およそ2週間ほど、Tier1を自分なりに詰めることができたのは良い経験でした。残念ながら結果には上手く現れませんでしたが、シティ準優勝という最低限の結果は得ることができて良かったと思います。

自分はいつもデッキを組む際に再現性を大事にしているのですが、今回のデッキはvipパスが1枚なので再現性はめちゃくちゃ薄いです。vipパスを多用して普段のコンセプトに沿わせるか、そもそもパルキアを使わないか、のどちらにも振れない妥協点みたいなデッキ選択だったのかな、というのが反省点というか第一の感想です。最初からミュウを諦めていたのですが、もう少し候補として考えるべきでした。

しかし、結局のところ自分に合うのはメタデッキなのかなとも感じました。
シティくらいの規模ならTier1も視野には入りますが、CLまでの規模になると身が持ちませんでした。なんかスタミナとかの問題じゃない気がする。

とりあえず色々と反省点は残りますが、次回につなげて活かせればいいなといった感じでした。

画像4

cspは5/11時点で351位でした。
もはやそもそも掠りもしてないですが、結構頑張れた方じゃないでしょうか。改めて応援してくださった方々、練習手伝ってくれた方々ありがとうございました。何かがどうにかなってjcsでリベンジしたいですね。

以上です。ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

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