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フィンランド旅行 ヘルシンキ編


はじめに

 こんにちは、ゆずです。私は今高校3年生で春から大学に進学します。1月終わりから2月の初めに卒業旅行として、友人とフランス・イタリア旅行に行ってきたのですが、大学に進学すると忙しくなり旅行もあんまりできなくなるかなと思い、時間のある今のうちにもう一回海外旅行に行くことにしました。卒業旅行に2回行くなんて贅沢だなと思いつつも今しかこんなに自由な時間はないので行くしかないと思いました。旅先に選んだのはフィンランドです.この記事ではフィンランド旅行の思い出をつらつらと書いていきたいと思います。

なぜフィンランドにしたのか?

 フィンランドを選んだ理由は、自分が高校2年生の時に出場した全日本高校模擬国連大会の予選でフィンランド大使を担当したので、フィンランドに興味を持っていたからです。(ちなみに本選ではアルジェリア大使を担当したのでいつかアルジェリアにも行ってみたいと考えています。)それに加えて、単純に冬のフィンランドはどのくらい寒いのか気になっていたというのもあります。自分は寒いところが好きなのでピッタリと考えていました。加えて、治安の良さというのもフィンランドを選んだポイントです。この前行ったイタリアは治安が悪くて、もう治安が悪いところは懲り懲りと考えていました。今回は、7泊10日の旅行を計画しました。具体的には

  • 3.11-3.12 羽田空港-ヘルシンキヴァンター空港

  • 3.12-3.14 ヘルシンキ泊

  • 3.14-3.15 ユヴァスキュラ泊

  • 3.15-3.16 ユヴァスキュラ-ロヴァニエミ間夜行列車

  • 3.16-3.18 ロヴァニエミ泊

  • 3.18-3.19 タンペレ泊

  • 3.19-3.20 ヘルシンキヴァンター空港-成田空港

という計画を立てました。同じ場所にとどまってじっくりと楽しむのもありかなと思いましたが、せっかくなら色んなフィンランドの表情をみたいと思い、このような忙しない計画を立てました。また、夜行列車には絶対に乗りたいと考えていました。現在日本で定期運行されている夜行列車はサンライズ出雲・瀬戸号のみであり、かつてに比べると様々な夜行列車に乗るチャンスが少なくなってしまいました。そこで,フィンランドで乗れるなら乗らない手はないだろうと考えたわけです。ということで今回はフィンランドの首都ヘルシンキでの思い出を書いていきたいと思います。

いざヘルシンキへ

 ヘルシンキまではフィンエアーで直行便が出ていたのでそれを使うことにしました。スーツケースを預け、搭乗券を受け取る際にCAさんに「座席はこのままでよろしいですか?」と聞かれたので「変えられるんですか?」と聞くと、「今のところお隣の2席が空いているので変えない方がいいと思います」と教えていただきました。隣の2席が空いていると横になれるので本当にありがたい。夜の便だったので羽田空港で軽く食事をしてから、保安検査場を通過し、乗り場に行きました。搭乗開始が10分ほど遅れたものの無事に搭乗。隣の人が来ないこと願いつつ待っていると搭乗が終了したようで無事にネイバーフリー状態が確定しました(なお、ネイバーフリーとはエティハド航空で使われている言葉のようで、3人席を1人で使うこと指します。)。離陸して割とすぐに機内食がでて、チキンを選ぶと、他にも何か付いてきて開けてみると蕎麦でした.まさか機内食で蕎麦が出るなんて予想していなかったので驚きました。チキンも蕎麦も美味しくいただきました。飲み物はフィンエアーで有名なブルーベリージュースをいただきました。なんとフィンエアーの機内では年間100万リットルも消費されるそう。フィンランドはベリーがよくとれるからメジャーな飲み物みたいです。さらっとしていて飲みやすくとてもおいしかったです。機内食を食べた後はネイバーフリーの特権を活かし横になり爆睡。途中起きて音楽を聞いたりしました。一回ディスプレイの画面を消そうとしてら間違えて添乗員呼び出しボタンを押してしまい、申し訳無かったです。着陸2時間くらい前に2回目の機内食が出ました。今回の機内食はパンでした。そうこうしているうちに,ヘルシンキヴァンター空港に到着。意外と13時間って短いものでした。到着予定時刻は午前4時と早朝でしたが、時間が巻いて3時半くらいに着きました.正直朝早いので遅れてくれればいいな的に思っていたのですが、巻いちゃいました。まあ、無事に着けたのでよかったです。

