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【コスメ】推しが尊い

年に2回くらい美容意識が高くなる気がする筆者だが、今まさに美容意識の頂点にいる気がしているので今日もコスメの記事を書いている。

美容意識上がり気味のときは強い女になりてーな、と思っている。女優さんでいうとヴァネッサ・カービーみたいな(ちなみに一年のうち9割くらいは映画「エクスペンダブルズ」に出てくるおっさんたちみたいになりてーな、と思ってます)。
※あくまでイメージです

読者のみなさまにおかれましては「推し」のコスメブランドというのはあるのでしょうか?はたまた、それはブランドではなくアイテム単位だったりするのかもしれない。

とにかく「このアイテム(ブランド)だけは絶対に好き!!!!尊い!!!!!!」というものがあると、メイクが一気に楽しくなると個人的には思う。

筆者はゲランが好きだ。

まずカウンターの対応がすばらしい。行くたびに好きになる(でも高いからそんなに頻繁には買えない…)
そんなに頻繁に行くわけではない筆者の顔も覚えられているくらい、BAさんの対応が素晴らしくて「また来よう…!」となるのである。

次に、コスメの品質が良い。
洗練されつつもゴージャスな容器、カラフルでいい香りのする粉や液体。

先日、手持ちのレソンシエルがなくなりそうだったのでゲランのカウンターに行った。ゲラン様は今年、レソンシエル ハイ パーフェクションというファンデを発売されていたので、そちらを試そうと思った次第である。
レソンシエルは「肌にやさしい」「つけるほど美しくなる」というウリ文句に悩殺されて購入した記憶がある。

本記事では詳しいレビューはしないが(レビューはアットコスメの方に書いてるので、ご興味がおありでしたら探してみてください)、リピート確定する程度にはお気に入りアイテムであった。

とにかく、使っているコスメがアップデートされたというので、ちょうど切れそうだしと買いにいくことになった。

筆者の行くデパートのゲランカウンターはそれほど広くなく、シャネルやディオールなどと比べるとこじんまりとしている。
サンプルの並べられた棚の前に立ち、目的のファンデを探しているとBAさんに声をかけられる。「今これを使っていて…」「なくなりそうなので次はこれが欲しくて…」

何度行っても、デパコスカウンターは緊張するものである。最初だけなのは分かってるんですけどね。とにかく最初の一歩がしんどい。でも、目的を伝えられればあとは簡単。

カウンターに座らされ、目的の品の色味をチェックする。今の御時世、顔に直接化粧品を塗るということができないため、手の甲での確認&BAさんの目測による色合わせになる。

いやハードル高いわ!

でも大体なんとかなったりする。BAさんも一日何百人という人間の肌を見ている人種なので。筆者は信用しております。今回は、以前使っていたファンデと同じ色味を買うことにした。

前回買ったのが半年くらい前なので、それほど顔色が劇的に変わったというわけでもなく、BAさんからも「この番号で大丈夫そうですよ」と言われるがまま決めたものである。結果は、塗った直後は若干白いかな?と思わなくもなかったのだが、少し時間をおけば肌に馴染んで違和感がなくなったので問題なしと言える。

ちなみに購入時に名前を登録しておけば、前回何のどの色味を買ったかはその場でわかるので「前回と同じやつ」で通じるので覚えていかなくても大丈夫。

ではお会計となったとき、BAさんも商売なので色々おすすめしてくる。買うも買わないも自由ではあるが、せっかくデパートまで足を運んだので色々見せてもらうことにした。

筆者の美容熱の上下は激しく、故に熱心に毎シーズンの新作コスメをチェックする人間ではないので、カウンターで紹介されると興味津々に聞くタイプの客である。BAさんも購入履歴を見て好きそうなアイテムを紹介してくれる。

今回紹介してもらったのはアクア アレゴリアの新作2つと、本記事の本命、テラコッタ ブルーム。

にわかの筆者は知らなかったのだが「ゲランといえばテラコッタ」くらい人気商品らしい。主に原産国であるフランスで。そら知らんわ。
で、今回日本でも発売になったテラコッタ2色はどちらも一部店舗での限定商品とのこと。尚の事知らんわ。

