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代官山LE LABOで香水を買った

以前記事にしたLE LABOのTHE NOIR 29を使い切った。
その事を、同じLE LABOユーザーの友人に話したら一緒に買いに行こうということになった。

二人とも前は銀座の店舗で買ったのだが、せっかくなので代官山で香水を詰めるところを見てみたいと思い、代官山に向かうことにした。
ちなみに友人はガイアック10を使っている。ブルジョワめ。

お互いに有給を取った平日の昼過ぎ、代官山で待ち合わせてLE LABOへ。
おしゃれな店内はそれほど広くはなく、平日とはいえ混雑回避のために入店制限がされていたため、10分くらいお店の前で待つことになった。
店内からいい香り(おそらくサンタル)が漂ってくるのでワクワクしながら、友人と香水トークをして待った。

いよいよ入店。手を消毒して案内され、「お探しのものはありますか」と聞かれたので迷わず香水を見たい旨を伝える。

二人とも買うものは決まっていたのだが、せっかく来たのでという事で他の香水も試させてもらった。
でもやっぱりテノワール29が一番だった。

甘めだけれどもスッキリしていて気持ちの良い香り。春夏でも重くなりすぎずに使いやすいと思っている、お気に入りの香り。

当初は15mlの小さいボトルを買うつもりだったのだが、50mlボトルからなら空になったボトルを持って来れば少しお得になるサービスがあると案内されて、迷った末に二人とも50mlを買った。なんとも流されやすい。

どうせリピ確定なので安くなるならお得だよね、と自分達を納得させる。

ちなみにガイアック10の50mlだと恐ろしい値段になる。夜間飛行買った筆者が言えたことではないのだが……しかし個人的に、夜間飛行を超える価格の香水を買うことはもうないだろうなと思っている。

話が逸れたので元に戻そう。
香水を選び(とは言え最初から買うものは決まっていたのだが)、ラベルの刻印文字を書いてしばらく待つ。
その間、店内をうろうろして商品を眺めたり、他のお客さんが香水を試しては口々に感想を述べているのを聞いたりしていた。

いよいよ自分たちの香水が調合される番になった。

ガラス張りの調合室(なんて言えばいいのか分からないが…)の向こうに、案内してくれた店員さんが白衣を着て現れた。
調合を器具をアルコールで消毒して、まず香水の50mlボトルにアルコールを入れる。
次に香料の入ったアルミのボトルから慎重にスポイトで取り出し、量を計ってボトルに入れる。
アルコールと香料の入ったボトルを、専用の攪拌器(初めて見た)で混ぜてラベルを貼って完成。

友人と一緒に興味津々で眺めていたのであっという間だった。

買い物を終えて、非常な満足感と共に店を後にした。

香水というのは嗜好品で、生活必需品ではないものに何万円も出すというのは非日常的な体験だと思う。何度経験しても楽しいので、香水沼はやめられない。とはいえ最近は、お気に入りの香りが見つかったのでそこまで深入りすることはなくなったが…。

とにかくそれからというもの、筆者はほぼ毎日のようにテノワール29をつけている。もちろん、気分によって香水は変えるが、何も決まらない日はテノワールを着けるようにしている。
おすすめの着ける場所は両肘の内側。腕を上げた時に自分でも香りが分かるのがいい。

LE LABOの香水は香りが強すぎないので、値段はちょっとお高めだが香水初心者にもおすすめできる。香りの持続性も長くてなかなか減らないところもいい。朝つけたら夕方まで付け直すことはほぼない。

50mlという容量もちょうどよいと思った。15mlのボトルを使っていたときは大事にちまちま使っていたが、50mlにしたとたん惜しみなく使うようになった。
ルラボの香水は1年を目安に使い切るよう推奨されていたはずなので、気持ち多めに毎日使ったら50mlだとちょうど一年くらいで使い切るのではないだろうかと思う位の量。

そんなわけで、再びTHE NOIR 29について熱く語ってしまったが本当に良い香りなのでどうかLE LABOの近くに出かけた際には試してほしい。もちろん、他の香りも良い。

この50mlボトルを使い切るのは時間がかかりそうだが、お気に入りなのでなくなったらリピートする予定だ。

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