それは聖夜の夢の国であったり。
夏祭りの後、公園で話すベンチであったり。
大人達が騒ぎ散らした後の深夜の桜の下であったり。
布団の上から見る夜明けの光だったり。
僕は未だに夢を見ている。醒めることのない夢を。僕はいつまでも夢に生きている。夢を失うことは僕の喪失なのだろう。

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