3時半過ぎに到着

 機内にはまあまあ人がいましたが、トランジットの人が多いようで、ヘルシンキで降りる人は少なかったです。

日本語も書いてあり、分かりやすいです

 税関では、イケメンのお兄ちゃんが対応してくれました。
兄「おお、18になったばっかじゃんか!大学で勉強するの?」
ゆ「そうっすね、大学行きます」
兄「そうなんだね、これから世界中を旅してね!」
という会話がありました。他にも行き先など聞かれましたがスムーズに税関を通過できました。降りる人が少なかったため、荷物をすぐにピックできました。空港についたのでヘルシンキの中心部に向かおうと思ったのですが、朝早すぎて電車が出ていなかったので、空港を散策して時間を潰しました。

空港直結の駅

 今回は3日間ヘルシンキに滞在予定だったので、3日間有効のデイチケット(24ユーロ)を購入しました。ホームの券売機で購入できました。列車が来たので乗車。ヘルシンキの列車は信用乗車方式を採用していて普通は検札がないのですが、今回は検察の人が回ってきました。デイチケットを見せると、乗ったときにカードリーダーにかざす必要があったようで車掌さんがタッチしてくれました。後から調べると、一日のはじめの乗車のときにタッチする必要があったようです。30分くらい乗るとヘルシンキ中央駅に到着。時刻は5:30くらいでまだまだ暗かったです。

左の列車に乗ってきました

 列車から降りて思ったのは、意外と寒くないということでした。正直、もっと凍てつくような寒さかと思っていましたが、そんなことはなかったです。
 荷物をコインロッカーに預けて観光しようと思ったのですが、コインロッカーが6時からしか空いていなかったため、駅で30分ほど時間を潰すことにしました。このとき、日本で借りたWi-Fiを繋ごうとしたのですが何故か繋がらない。3回くらい再起動したが繋がらず、めちゃめちゃ焦りました。とりあえず、近くのフリーWi-Fiに繋げて解決策を探すもうまくいかない。6時になったのでとりあえずロッカーに荷物を預けることにしました。駅のロッカーではコインは使えず、クレジットカードで支払いをします。Sサイズのロッカーは12時間で約10ユーロで使えました。

ロッカーは新しくとても綺麗です。

 少し高い気もしますが仕方ありません。コインロッカーのすぐ近くにトイレがあったので使ったのですが1ユーロかかりました。ただ、ショッピングモールとかのトイレならば無料で使えたのでわざわざお金を払う必要は無かったようです。
 機内食を食べたもののお腹は空くのでとりあえず近くのESPRESSO HOUSEというカフェに入りました。この店は北欧最大チェーンのカフェらしいです。とりあえずカプチーノとクロワッサンを注文しました。カフェでは無難なものを頼みがちな気がします。

ヘルシンキ中央駅を見ながら朝ご飯

 朝ごはんを食べながらWi-Fiをいじっていると突然繋がった!この瞬間はだいぶ安心しました。というのも去年の夏に一人でアイルランドに行った時、海外でスマホを使える設定にしたにも関わらず、使えずに、なんとかフリーWi-Fiだけで乗り越えたという苦い記憶があったからです。

ヘルシンキ観光開始

スオメンリンナ島

 初日は、スオメンリンナ島・ヘルシンキ大聖堂・ウスペンスキー寺院に行こうと考えていました。まず、はじめに行ったのはスオメンリンナ島です。スオメンリンナ島へはフェリーで行けます。夏は水上バスも出ていますが冬はフェリーのみです。なお、デイチケットを持っていればこのフェリーにも乗ることができます。ヘルシンキ中央駅から歩いて10分くらいでフェリー乗り場に着きました。

フェリー乗り場の近く。冬は海が凍ります。

 フェリーは1時間に2本ほど出ていて今回私は7:40発のフェリーに乗りました。最初は座っていたのですが、景色を見るために外に出てみました。海上のため風は少し冷たいですが、気持ちい程度でした。

