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SWOT分析、5日目は「クロスSWOT分析」with chatGPT

アルミをメインに金属のリサイクル事業を営んでおります。
代表の桐山です。
SWOT分析5日目の今日は【クロスSWOT分析】に取り組んでまいります。


まずは強み、弱み、機会、脅威をSWOTのフレームに当てはめてみました。

クロスSWOT分析の概要

自分自身の確認のため、クロスSWOT分析についておさらいしたいと思います。

クロスSWOT分析を行う
内部環境と外部環境の書き出しが終わったら、それぞれの要素を掛け合わせて方向性を考える「クロスSWOT分析」を行います。
クロスSWOT分析図表
内部と外部の強みと弱みを掛け合わせることで、それぞれの組み合わせから考えられる4種類の戦略を導き出せます。

<強み(S)×機会(O)>
自社の強みを活かし、機会をとらえる方法を考案する。導き出される戦略をSO戦略という。
戦略の例:
「品質の高さ(S)」×「需要の多さ(O)」=品質の高さをウリに積極的なPRを行う

<弱み(W)×機会(O)>
自社の弱みを改善し、機会に挑戦する方法を考案する。導き出される戦略をWO戦略という。
戦略の例:
「商品の生産力が低い(W)」×「商品需要の拡大(O)」=商品の生産力を上げて販売拡大を狙う

<強み(S)×脅威(T)>
自社の強みを活かし、脅威を避ける方法を考案する。導き出される戦略をST戦略という。
戦略の例:
「品質の高さ(S)」×「商品需要が縮小している(T)」=品質の高さで選んでもらい縮小した市場の中での生き残りを図る

<弱み(W)×脅威(T)>
自社の弱みを理解し、脅威の影響を最小限に止める方法を考案する。導き出される戦略をWT戦略という。
戦略の例:
「商品の生産力が低い(W)」×「商品需要が縮小している(T)」=ポジションが取れない場合、事業撤退する

https://www.salesforce.com/jp/resources/articles/marketing/swot/

以下、当社のクロスSWOT分析です。

SO戦略(Strengths/Opportunitiesの組み合わせ)

  • アルミ需要拡大に向けた専門サービスの提供強化: 自社便による定期回収の機会や機動力を活かし、工場取引の専門性を更に高める。

  • 環境規制対応サービスの強化: ISO14001認証と環境保全の取り組みを通じて、市場差別化を図る。

  • 市場シェア拡大: 長期取引関係と地域内シェアを基に、商圏を少しずつ広げる。

WO戦略(Weaknesses/Opportunitiesの組み合わせ)

  • ニッチ市場での展開: 小規模ながらも専門性と柔軟性を生かし、アルミを軸としたリサイクル回収を進める。

  • フロントエンド商品による営業: コストダウン、高性能、利便性など特色ある商材で営業力の弱点を補う。

  • クロスセル商品の開拓: 既存取引先において、提供可能な商品・サービスを開拓し、粗利の上乗せを図る。

ST戦略(Strengths/Threatsの組み合わせ)

  • 競合他社の排斥: 生産現場に直結した資材・サービスにより価格以外の付加価値を提供する。

  • 事業多角化: 自動車産業の停滞に対応し、環境保全と回収原料の高品質化を前面に出し、既存ビジネスモデルが応用可能な他業種への拡張を視野に入れる。

  • 教育システムの強化: 採用競争に打ち勝つため、自社サイトやSNSを活用したブランド力向上を図る。技能目標と到達期間を明確にした教育システムを構築する。

WT戦略(Weaknesses/Threatsの組み合わせ)

  • 新市場へ開拓: 地域内深耕と同時に、外部リスクに備えた新規業種や市場への進出を図る。

  • 海外取引:販売先、仕入先の海外ルートを構築する。海外に強いパートナー企業との連携を強める。

  • 人材要件とジョブの絞り込み:自社で採用する人材とジョブを明確にし、労務費の上昇を抑制する。

chatGPT活用によるクロスSWOT分析

ゼロベースでいざ作るとなるとなかなかハードルが高く、筆が止まってしまいました。
そこでchatGPTを試してみました。
その結果、自分では導き出すには相当時間がかかりそうなアウトプットをものの数秒ではじき出してくれました。
もちろん、そのまま使えませんが、おおよそ私が考えていることに近い分析を提示してくれます。余分なところや不足を私が修正すれば済むので、どうでしょう、3時間ほどで作成することができました。
非常に高い生産性です。
ゼロから自分でやっていたら、、1週間以上かかったかもしれません。それどころか途中で終わってしまっていたかもしれません。
chatGPTのアウトプットが自分にとってヒントになり、また分析の勘所がつかみやすいと感じました。
chatGPTに丸投げしたわけでなく、そもそもの分析の文言は自分の言葉なので、生成される文章に違和感がありません。それどころか頭が冴えているときの自分が考えたような文章です。
本題のクロスSWOT分析から少し話がそれてしまいましたが、思わぬ副産物だったので記しておきます。

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