長所はなんですか？

面接でよくきかれる質問。
私はこの質問がとても苦手です、、笑
みなさんは自分の才能についてどれぐらい認識していますか？

日本人は、自分に自信がある人は少ないと言われています。自分の強みがわからない、特技がないといった人も多いのではないでしょうか。

自分の長所や特技を知っている人は本当に強いですよね。人に褒められた経験を思い返すと自分の特技を見つけやすいそうです。上には上がたくさんいるので他人と比較する必要はありません。


私はよく、聞き上手と褒められることがあります。
もともと興味のある話を聞くのは好きだし、話すのは苦手なので相手に話してもらいたいという下心もあり(笑)基本的に聞き役になることが多いです。

でも個人的には、聞き上手より話し上手になりたいと思っていました。仕事の場面はもちろんプライベートな場面ですら、話し上手な人の方が評価されたり意見が通りやすい印象があったからです。聞くことなんて誰でもできる、、そう思っていました。

ですが最近、聞き上手に隠された能力について知りました。
聞き上手とはどうやら、相手がどういう意図でそれを話しているのかや相手の求めている回答を予想して質問したりリアクションをとるのが得意なようです。
さらに言えば、人は自分の話をすると気分がよくなるし理解してもらえたと感じるとその相手を信頼できるようになるそうです。

確かに昔から話し相手の考えていることがなんとなくわかるな〜と思っていました。でもそんなのみんなできるんじゃないの？と思っていましたが、自分が当たり前にできる能力だからこそ気づきにくいのかもしれません。

たまに、なんでこんなこと言うんだろう？言われた相手が嫌な気持ちになるって考えられないのかな？と思ってしまう人もいますもんね。

さらに最近気づいたのが、ただ聞き役になるだけでなく、人の相談に乗るのが好き。ということ。

コミュニケーションの目的として、

言語化できていないモヤモヤを人に話すことで解決する

ということがあるそうです。

なるほど、私が聞き上手と言われる所以は質問力にあるのかもしれません。

相手が悩んでいる問題について、

何が課題なのかを明確にすること
悩んでいる理由を掘り下げること
矛盾している点について指摘すること

そうすることで、解決策や方向性がみえてくる。

私自身にとっても、人がどんなことを考えてどんなことに悩んでいるのかを聞かせてもらうのは面白いし学びにもなります。

共感力が高いとか傾聴力があるとかいうのも同じような長所なのかもしれません。仕事において、信頼を得ることや相手の言いたいことを適切に理解したり相手の考えを予測して行動するのはとても大切な能力です。

聞き上手、という地味な才能だと思っていたものが
そう気付くと堂々と自信を持って言える強みのように感じられたし、自分が活躍できそうな環境についても少し具体的になったように思います。

わかりやすくすぐにアピールできるような華やかな才能がある人は稀だと思います。
ですが、社会は適材適所で動いています。

どんな人でも、必ず活かせる才能と場所がある。

そう思うと腐らずに前を向ける気がします。