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もうひとつ Happybirthday☆

14歳になった タムくんへ


タムくん、はじめまして。
舵星 かじぼしと申します。

お母様のかすみさんと
仲良くさせていただいているヨパライです(笑)

かすみさんのご長男である
タムくんがお誕生日を迎えたと
新聞で読みましたので←

僭越ではございますが お祝いの言葉を
こちらにコソッと置いておきたいと思います。

タムくんの生まれた日は
どんなお天気だったんだろう……

誰かのお誕生日には
あの人は こんな日に生まれたんだなぁ……
と 勝手に妄想するのが趣味なタイプの酔人ヨパライなので
タムくんが生まれた日のことも例外なく
勝手に妄想してみました。

でね。

お天気の妄想ついでに
色んなことを妄想するわけです。

例えば……
ヒトの命の始まりについて。

ヒトの命の始まりは
1mmにも満たない受精卵から。

約3億もの精子のひとつが
たった1つの卵子と結合する

それはそれは
とても過酷な旅で
奇跡的な出会いなわけ。

精子というのは
運動能力を持つ生殖細胞

この細胞は
DNAというデータをガッチリ圧縮し
そこにエネルギー源のミトコンドリアをくっつけて
しっぽをつけた だけのもの。

その細胞は まだ意識を持たない

それなのに
たったひとつの卵子と出会うために
ただひたすら 泳ぐ

泳いで泳いで泳ぎまくるの。

人間にしたらどのくらいの距離になるんだろうね。

生きる苦しさも悲しさも知らないその細胞は

酸性の世界で身動きがとれなくなりながら
白血球の攻撃を命からがらかわしながら
やっとの思いで子宮内にたどり着く

でもまだ そこはゴールではなくて

子宮から繋がる左右の卵管
そのどちらか一方に卵子がある

どちらの卵管にも
卵子が居ない時もあるから
どっちもハズレだったりすることもある。

そうやって
精子が過酷な旅の果てに
卵子と出会い結合する ということが
まずひとつ、ヒトの始まりのエモいポイント(笑)

そして その1mmにも満たない受精卵が
コロコロと転がりながら子宮に着床して

何度も何度も 複製と細胞分裂を繰り返して
母体のお腹のなかで
約40週かけて 46億年の進化の形を辿り
1人の人間として生み出される。

ただの細胞だった受精卵から
約37億の細胞からなる今日の自分
できあがっている  ということ。

地球が始まって46億年とか
はじめての生物が誕生して38億年とか
いわれているけれど

太古の昔から
こうして脈々といのちを繋いできた仕組みを知ると
なんかすごいことだ!
と私は思うんだ。

ま、すごいと思わなくてもいいんだけどね(笑)


ヒトは
進化の過程で
大脳を大きく発達させてきた

そのおかげで
成長にとても時間がかかる生き物
なんだって。

だから
ゆっくり大人になっていい。

思春期 なんて言葉で
片付けて欲しくないくらい
様々な感情が溢れる14歳

大人と子供の中間地点

アイデンティティを確立していく初期段階

私にとって 14歳 とはそんな位置。


頭の柔らかい時期だから
様々な事柄や考えに触れて
頭と心を動かしてみてほしいな。

タムくんは
同級生はともかく
大人ですら そう経験しないこと
小さい頃からたくさん経験してきていると
お母様からうかがいました。

そうしたことも全て
確固たる自分 を形成する血や肉になる。

タムくんが すでに少し大人っぽいのは
きっと そういう経験から
考えたり感じたりしているからなんだよね。

父親と母親から
半分ずつ受け継ぐDNA 。

そして いつか
色々な意味で
お父様とお母様を追い越す時が来るでしょう。

それが何よりの親孝行のひとつだと
私は思っています。

タムくんのこれからを
陰ながら 酔っ払いながら 応援しています。


タムくんにしか歩けない人生を
どうか
思う存分に 味わって 楽しんでくださいね。

お誕生日おめでとう!

━追記━
約0.06mmというとても小さな精子ですが  その小さな細胞ひとつに なんと 37.5MB相当のDNA情報が詰まっている!という書き込みを見ました。(いや、もっとキチンと計算したら715MBだったぜ!みたいな書き込みもあり すごっ!って思いましたw)。 これからの情報化社会において「正しく情報を読み解くこと そして正しく情報を発信すること」が大切となるそうです。
自身のDNA情報の取り扱いについては くれぐれもご注意ください!←

今回の目玉情報

中学生の頃から おバカすぎて
進学できる学校がなさそうで
プロレスラーになることをガチで勧められた

保健体育担当
テキトーな大人
舵星より(笑)