フェリーから見た景色

 15分くらい船に揺られ、スオメンリンナ島に着きました。世界遺産に登録されているので混むのだろうなと考えていたのですが、朝が早いせいか空いていました。まずは観光案内所でパンフレットをもらおうと思ったのですが、早すぎて案内所も開いていませんした。仕方ないので、公式ホームページを参考にしながら観光開始。ただ、本当に人が少なく世界遺産を独り占めしているような感覚でした。
 初めに目に入ってきたのは、クリーム色の壁が特徴のスオメンリンナ要塞。1854年にロシア正教会の駐屯地教会として建設され、フィンランド独立初期の1920年代に福音ルター派教会になったそうです。

街のランドマークのスオメンリンナ教会

 スオメンリンナ島はかつて海上要塞として使われており、その歴史を物語るのがキングスゲートです。

キングスゲート(のはず・・・)

 このキングスゲートは要塞の迎賓門として使用されていました。この要塞感マックスのフォルムは童心をそそりますね。要塞だったので大砲もあります。

おそらく当時のままで保存されている大砲


外に露出している大砲もあります

 これらの他にも博物館に入ればいろいろな軍事品などが見られたと思うのですが、朝早くでやっていなかったため見ることはできませんでした。

島から見た海

 スオメンリン島は島なので周りを海に囲まれていてその景色を楽しむことができます。自分が行った時は快晴ではありませんでしたが、綺麗な景色を見ることができました。

せっかくなのでセルフタイマーで自撮り

 島を歩き回っていると結構疲れてきてお腹も減ったので、フェリー乗り場の近くのDeli Cafeというところで食事をすることにしました。Finnish Salmon Soupを注文すると、スープのほかに、サラダ、パン、コーヒー、紅茶が食べ飲み放題でびっくりしました。せっかくだからたくさん食べてやろうと思ったのですが、スープの中のサーモンの量が多すぎて、すぐに満足してしまいました。サーモン、じゃがいも、ローズマリーの入ったクリームスープ。素朴な味わいでおいしかったです。ローズマリーがいい味出してる。

見た目の割に量がすごい


スープは具材がごろごろ

 ちなみに私の隣には卒業旅行と思われる日本人女性2人がいました。海外にいるとどうしても日本人に敏感に反応してしまうものです。
 お腹いっぱいになったところで、本島に戻ることにしました。結局スオメンリンナ島には3時間弱滞在しました。名残惜しさもありながら島を後に。帰りのフェリーも外で風を浴びながら乗船。なかなか気持ちがいい。

帰りのフェリーから眺めるスオメンリンナ島

 上の写真の真ん中に見えるのが、スオメンリンナ教会です。やっぱり遠くから見ても良くわかる。

ウスペンスキー寺院

 本島のフェリー乗り場からウスペンスキー寺院がすぐのところにあったので次はそこに行くことにしました。

遠くからでも視認できるウスペンスキー寺院

 ウスペンスキー寺院はロシア正教会の教会ですので、周りの建物とは一線を画していて目立ちます。内部にも入ったのですが、写真は撮らない方がいいような雰囲気でしたので撮らないでおきました。ただ、非常にきれないので是非見てほしいです。扉にも絵が書いてあり、その扉は今でも現役で使われているようでした。現在はロシアに行くのは難しいですが、行けるようになったらロシアにあるロシア正教会にも行ってみたいと思いました。ウスペンスキー寺院は丘陵地にあって周りを見渡せるようになっており、そこからヘルシンキ大聖堂を見ることができました。

ウスペンスキー寺院付近から見るヘルシンキ大聖堂

ヘルシンキ大聖堂

 ということで次はヘルシンキ大聖堂に行くことにしました。見える距離にあるんだから地図なんか見ないでも行けるだろと思い適当に歩いていると着きました。

ヘルシンキ大聖堂とアレクサンドル2世像

 白い壁に緑色の帽子が特徴的なヘルシンキ大聖堂の目の前にはアレクサンドル2世の銅像があります。アレクサンドル2世は1855-1581年に在位したロシア皇帝で、フィンランドがロシアの統治下にあるときにも皇帝の座にありました。しかし彼はフィンランド語をフィンランドの公用語として認めるなどフィンランドに対して寛容な措置をとったことで、彼の暗殺後にヘルシンキ大聖堂の前に像が建てられることになりました。支配下の国に対して寛容な措置を取れるような彼の心の広さは見習うべきものがあると思いました。

