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イスラエルってどんなところ?

みなさんはイスラエルと聞いてまず何を思い浮かべるでしょうか?

「砂漠の国」、「紛争で危ない国」というイメージがあるかと思いますが、実は中東の中でも観光スポットが豊富にあり、特にエルサレムは、イスラム教、ユダヤ教、キリスト教の聖地が集まっているため、毎年世界中から多くの巡礼者や観光客が訪れます。

国の面積は四国ほどしかない小さな国ですが、形は南北に長いため、南はネゲブ砂漠が広がり、北は涼しく冬には雪が降ることもあります。西には美しい地中海ビーチ、東には世界で一番低い位置にある塩湖「死海」があり、多様な面が楽しめる国です。
ちなみに、パレスチナ自治区であるヨルダン川西岸地区も、観光客はイスラエル側から訪れる事ができます。

写真は駐日イスラエル大使館から引用
https://embassies.gov.il/tokyo/AboutIsrael/People/Pages/%E5%A4%9A%E6%A7%98%E3%81%AA%E6%B0%91%E6%97%8F%E3%81%A8%E6%96%87%E5%8C%96.aspx

多様と言えば、現地に住んでいる人も人種も様々です。
人口の約75%を占めるユダヤ人は、国を持たずに2000年以上世界に散らばって住んでいた歴史があるため、さまざまなバックグラウンドをもつ人が多く、みんな違ってあたり前な社会です。
その他にもユダヤ教、イスラム教徒、キリスト教徒、ドゥールーズ教など様々な信仰を持つ人たちが集まる国でもあります。

また、イスラエルは別名「中東のシリコンバレー」と言われるほど、毎年多くのイノベーションが生まれるスタートアップ大国としても有名な国です。
日本も含め、世界中の企業や投資家がイスラエルのハイテク技術をもとめて活発に投資を行っています。

小さい国でありながら、一人当たりのGDP比は日本より高く、世界を視野にビジネスを展開しています。
農業技術も最先端を走り、農業の自動化と効率的な資源の活用、遺伝子研究などを活かし、今や食糧自給率は驚きの80%以上です。
出生率も非常に高く、同時にユダヤ人の移民は引き続き増えているため、先進国の中でも若い労働力に溢れています。2022年からはウクライナから避難してくる人も多いそうです。
ただ、イスラエルの社会が成長するにつれて、貧困格差が開いてきているのも問題になっています。

また、イスラエル人は一般的に議論好きな人も多いです。「失敗は成功の母」といったアインシュタインもユダヤ人ですが、失敗は人生の経験として必要なものととらえる社会風潮がイスラエルにはあります。そのためチャレンジする人を応援する人がほとんどです。

私たちは、日本とイスラエルの将来を担う両国の若者が、お互いに異文化理解を深めることで、ミスコミュニケーションを減らし、将来の二国間の架け橋となる人材が育つことを期待しています。

また日本の学生には、イスラエルに触れる事で、これから新しいことに前向きにチャレンジできる姿勢を学んでほしいと思います。

そのためにも、無料のオンラインイベントや国際理解プログラムなどを引き続き開催していきますので、皆さん是非ご参加ください。

今後もSNS等で情報をアップしていきますので、是非チェックしてください↓↓
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