しかし日本にも熱心なファンがいるらしく、テラコッタは予約以外の販売はほぼないくらい、入荷が少ない商品だったらしい。筆者が買ったとき、のこり3つでしたと言われた。

で、このアイテム何?って話なんですが、ブロンザー、アイシャドウ、チークとマルチに使える便利な粉である。

まず何より見た目が美しい。
彫刻のような型押しがされた表面に、金色の粉がまぶしてあって波打つような芸術的ルックス。琥珀をイメージしたというケースはシックで上品。コンパクトなのでポーチに入れておいても良さそう。

次に粉質がやばい。突然語彙力が消失するくらいやばい。なめらかなんていう表現ではとても足りない。シルクのような手触りとでも言おうか。とにかくすべすべとしていて、それでいてしっかりと色がつく良発色。サンプルを触って驚愕。キラキラのラメが肌の上にしっとりと乗ってくれて、肌が綺麗になった錯覚さえおぼえる(手の甲ですが)。

あまりの美しさに購入を即決し、使い方を教えてもらってからサンプルやらパンフやら色々もらってカウンターを後にしたときには、記憶にはない良い夢をみた後のような、ふわふわとした幸福感だけがあった。
6千円でこの幸福感は実質無料では!?。これだからデパコスはクセになる。危険な沼。

帰宅中も、頭の中はテラコッタのことでいっぱいであった。
この美しい粉を!使いこなせるのか自分は!!?!!!?!?

とか

インスタになんて書いて投稿すればいいんだ!!!???!?

とか。

帰宅して、ゲラン様の袋を開封し、レソンシエルもそこそこにテラコッタを開けてみた。

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………尊い!!!!!!!!!!!!

詳しいレビューは例のサイトに書く事にして、本記事ではゲラン様がいかに尊いかを語っていくことにする。まだまだ長いです。

はじめてゲランのコスメを試したのは、香水沼に入りたての頃。ゲランの香水というものに憧れて、しかし初心者のためにどんな香水を選べばよいのか分からず、BAさんに「こんな感じの〜」と伝えて出してもらったのがオーインペリアルであった。
筆者の初・ゲランである。

いい香り…あ、消えた

そんな感じ。
オーインペリアルの爽やかで儚い香りは、広大なコスメ売り場のあちこちから漂う他の香水の香りに混ざってすぐに消えていった。
しかし、なにも買わずにカウンターを後にした筆者に対しても丁寧な接客、商品に対する愛情が感じられるような説明がとても好印象で記憶に残っていた。

その後、同じカウンターで夜間飛行を買うことになる筆者であった。
どうやらそこがゲラン沼の入り口だったようで、定期的にカウンターに通うようになり、ゲランというブランドは遠くて憧れでよく知らないブランドから、ちょっと背伸びして気合を入れるときに使うブランドに変化した。

デパコスの品質はどのブランドもいいのは承知しているが、なんとなく、ファッション系ブランドよりも化粧品専門ブランドのほうが好感が持てる気がしている。初めて買ったファンデもランコムだし。

そんな諸々を含めて、筆者の今一番の推しブランドはゲラン様なのである。もちろんラインで揃えるほどの財力はないので、これ!と決めたアイテムを大事に使っているわけだが。やっぱりレソンシエルは良い。つけ心地もいいし、容器かわいいし、薄付きで崩れ方も汚くならない。大変筆者好みのファンデである。

テラコッタも良い。
ブロンザーを今まで使ったことがなかったのだが、肌色が健康的に見えるし、チークとしても優秀。しかもいい香りがする。夏メイクにピッタリなアイテムなのである。もうね、本当好き。

長くなってきたのでそろそろ締めよう。

テラコッタは大変素晴らしいアイテムであるのだが、日本でいまいち知名度がない(実際、BAさんに勧められるまで知らなかった)のが大変勿体ないと思う。そう思ったので今回はこの記事を書いている。

はぁ…ゲラン様尊い。

今日も筆者はゲランのコスメで武装して仕事に向かうのである。

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