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ハッピーニューイヤー

Shana Tova! (良いお年を!)
西洋暦に慣れている日本人だとピンとこないと思うのですが、イスラエルはローシュ ハシャナーというユダヤ暦の新年を9月終わりに迎えています。

ユダヤ暦は太陰暦に沿っているので、毎年日にちは違います(ユダヤ暦は同じ日にちなのですが、西洋暦で見ると毎年日にちがズレる。)

今年2019年は9月30日に新しい年を迎え、ユダヤ暦で数えると今年は5780年目だとか!

多くのイスラエル人は親戚で集まり食事をして家族との時間を大切にします。今回は有難いことに私のルームメイトがそのファミリーイベントに招待してくれました。

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彼女の叔母の家がある海辺のキブツに26人の親戚が一堂に集まりました。
ビーチが目の前なので日中はビールを飲みながら透き通る波に揺られ、夕方には野菜たくさんの豪華な食事を頂き、夜は夜風に当たりながらおしゃべり。とても貴重で素敵な時間を過ごさせてもらいました。

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ハイファに近いキブツで目の前が綺麗なビーチです。歩いて1分でもう水の中です。

~食事に関して~

どの家も新年の料理は少し違いがあるそうですが、必ずりんごとハチミツはどの家庭の食卓にも乗るそうです。これは「丸くて甘い(良い)一年になりますように」という意味を込めています。

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あとは「実りの多い一年になりますように」という意味で種の多いザクロを食べます。

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他には魚のすり身を少し甘く煮た物や、沢山の野菜を使ったピクルスやサラダ、チキンスープ、柔らかくなるまで煮たお肉のシチューなど、どれも絶品の家庭の味を頂きました。お母さん達は全て作るのに2日間かけて用意したそうです。

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右からザクロ、パプリカの甘いピクルス、そら豆をニンニクと一緒に煮た(?)もの。

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メインディッシュのお肉のシチューと甘く煮た人参、オーブンで焼いたポテトとローズマリー

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キャベツのマリネ、人参とナッツと干しぶどうのサラダ、ビーツ、パプリカのピクルス、ナスとトマトのペースト

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ユダヤ人の歴史に絡んだポエムを読んでくれたのですが、残念ながらこれはヘブライ語でわかりませんでした。。

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海辺なので夜は風が気持ちいい。

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白いテーブルクロスに彩りのいい食事が並びます。

みんな私のためにしばしば英語で話してくれたので寂しくなることもなくとてもリラックスしたいい時間が過ごせました。感謝です。

※この記事は2019年9月に書かれました。

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