秋の風が吹き始める武甲山へ
みなさん、こんにちは。
今回は奥武蔵にある武甲山へ登った時の写真を紹介します。
この日は朝早く起き、雲海を撮影しており、そこで見えた武甲山に登りたくなったので登った、という経緯です。
山の写真を撮っていると、
その山に登りたくなるというのは、よくあることです。
朝の雲海記事はこちらです。
雲海の撮影を終え、そそくさと山の準備をして、登山口へ移動します。
武甲山表参道、一の鳥居駐車場から登ります。
爽やかな緑と豪快な沢の音がお出迎えです。
ひんやりとした風が気持ち良いです。
今回は山を歩きながら、光を探す練習をしました。
何気ない風景でも、光が射し込んでいると全く違った見え方になるので、
光は偉大だと思っています。
歩いて、深呼吸して写真撮っての繰り返しです。
登山道の横を流れる沢は、先日の台風の影響で水量が増していました。
緑が生き生きしています。
山の中は素敵な光で溢れていました。
鳥の鳴き声と自分の足音しかしない静かな時間を楽しみます。
しばらく歩くと...
恐らく落雷により朽ちた1本の大きな木があります。
中を覗くと、新たな緑が寄り添うようにくっついていました。
哀愁感あり、素敵な景色です。
ちょっと滑りやすい道を慎重に歩きます。
何気なく過ぎるこの木の階段も、作った方は大変な労力だったと思います。
ありがとうございます。
倒木の上にも小さな苔が生き生きしていました。
撮影を楽しみつつ、山頂の神社に到着です。
石垣にもたっぷりの苔が。
山頂の展望台です。良い眺めです。
秩父盆地です。
鳥が羽を広げたような雲がありました。
遥か彼方には浅間山が顔を出しています。
山頂一段下の採掘場では大きな重機が動いています。
こちらは麓にある三菱マテリアルです。要塞みたい。
蜻蛉がたくさん飛んでいました。
また、武甲山山頂からは大きく曲がった荒川のS字を見ることができます。
まさにS字構図...!
空には大きな雲があり、地上に影を落としています。
こちらは夏雲と秋雲の共演です。
季節の移り変わりを感じます。
ボトルに入れてきたアイスコーヒーを飲み、一息ついたので下山開始です。
登りの時に光が射し込んでいた道は、
上空の雲に遮られていました。
サクサク下山し、不動滝へ到着。
ここにはペットボトルが準備されており、登山者が自主的に水を山頂トイレへと運んでいます。
私も何度か歩荷訓練を兼ねて協力させていただきました。
水を運ぶと、水の大切さがよくわかります。
さて登山も終盤、今回はずっと撮ってみたかった、
登山道脇の沢を撮ります。
大活躍の可変NDフィルターと、
Leofotoのミニ三脚です。
楽しい♪
シャッターを長時間開けて、出てきた写真をみてニヤニヤします(周りに人はいません)
赤い岩もありました。
いつもは横目に通過する沢、
想像以上のナイスネイチャーが広がっていました。
今度は武甲山に登らず、この沢を撮りに来ても良いかもと思えるような景色でした。
撮影に夢中で、駐車場に着くころにはすっかり汗も乾いていました。
これから季節は秋へと変わり、
山々も色付き始める頃、また訪れたいです。
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