青い空には良く映えます
夕空をバックにしても映えますね


絵に窓から光が差し込んでいて綺麗です


立派なパイプオルガンもあります

ヘルシンキ現代美術館(キアズマ)

 本来、初日はこれで終えるつもりだったのですが時間が余ったのでヘルシンキ現代美術館(キアズマ)に行くことにしました。トラムでも行けますが歩ける距離だったので歩いて行くことにしました。入館料は通常22ユーロですが、25歳以下は12ユーロでした。

外に旗が出ていて分かりやすいです

 展示作品の写真は撮らなかったのですが、気に入ったのはSimon Fujiwaraさんによる作品です。彼の創作したキャラクターに熊のキャラクターがいるのですが、その子がとても可愛かったです。また、展示の中に畳があり、まさかフィンランドで畳を見るとは思っていなかったのでびっくりしました。畳を見てなんか落ち着くのはやっぱり日本人だなあと思いました。
 ヘルシンキ現代美術館を見た後は、ヘルシンキ中央駅で荷物をピックしてからホテルへ向かいました。ホテルは中心部から少し離れていたのでトラムを使って行きました。チェックインを済ませ、荷物の整理をしながら夜ご飯探し。せっかくフィンランドに来たのだからトナカイを食べようと思い、Kappeliというレストランに行くことにしました。そんなにお腹は空いていなかったのでメインだけを頼むことにしました。

トナカイのステーキ

 どんな味かと言われると説明するのが難しいですが、とりあえず食べやすく美味しかったです。少し量が少なかったためデザートを注文。満足してお会計をしようと思うと何故かカードが使えない!現金も持っていましたが手持ちのものだけでは足りなかったため、従業員さんにお願いして、一回ホテルに戻ってお金を取ってくることにしました。急いでホテルに戻り現金を持ってレストランへ戻り、支払いを済ませました。自分が使っているカードは家族カードだったため、母親に連絡して問題を解決してもらうことにしました。ベッドに入るも時差ボケのせいかあまり眠ることはできませんでした。
 翌日、母親からの連絡を見ると、カードの支払いができていなかったようでカードが使えるようになるには2,3日かかりそうという絶望的な連絡が。まあ、心配してても仕方ないのでホテルで朝食をとりました。朝食代はもともと宿泊代に含まれていたので支払わずに済みました。

リエスヤルヴィ国立公園

 この日の予定はリエスヤルヴィ国立公園でのハイキングツアー。現地のツアーに申し込みました。間違えて他の人に声をかけてしまったりしましたがなんとかツアーに合流できました。自分の他にはフランス人が1人、ウェールズ人の親子2人がいました。ガイドの方は2人いました。みんなで仲良くおしゃべりしながら目的地へ。「日本語でサンキューはどうやって言うんだい?」とか言う会話をしました。途中若干酔ってしまいましたがなんとかセーフ。1時間くらい車に乗ったところで休憩。「ここが最後の水洗式トイレだから行っておいた方がいいよ」とガイドさんに言われました。そこからまた30分ほど車に乗り、リエスヤルヴィ国立公園に到着。ヘルシンキ中心部とは比べ物にならないほど雪が積もっていました。他の参加者の方はガイドさんから簡易スパイクを借りていましたが、自分は日本から6本爪アイゼンを持って行っていたのでそれをつけることにしました。ガイドさんからは、「おお、プロフェッショナル用もってるんだね!」と言われました。「プロは12本爪を使うよな」と思いつつ、「へへ、そうだよ」と答えておきました。さっそくツアー開始。ガイドさんがいろいろ話してくれました。

リエスヤルヴィ国立公園の地図
道中に落ちていた死骸

 ガイドさんよると、多分オオカミが食べたのだろうと教えてくれました。「まあ、人間のことは多分襲わないから大丈夫だよ」とジョークをかましていました。1時間強歩くとキャンプ場に到着。キャンプ場は凍った湖のそばにあり、ガイドさんが昼ごはんを用意してくれている間は自由時間でした。湖の氷は約30センチと厚いため、歩くことはもちろん車で通ることもできるそうです。

