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少年院に寄付します[2]

約十ヶ月ぶりの第二回です。今回もメモがわりに気楽に書いていこうと思います。気楽に読んでください。


私は、書き物に関係するお仕事で少しだけお金をいただいています。本当に少しではありますが、私にとっては途轍もなく大切なお金です。ありがとうございます。

そんな大切なお金を「誰かのために使えないかなあ」と考えた結果、少年院の子どもたちの支援に充てることとしました。

その背景については、第一回の記事に。



今回は、その後の進捗について。


前回から寄付を始めたプロジェクトについて

活動レポート

第一回の記事でお伝えした通り、私は「少年院を出院した子どもたちに寄り添い、更生自立を支え続けるプロジェクト」に寄付を始めました。現在も継続して、寄付を行なっています。

このプロジェクトでは、活動内容を紹介する活動レポートを公開しています。寄付金をどのように使っているか、サポートを受けた方がどのように前向きな日々を送っているか。そういった現場の様子を知ることができ、非常にあたたかい気持ちになります。

本プロジェクトが投稿している記事には、寄付者だけが閲覧可能な記事もありますが、誰でも見ることのできるものもあります。

例えば以下の記事。イラスト付きでとても見やすいです。ぜひご覧ください。


少年院の見学ツアー

このプロジェクトの寄付者先行で、少年院見学ツアーの招待が何度かありました。とても興味があったのですが、残念ながら仕事の都合で参加できず。

定期的に開かれているようなので、いつかタイミングがあえば参加したいです。


「就労支援事業者機構」について

上記プロジェクト以外にも貢献できるものはないかと調べていたところ、「就労支援事業者機構」というものを見つけました。少年院・刑務所問わず、前科がある方の雇用を支援する機構のようです。

日本全国を対象にしたものと、各都道府県別のものがあります。こちらは全国版。

犯罪者や非行少年の改善更生を図ることが、 治安の向上のために取り組むことのできる 効果的な方策です。

全国就労支援事業者機構HP より


こちらはご縁のある岡山県版。

NPO法人岡山県就労支援事業者機構は、
「雇用」で犯罪や非行をした人の
立ち直りを支援していく団体です。

岡山県就労支援事業者機構HP より


前科がある方にとって、雇用はとても大きな問題です。前科が理由で雇ってもらいにくい、ということは皆さんも想像しやすいかと思いますが、それだけではありません。出院者の再犯率について、無職の人は54.9%、有職の人は9.1%というデータもあります(以下のサイトより)。


私は少年院への支援を優先してはいますが、少年院と刑務所、どちらも支援したい思いがありまして。2023年5月から「全国就労支援事業者機構」および「岡山県就労支援事業者機構」の事業推進・就労支援に協力するために、継続的な寄付を始めることとしました。

「全国〜」のHPには寄付を行っている会員の方々の名前が公開されていますが、正直それほど多くない印象です。また「岡山〜」の方に関しても、担当者の方とお電話した際に、個人会員になられる方は少ない、と教えていただきました。

第一回の記事で書いたように、こういった活動に積極的に協力しようと思う方は多くないかもしれません。ただ、そもそも存在を知らなかった、背景を詳しく知らなかった、という方も多いはずです(かくいう私も)。

これを機に、刑務所・少年院などへの寄付について考えてみていただけると幸いです。


※ちなみに「岡山県就労支援事業者機構」では、岡山刑務所の見学を定期的に開催していますが、実際に雇用することを考えている組織の方々を対象とした見学会とのことなので、個人で寄付を行う場合、参加できないようです。




以上、進捗報告でした。少しずつではありますが、少年院や刑務所についても学びながら、活動の幅を広げています。

また数ヶ月〜半年後くらいに、進捗を報告する予定です。

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