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坂本龍馬の志を感じる亀山社中跡へ

< 長崎&五島(福江島)の旅:no.10>

長崎で、もうひとつ、訪れたかった場所があります。

亀山社中跡。
皆さまご存知、坂本龍馬が結成した日本初といわれる商社です。

数年前に、龍馬の故郷・高知を訪れた後、
機会があれば、長崎の亀山社中にも訪れたいと思っていました。


路面電車の、最寄り駅「新大工町」で下車。
そこから、歩いて、亀山社中跡へ向かいます。

途中、こんな標識が出てきました。

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若宮通り or 龍馬通り

どちからも行けるようです。
では、上に表示されている若宮通りから行こうという事になりました。

階段が続く、若宮稲荷神社の鳥居を通り、この道を右手へ。

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辿り着いた資料展示場は、なんと、コロナ禍の為、閉館していました。

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亀山社中資料展示場

う~ん、残念。
こればかりは、仕方がなく…。
そのまま、龍馬通りへ。

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龍馬通り

それにしても、だいぶ高台に上がってきています。

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ここで、「龍馬のぶーつ像」を発見!

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龍馬のぶーつ像

かなり大きな「ぶーつ」。
ここに、足を入れ、船の舵輪を握って、海を眺める龍馬の気持ちになって、
記念撮影するために作られたそうです。

成程…。

そして、亀山社中跡(亀山社中記念館)に到着です。

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亀山社中跡(亀山社中記念館)

こちらでも、感染防止対策として、体温測定、居住所の記入、入場数制限もされていて、残念ながら、二階へあがる事も出来ませんでした。
きっと、密になるからでしょうね。

社中の庭から眺める長崎の街。
今は、多くの建物が、建ち並んでいるので、海まで見通せないのですが、
龍馬が、この地を駆け回っていた時代は、この近辺から、海まで臨むことが出来たそうです。

当時の写真が、絵葉書になっていたので、一枚、購入してしまいました。

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現在の亀山社中からの眺め

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亀山社中付近からの長崎港(慶応二年(1866年)頃)
(絵葉書)

この絵葉書と見比べながら、150年程前と、随分変わっている、今の街の風景や、
港の様子を、龍馬が見たら、どう思っただろう、なんと言っただろうっと、
想像するだけでも、ちょっとワクワクしちゃいます。

海援隊士の、ひとりずつ撮影した記念写真も展示されていました。

有名な、袴にブーツ姿の龍馬はもちろんですが、
皆それぞれ、思い思いの服装で映っている姿が、なんとも言えず、心に響きました。

龍馬をはじめ、あの激動の時代、幕末を駆け抜けた志士達。
「今、ここから、俺たちが変えていくんだ!」と、希望を胸に、期待を胸に
ここ長崎の海の先に広がる、まだ見ぬ壮大な世界に目を向けていたんだと。
きっと、目を輝かし、心躍らしていたんだろうと。

彼らのそんな想いが、ひしひしと感じられて…。
改めて、ここ亀山社中を訪れることが出来て、良かったです。

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