4名の関東スマブラフォトグラファーを紹介・考察してみた!

どうもみなさん、ウメブラSP9の写真投稿3番目の
アルファです。

ウメブラSP9の写真公開されましたね!いかがでしたか?
まだ見てない方はボリュームが特大過ぎるフォトワークを是非ご覧ください!

https://twitter.com/alfa_gorinne/status/1614201606354120707?s=61&t=D9ku38eoTJRPIR5nQx6dmQ


んで、今回何をするかと言いますと…

だりもこさん・さきょうさん・うってぃーさん・限界社会人ナナミさん

の4名および各々の写真について紹介してみた!
って回でございます。

このお4方ですが、おそらく関東のスマオフ会場で
特に名の知れたフォトグラファーの方々かと思います。
今回のウメブラSP9でも全員勢揃いでしたしね。

ただ、ここでふと感じたわけですよ。
これだけの方々が撮影しているものの、写真を普段撮らない人からすると

「写真って誰が撮っても一緒じゃね?」

と思われてもおかしくないんじゃないかって。

これだけのメンバーがそれぞれの作品に情熱を注ぐ中、それじゃあ勿体無い…
自分、動いてもいいですか?

ってことで今回は、この4名のフォトグラファーを
アルファ的考察を加えながらみなさまにご紹介させていただこうと思います!

この記事を読んで、フォトグラファーによってこんなに写真変わるんだ!
スマブラ界隈の写真おもしれぇじゃん!って思ってくれたら嬉しいです。

それでは参りましょう〜


だりもこ さん

【プロフィール】
写真歴:大学1年の頃から(ミスコンがきっかけでカメラを購入)
スマオフ撮影デビュー:ウメブラ32
よく撮影する大会:ウメブラ
スマブラ以外で撮るジャンル:他ジャンルはあまり撮らない

スマブラフォトグラファーの文化をつくった人

スマオフの写真を投稿するという文化は今でこそだいぶ浸透してきましたが、
その原点をつくってくれたのが だりもこさん です。

だりもこさんがメインで活動されていたのは スマfor後期〜EVO JAPAN 2020 までというイメージですが、
私たちフォトグラファーがすんなり界隈に入って来れたのは
だりもこさんが上記の期間中に写真文化を広めてくれたおかげだと考えています。

私もプレイヤーのみで活動していたころから、だりもこさんの写真を知っていたため
フォトグラファーのデビュー戦で、何を撮るか困ることはほとんどありませんでした。

まただりもこさんが過去に生み出した名画は、
今のスマブラ界隈の盛り上がりにも繋がっていると思います。
EVO JAPAN 2020 の写真は特に印象が強いですね。


撮られる側の立場を最も理解している

そんなだりもこさんですが、今関東にいるフォトグラファーの中で
「撮られる側の立場」を一番理解している方だと思います。

というのも、だりもこさん自身がモデル側を経験していることがあり
“ どう撮られたら嬉しいか ”、“ どう撮ったらカッコよく見えるか ”
が感覚的にもわかるのだと思います。
またそれが過去の名画誕生の理由にもなっているのではないかと。

もちろんだりもこさん自身が声をかけているのもありますが、
撮られる側の人がとにかく嬉しそうな顔をしているシーンが多いんですよね!

そういう部分を引き出すのって、かなり難しいはずなんですけどね…


スタッフや選手との信頼関係

EVO2019 の写真をを中心に見ていて思いますが、
選手やスタッフがカメラを向けられたときに、すごく安心して撮られているように見えるんです。

やっぱり人を撮影するってなったときに、
撮影者との信頼関係って本当に重要なんです。

選手やスタッフの皆様も「この人に撮ってもらいたい」「この人になら任せられる」と感じているんだな というのが、
だりもこさんのこれまで作品に表れているように思います。

