4/20

これを書いてるのは4/21の僕で、数学の宿題をしている最中に日記の事を思い出したのは4/20の僕だった。

日にちを跨がないようにと気をつけていたつもりだったが、今日は例外として自分に甘えよう。

今日は昨日に比べれば充実した日だった。

朝7時に起きた僕は部屋に突入してきた2歳下の後輩と僕の同居人と共に朝飯を食べに行く。

少々よく言えば賑やかになった食堂が僕を朝から憂鬱にさせる。

朝飯のあとは僕の同居人がデートに向かってしまったので後輩とラクロスをしにフィールドまで向かった。

そこから2時間ほどラクロスをしたもんだから少し腰を痛めて後悔する。

それに加えてフェイスオフの練習をしたせいで右手の人差し指が腫れてしまい結構痛い。

バンドの練習の予定を入れていた僕は急いで部屋に帰りシャワーに入った。

予定を少し遅らせてロックルームへと向かう。

部屋は案の定ロックされていてあとから来るであろうメンバーにセキュリティを呼んで

とLINEを送った直後に彼女がセキュリティを連れてきたもんだから

これは以心伝心と呼ぶべきなのか!?

と感心し、やっぱりしごできの彼女に感謝する。

課題の曲を本番二ヶ月前に覚えてしまった僕らは「分かってないよ」という曲を始めた訳だがこれがやっぱりつまらない。

曲自体はいいのだが難易度が低すぎて10分ほどでマスターできてしまう。

ボーカルがいなければ、難易度☆1の超簡単スッカスカ曲な訳だからボーカルの重要さに気づく。

4時から5時半の1時間半は文字よりは、はるかに短く感じて、やっぱり今の僕にとって1番快適な空間はそこなのだと思った。

そういえば今日花火があがった。

何年ぶりの花火だろうか。

しかも春に。

綺麗だった

少し肌寒く、予定より遅く始まった花火は空に浮かび消えてゆく。

周りの人は真剣に見ていな買ったと思うが僕は結構真剣に見ていた。

多分僕はまた当分花火を見ないんだろうなと

そう思いながら眺めていた。

その後は友人と花火について話し、写真を送る。

綺麗に撮ったねとは言われたが意図していないのでなんと返せばいいのか困る。

気づけばあと今日4/21を入れれば2日、それしかない休みが花火の儚さと重なった。

たぶん今日も明日も同じように過ごすのだろうなと思うと無駄にしているのか楽しんでいるのかが分からなくなる。

徐々に帰ってきた人間はまわりを騒がしくし、いっそ帰ってこなければ良いのでは

なんて思ってしまう。無論心の底からの願いではないが。

どうこの2日を過ごそうか。そう考えているうちにも、残りが48時間ではなくなっていく。

初日とは言わない、だけれど2日前くらいには戻ってみたい。

もう一度映画を。それを見た日に戻って違うことがしたい。

長いと思った1週間あまりは短く儚く、今後を憂鬱にさせる地獄ウィークだったという訳だ。

とは言っても学校がないだけマシだが。

明日は時間をオーバーしないようにつとめる

そう書きながら明日の日記は今日の日記なのだと気づく。

僕が忘れなければまた、23時間以内にはお会いできている事を祈って

それでは

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