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「好き」をもう一度。。

新年を迎えて、今年1年をどんな年にしようかと考える人が多いこの時期、私も毎年1年のWish Listを作成している。
Wish Listは些細な事から叶うかどうか分からない大きなことまでなんでもいいから頭の中にあることをすべてドサっと吐き出すように書き出すことが大事だから、ブレストするかんじでとにかく書き出す。
そうするとおのずといくつかのカテゴリーが出来てくる。
例えば、「行きたい場所」「美容・運動系」「仕事」「暮らし」「人間関係」などなど。これを書き出したうえで、全体を俯瞰して見た時の今年のテーマというのを何となく決める。

ここ数年は「変化」というのをテーマにしていたのだけど、これは結局まだ実現できていない。周囲が変化していく中で、取り残されているような気持ちが大きくなって自分も「変化せねば!」と無理やり変化をする方向に自分を向けようとしていたのかもしれない。そして結果何も変わっていない(笑)

正直、今年もこの「変化」という大目標は継続して持っているし、虎視眈々と変化の時を待っているのだけど、今年はなんだか少し心境の変化があった。ある程度Wish Listを書き出してボンヤリと書き出したことを眺めていた時、ふと頭の中によぎったのは、「好き」の感覚を取り戻したい、増やしたい、もう一度あの感覚を実感したいという思いが強くなった。

私は昔から、これと言ってハマるという経験をしてこなかった。昨今の「推し活」ブームを横目に見ながら、推しがいる人達っていいなぁって思うことが多々ある。自分が心からこれが好き!情熱注いでます!という対象があるということは生きる力になりそうだと思うから。それは、アニメでもアイドルでも、身近な相手でもなんでもよいと思うけど、自分の中にある「好き」という感情を感じながら生きていることが羨ましい。

大人になるにつれて、この「好き」という感覚が鈍っているというか、色々な事を経験したり、知る中で現実を見すぎてこの感覚が薄れて行っているのだろうかと感じることが多くなった。それは、物事に対してもそうだし、人に対してもそうだ。

去年、婚活というものをしてみていたのだけれど私の中から「好き」という感情が湧く人に出会うことはなった。「好きになれたら楽になれるのに」と自分を恨んだことは多々あったけど。。でも、本当に人を好きになった時の感情を結構鮮明に覚えているからこそ、誰かを好きだと思った時の自分がどんな風になるかを自分が知ってしまっているからこそ、またあの感覚を取り戻したいと思ってしまう。もう一度人を好きになってみたいなんて。

恋愛的な「好き」に限らず、今年はもっとたくさんの「好き」を見つけたい。このデザインすごく好き!とかこの場所すごく好き!とか、自分の感性が震えることを沢山体験して、出会って、「好き」という感覚を研ぎ澄ませていくことが今年の私のテーマになりそうだ。

2024年、いくつの「好き」に出会えるだろう。

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