さきょう さん



【プロフィール】
写真歴:8年
スマオフ撮影デビュー:篝火#5(スタッフとしては#6から)
よく撮影する大会:篝火・マエスマTOP
スマブラ以外で撮るジャンル:スナップ写真

スマブラフォトグラファーの流れをつくった人

だりもこさんがスマブラフォトグラファーの始祖だとすれば、
さきょうさんは昨今の写真投稿の“ 流れ ”をつくった人だと思います。

関東の大型大会を筆頭に、明らかに最近撮影スタッフが増えています。
もともと写真撮影が好きでスマ界に足を踏み入れた人や、スマブラきっかけで写真を始めた人など出身は様々ですが
この撮影文化の流れをつくったのが さきょうさん だと思っています。

私が写真撮影を始めたタイミングで、すでにさきょうさんが流れをつくってくれていた印象があり、
今もなお撮影スタッフが増えている根幹には、さきょうさんの存在が大きかったと思います。

レタッチへのこだわり

ご本人もレタッチすることが好きだとおっしゃっていましたが、
かなりこだわっているなと感じられます。

(レタッチ:写真の色などを編集すること
      逆に撮影したのをそのまま使うのは「撮って出し」)

今回のDay2の会場は白とオレンジ色のライトが強い会場だったのですが、
この写真ではかなり青っぽい色が強い印象です。
この写真に限らず、自分で色をつくり上げることが多いのが
さきょうさんの写真の特徴でもあります。

また印象的なのが、大会中にレタッチして
リアルタイムで写真を投稿されているところです。
大会の興奮をリアルタイムで伝えるって本当に大事なんですよね。
他の撮影者が写真を撮っている一方で、こういった取り組みをしてくれるのは
盛り上がりに直結してくれるからいいですよね。

誰とでも気さくに接してくれる

選手のカッコいい写真がたくさんある一方で、
さきょうさんの写真で1番特徴的なところと言えば
「選手やスタッフの方が視線をくれた写真」が多いことだと思います。

特にEGSメンバーを撮影した写真は、さきょうさんが仲良いことはもちろん
EGSメンバーからもすごく信頼されているんだなと感じられます。

というのも、さきょうさん自身が誰とでも気さくに接してくれて
ものすごく話しやすい方なんです!
おかげさまで私も気軽にお話しさせてもらってますm(_ _)m

根底にある撮影への考えも影響していますが、
今後自分が一番参考にしなければいけない部分がこれだなと感じています。


うってぃー さん



【プロフィール】
写真歴:16年(途中ブランク期間あり)
スマオフ撮影デビュー:篝火#6
よく撮影する大会:篝火
スマブラ以外で撮るジャンル:鉄道(写真を始めたきっかけでもある)

「カメラマン」に一番近い撮影

この記事を読んでいて疑問に思った方もいるかもしれませんが、
タイトル含め、今回敢えて「フォトグラファー」と表現させていただきました。
こういった違いがある、と明言されている訳ではありませんが

・カメラマン:商業写真および依頼を受けて撮影する人
・フォトグラファー:自分から撮るもの・表現を選び撮影する人

という形で私はすみ分けしています。
私も含め、基本的には会場にいる撮影スタッフは「フォトグラファー」として撮影しており
自分が撮りたいと思った表現方法で撮影していることが多いです。

その中でうってぃーさんは、“ カメラマン気質の写真が多い ”という印象があります。
というのも普段カメラマンとして仕事をしているため、
自然とそういう写真が生まれがちなんじゃないかなと思っています。

で、そもそもカメラマンに近い写真って何なのかと言いますと
いろいろ要素はありますが

・ピンが全体的に合っている
・動きのブレが一切ない

などが代表的です。これらが揃っている写真は
「雑誌にそのまま採用できる」タイプの写真ということにもなります。
だりもこさんやさきょうさんも自分の表現としてぼかしやブレを利用するといったことをしますが、
カチッと止まった写真が多いことがうってぃーさんの特徴かと思います。


つまりこれをプレイヤー目線に落とし込むと、
「アイコンに一番採用しやすい写真」だと思っています。

大会の裏方もガッツリ撮影する

うってぃーさんが篝火スタッフをやっていることもあり、
裏方の写真も多い印象があります。

特にVGBCの方々は、他のフォトグラファーと比べて一番撮られているんじゃないでしょうか?