せっかくなので凍った湖の上で記念撮影
野生のクランベリー

 ガイドさんの1人がクランベリーがあるよと教えてくれました。酸味があって甘く美味しかったです。野生のものを食べる機会はなかなかないので食べられてよかったです。30分くらいするとご飯ができました。

焚き火をしました

 メインディッシュはベーコン入りのサーモンスープ(写真を撮るの忘れました)。今回のツアーはもともともう一人参加者がいるはずだったのが減ったため、一人分の具材が多くなりお腹いっぱい食べることができました。写真の手前のやかんにはブルーベリージュースが入っていました。あったかいベリージュースはこんなにも美味しいのかとびっくりしました。
 食事の後は車に戻ります。ただ、行きとは違うルートを通りました。帰りのルートの方が近道だったように思います。

道中はこんな感じ

 てくてく歩いて車へ到着。3時間ほど雪道を歩いたのでまあまあ疲れました。他の参加者の方もだいぶ疲れていたようで帰りの車内は行きに比べてだいぶ静かでした。結局4時過ぎにヘルシンキ現代美術館に戻ってきました。帰りに車内にネックウォーマーを忘れそうになりましたが、ガイドさんが気づいて渡してくれました。この日はホテルに直帰。
 さあ、夜ご飯をどうするか。カードが使えない私はなんとかして消費を最低限にしなければ生きていけない。なぜなら現金はあまり持ち合わせていなかったから。調べるとホテルの近くで13ユーロでフォーを食べられるお店を発見。フィンランドでフォーかぁと思いつつも安いからここにしようと行くと15ユーロに値上がりしていました。まぁええか思い、豆腐フォーを注文。これが意外と美味しく、量も多かったので良かったです。ホテルに戻ってからカードの心配をしながらも疲れていたので就寝。
 翌朝、母親からの連絡を見るとまだカードは使えるようになっていないとのことだったので、ヘルシンキで予約していた美容院の予約をキャンセル。異国の地で髪を切るのを結構楽しみにしていたので残念ではありましたが、無駄遣いはできないので仕方ありません。何か他にしようかとも思ったのですが、お金を無駄にしたくないのでこの日はチェックアウトまでホテルで休むことにしました。即時発行できるクレジットカードの発行を試みるも失敗。そうこうしているうちに昼になってしまったので、ホテルをチェックアウトし、とりあえず駅へ向かいました。なぜならこの日はヘルシンキからユヴァスキュラへの移動日だったからです。なお、切符は事前に日本で購入しておいたので大丈夫でした。近くのレストランを調べると、駅ナカに13ユーロでリゾットを食べられるレストランを発見したので、そこに行くことにしました。ここも値段の割に美味しく量もあって良かったです。ご飯を食べていると姉からカードが使えたという連絡が入りました。これはきたと思い、このレストランの会計でカードを使ってみると無事会計できました!このときの嬉しさったらありゃしない。カードが使えるのようになったので、ヘルシンキ中央駅のロッカーに荷物を預け、電車までの残り時間で観光することにしました。訪れたのはヘルシンキ中央図書館(Oodi)です。

ヘルシンキ中央図書館(Oodi)

 図書館とは思えない素敵な見た目をしています。図書館までおしゃれにしてしまうのはさすがフィンランドだなと感じました。内部は蔵書、勉強スペース、作業スペースどれも充実していて、こんな図書館が日本にも欲しいなぁと思いました。
 時間になったので荷物をピックし、ヘルシンキ中央駅から列車に乗りユヴァスキュラに向かいました。列車には3時間半乗っていてなかなかきついものがありました。窓側の席を取っていたのですがまさかの列車が激混みで乗車中一回も立つことができませんでした。気を紛らわせるために車窓を見たり、日本からダウンロードしていった『博士の愛した数式』なんかを見たりしました。ユヴァスキュラに到着してからのことは別の記事で書こうと思います。

おわりに

 今回はヘルシンキでの思い出を書いてきました。いろいろなことがありすぎて記事が長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました!この後も、ユヴァスキュラ編・ロヴァニエミ編・タンペレ編を書いていく予定なのでそちらの記事も読んでいただけると嬉しいです!それではここで。

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