次男誕生の裏側③〜出産エピ編〜
前回の記事はこちら
定期的にある妊婦健診で胎児は"水腎症"と分かってから、毎回の健診で異常がないかを確認される。
日に日に少しずつ腎臓の大きさの数値が上がってはいたが、それ以外の問題はなさそう。
1人目は自宅出産、2人目は妊娠中のトラブルは全く無く産婦人科で出産したこともあり
正直、病気があることが分かっても
『産まれたら自然と消えるものだろう』と思っていた。
しかし、心の奥底で『産まれても病気が治らなかったらどうしよう』と不安な気持ちはあった。
息子の出産予定日は1月23日。
年末に憧れのアーティストのライブが控えており、それを堪能してからお産を迎えたいと強く祈っていたのが見事叶い!充実した妊娠ライフを送っていた。
正月を過ぎて正産期に入ってからは、大きくなったお腹と腰痛と向き合いながら
『早く産まれて欲しい〜!』と思い
苦手な散歩をしてみたりひたすらお祈りしてみたり笑
いやーしかし、祈りというものは叶うもんだ。
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※ここからは出産エピソードとなります
妊娠38週目になった夜中の2時ごろ、前駆陣痛のような痛みで目が覚める。トイレ行ってから中々寝付けず、スマホをいじっていると
『あれ?これ陣痛じゃね?』
というような、表現しづらいあの感覚になる笑
陣痛間隔を測ってみると、まだバラつきがあって
すぐすぐのお産にはならなそう。。
と思いながらも、いつ本陣痛がくるのか分からないからソワソワしちゃって
『夜中 陣痛きた』とかで検索。
"陣痛で目が覚めた"って人もおるらしい。
本当にそんなパターンもあるのか、、
4時頃まで寝れなかったが、睡魔に負けて寝落ちする。
それから2時間後の6時過ぎ。
ズキンっ!と腰にくる痛みで目が覚めた!
"なんだこれはー!"
これは明らかに陣痛だ!
3人目となると、感が冴えてる。
トイレに行くとおしるしがっ!
心配になったので、とりあえず病院へTEL。
状況を説明すると
「できるだけ早く来てください。」とのこと。
ウトウト気味の旦那を起こし(この時間にまじか〜というような表情😂)
寝ている上2人をパジャマのまま車に乗せて病院へ向かう。
向かっている間に実母にもTEL。
その日は朝の仕事が入っていたが、上2人の面倒も見てもらいたかったので、早めに切り上げ病院
に来てもらうことになった。
病院に着いたのは8時半ごろ。
この時の陣痛間隔は7〜8分、診察室へ案内され医師の内診を受ける。
この時、子宮口は1〜2cm。お産を早めるために例の内診グリグリってやつをされる。
この内診グリグリがえげつなく辛かった!!!
開いていない穴を無理やりグリグリ30秒。
痛過ぎて笑いが出たほどだ。
経験したことがない人へ例えると、鼻の穴にドングリを詰め込まれるイメージ🤣🤣🤣
しばらく同じ部屋でモニターをつけながら旦那と待機。
おかげさまで陣痛間隔が5〜7分に早まる。
朝から何も飲み食いしておらず、荷物に忍ばせていたむき栗をつまみ食い。
今回、立ち会い出産ができたので旦那に立ち会ってもらうことにした。
私はこのままお産を迎えることになり、医師から出産〜入院中の説明を受ける。
この日は入院患者が多かったらしく、部屋が空くまでしばらく診察室でモニター付けながら待つことに。
上2人の子どもはコロナの関係で病棟に入れなかったので、仕事終わりの実母とパートナーひっきーに見てもらっていた。
病棟の暖房が効きすぎて暑いのと、しばらく寝ていた診察台が固すぎてお尻が割れそうだったのを覚えている。
旦那とたわいも無い話をしたり、ビデオ通話で待機している子どもたちと話をしたりとのんびりとした時間を過ごす。
30分後くらいしてから、病室が混んでいたこともありめちゃくちゃ広めの分娩室へと移動となった。
到着すると、今回担当する助産師さんが来て、点滴を打つために針をさされる。
だがしかし、これがうまく行かない(笑)若い子だったので経験が浅かったのか、、、
この時陣痛が5分間隔くらいだったのかな。
時々来る陣痛にも耐えつつ、針を刺される痛みに耐えつつ笑
同じところに2度刺されたが、これまたうまくいかなかったので、別の助産師さんをヘルプで呼んでいた。
この時に、喉がカラッカラだったので旦那に水を買ってきてもらった。
立ち会う側って何をしたらいいか戸惑うだろうね笑
しかし、この時家族が居てくれるだけで安心感があった。
ヘルプで呼ばれた助産師さんが登場。反対側の腕に針を刺す。
頼む!!もうこれで刺すのは終わりにしてくれ〜〜!と祈ったが、この方もあまり上手くなくて失敗に至る🤣🤣
腕には青アザが残ったほどだ笑
腕は痛いわ、腰は痛いわ笑
患者が実験台になるのも、大学病院ならではだろうと観念する。
最終的にベテラン助産師であろう方が登場、、!
あんなにミスられていたのに、さすがベテラン。
痛みもなくスッと刺されて終了した。
陣痛がどんどん強くなり、間隔も3〜4分となった。12時ごろ。子宮口は5,6センチ。
陣痛がくると7,8センチに!!
昼食が出たので、陣痛が来たら旦那に腰を押してもらい痛みに耐えながら食事する。
朝からほぼなにも食べていなかったので、絶対完食してやる勢いで食べ始める。(食いしん坊なので)
どの人から聞くにも病院食は期待しない方がいい。量も少ないと聞いていたが、ここの病院は案外良さげで、量も程よくあれば味もまあまあ良くてホッとした(笑)
13時過ぎ。痛みがさらに増して起きているのも辛くなった。
内診すると、陣痛時は8センチくらいに!!
立ち会い出産とはいえ、産む瞬間には立ち会えない笑というルールがあったので、旦那は分娩室の外で待ってもらった。
周りの助産師、医師からもうすぐだろうね〜と言われていた13時半過ぎ。
陣痛がマックスになり、いきみたくなった。
なので、陣痛が来た時に少し踏ん張ってみた。
そしたらなんと、赤子が下に降りてくる感覚が分かった!
やばい、これは産まれる、、、!赤子が出てくると同時に破水。
足を開いて〜
目を開けて〜
ふぅ〜
っと声かけがありながら3いきみくらいしたところ、、、
どぅるんっ!
っとスルリと赤子が出てきた。
産まれたての子鹿のように足はガクガク、、🤣
無事、安産でしたとさ。
まあ、息子の話はこれからってところだけど
だいぶ長くなったので、ここで一旦休憩としよう。
次回、乞うご期待!
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