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【辛い麺メント】泡系

皆さんは泡が好き?

オシャレなラテアート、絶妙な比率でビールの上にで浮かぶ白い泡、見ているだけで心が安らぐと思わないか?私は思わないね。

邪魔なんだよね泡が。ビュッフェでビールサーバーがあるじゃん?あれで泡70%のビールが出来てしまった時はめちゃテンション下がる。うん?ただビール注ぐの下手くそなだけ?そう......

あくまで個人の感想だ。だがSUNTORYも「神泡か、神泡じゃないか」とコマーシャルで執拗に言うので、飲み物における泡の有無を気にしている人が一定数に存在していることが伺える。

それじゃさ、ラーメンのスープも泡を立たせてみねえか?

そういうラーメン実在した、それが泡系ラーメンという。名前の通りスープの表面にフォームミルクの如く泡が浮かんでいるところが特徴。脂分と空気が混ざり合ってできた泡のおかげで、マイルドな旨み、甘み、とろみが、通常のラーメンスープよりも際立つそうだ。

本当かな?泡狂いどもが自分にそう言い聞かせ自己陶酔しているだけなのでは?

ここまで言うなら泡アンチの私が直々に確かめてやろう。泡WARだ。

それでは麺屋鴒さん、対戦よろしくお願いしたします。開業から数ヶ月しか経っていないが、食事の時間になるとほとんどが満席になるほど評判がいい。開店の11時30分に入店した。

これが泡系鶏白湯辛味噌ラーメン、この店で唯一辛味のあるメニューだ。一応辛い麺メントだからね。ちなみに+30元で味玉を一個追加するバージョンがある。

ズームアップしただけの写真。泡の上には一味らしき粉末をまぶしてあり辛い演出する。お椀の真ん中に刻んだレッドオニオンとネギが礁の如く浮かんでいる。見た目はよろしい、だが味はどうだ?

太麺といったところか。食感がいい。泡でスープが麺に絡んでいるのが視認できる。思わぬ効果。

鳥むね肉のチャーシュか。低音調理されたようでとても柔らかくジューシーに仕上がっている。

黄色っぽさを帯びた鶏白湯。辛味噌を溶かしてあると見ていいだろう。泡が舌上で弾ける感覚がある。スープ自体はとても濃厚だがくどくなく、綿密感がある。刻んだレッドオニオンの甘さと辛みが口の中リフレッシュしてくれてジャンジャン飲める。辛さについてはちょいとアクセントを加えただけで、だけ私からすれば全く辛くない。これはこれで正解だ。あまり辛くするとこの繊細な味が破壊されたら勿体無い。

替え玉は一回無料。お得だぞ。スープを適量に残しておけ。

チャーシュー。薄切りだが面積が広い。やはり低音調理のようで中心がまたお願いピンク色を保っている。歯ごたえがよく噛むほど旨味が出る。肉を食う満足感は十分。

完食。ごちそうさまでした。

泡がどれほど功を奏しているか結局よくわからなかったが、うまいラーメンであることは確かだ。日本の味にも引けを取らないと思う。今まで食べたラーメンの中でもけっこう上位に入る。ラーメンは頻繁に食べてないけど。

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