ちなみに私のアイコンも過去にうってぃーさんに撮影いただいたものです!

初心者にすごく寄り添ってくれる

初スマの撮影や、カメラ初心者へ向けたnoteの投稿など
初心者〜中級者層に寄り添った行動が多いこともうってぃーさんの特徴ですね。

この層のプレイヤーって、撮影される機会がどうしても少なくなってしまうんですよね。そんな側面にも配慮した撮影が特に多い印象です。

またカメラ設定のnoteでは、カメラ始め立ての人に
うってぃーさんがどうやって撮影しているのかを細かく説明してくれています。
カメラ興味ある方は是非ご一読を!



限界社会人ナナミ さん



【プロフィール】

写真歴:2021年~(ネモフィラをきれいに撮りたかったことがきっかけ)
スマオフ撮影デビュー:篝火#4
よく撮影する大会:篝火・IGNITE・DELTA
スマブラ以外で撮るジャンル:桜などの花・ご飯

※以降、げんしゃかさんと記させていただきます。


大会主催も担うフォトグラファー

写真撮影をしている一方で、DELTAの主催や篝火スタッフなど
多方面の大会でスタッフ業も行っています。

DELTAのコンセプトとして「新しいコンセプトや取り組みを試せる場」というのもあり、
事前決済を導入したり、名札の裏にルールを記載したりと
これまでになかった取り組みを行っている大会で、その中心にいる方です。

DELTA中もスタッフの傍ら撮影もしており、
大会中いろんな業務をこなしている印象です。

比較的広めの画でプレイヤーも背景も写す

プレイ中の選手を撮影した写真でも、
げんしゃかさんは広めに背景と一緒に写すことが多いです。

こういった写真は、イベントを宣伝できたり
周りの空気感を一緒に表現できたりするので、現地の感じが伝わりやすいんですよね。
上の1枚目の写真では観客の様子、2枚目の写真ではウメブラカラーが伝わってきます。

またポップオフの撮影時も広く撮ると、体全体の動きが分かるので
シーンによっては寄った写真より躍動感が伝わる場合もあります。

たくさんの繋がりを大事にする

年末の写真ツイートではオフの写真を上げて、
「コミュニティの一体感を感じられるやつが好きなのかも」とおっしゃっていました。

また大会中げんしゃかさんを見ていて思ったのは、
いろんな人と会話をしていて非常に顔が広いなということです。

こういったところからも、人や界隈との繋がりを非常に大事にされているんだなと感じました。
そういった部分も影響してか、げんしゃかさんが撮る写真からは
界隈の盛り上がりが伝わってくる感じがしますよね。


最後に


そんなわけで、4名のスマブラフォトグラファーを紹介させていただきました!
喋りたいことの3割程度しか書けなかったけどね…
今後も新しいスマブラフォトグラファーの方とか紹介していきたいですね。

また今回こうやってフォトグラファーの方を紹介したのには、

選手がカメラを構えられても安心して試合に臨んでほしいから

という理由もありました。

“ 誰とも知らない人 ”、“ 何度か顔は見るけど素性は全くわからない人 ”
にカメラを構えられることって、
不快に思う人も少なくないと思うんです。

なんせ私自身もつい最近まで、自分の姿が写真にうつるのが嫌いでしたからww

ただ、写真という媒体はスマブラ界を存続・拡大するために大きな影響を及ぼすと考えていますし、
だからこそこの記事が、大会に参加する選手・スタッフのために
広まってくれたらいいなと心から願っています。

ってことで拡散よろしくね ( ͡° ͜ʖ ͡°)

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