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髙橋優斗という青春(20歳のお誕生日に寄せて)

髙橋優斗くんが19歳だった一年間、髙橋優斗くんにも、HiHi Jetsにも、ジャニーズにも、あまりに色々なことがあり、「アイドルを応援すること」の楽しさも難しさもたっぷりと味わった気がしている。 

わたしはSexyZoneの『With you』が好きで、個人的にジャニーズJr.を応援する上での脳内テーマソングに掲げているのだが、

「君が今かかえるキズや痛みを忘れるほどの旅にしよう」
「見つけたんだ 小さな光 未来ヘ with you with you この手はもう離したりしない 臆病だった僕がこんなにも強くなる 僕が必ず君を守るよ」

という歌詞は、今日改めて聴いてみるとまた一層、胸に迫るものがある。


3月の終わりに、安井謙太郎くんと2人で続けてきた(この2人での)らじらーが最終回を迎えた。いつも明るい笑いに満ちていて、優しさでいっぱいのラジオだった。本気で、このラジオのない日々が考えられなくて、それは今も同様だ。2人のらじらーのない土曜の夜には、半年以上経った今も慣れない。

最終回の残り数分、最後のあいさつで髙橋優斗くんが

「ここを糧に、僕はもう甘えられるところはここで終わらせたいと思いますので、責任持ってやります。これからもよろしくお願いします」

と言ったとき、あぁ、ここからまた新しい旅が始まるんだな、と思った。それは単に安井くんに育ててもらった日々の終わりだったり、ジャニーズJr.のMCを背負っていくことになるというだけではなく、もっと広い意味で。


春先のクリエの会見での

「平成を彩った先輩はいらっしゃいますが、令和の先頭を切れるのは僕たちなんだと胸を張って言えるように頑張っていきます」

という発言がすごく好きで、よく覚えている。その時、らじらーの最後のあいさつでの「責任」という言葉が頭に強く浮かんだことも、よく覚えている。



オールスター戦の始球式で東京ドームのマウンドに立った髙橋優斗くんの姿は、なんだか、初恋の人の大事な試合のようで、大事な我が子の晴れ舞台のようで、漫画に出てくる理想のヒーローの出来すぎた名シーンのようだった。
ジャニーズに入る前の髙橋優斗くんのアイデンティティだったであろう「野球」という要素が、今アイドルをしている髙橋優斗くんを通して可視化されたことが嬉しくて、それがすごく立派で堂々として礼儀正しい姿だったことが嬉しくて、嬉しくて嬉しくて嬉しかった。この人は、色々叶えていく人なんだな、と思った。



幾つかのドラマにも出ることができた1年。

黒田正幸。謎めいた殺人犯の役。きっとこの役は髙橋優斗くんの未来につながる幾つものドアを開いたんじゃないかな、と思っている。

一条大地。青春を信じ切った目、鬱屈とした怒りが溜まった目が出来る。高校という閉じた世界の平凡な自意識過剰を受け止めて自分の叫びにすることが、髙橋優斗くんにはできる。「大人になって懐かしむのは大人になった俺がすればいいよ。今17歳の俺が困ってるんだ!」という一条大地のセリフは、本当にずっと忘れられないと思う。




ある日ふとしたきっかけで17歳の髙橋優斗くんに惹かれ、どうしても「この子がどんな大人になるか見てみたい」という思いに取り憑かれ、その時から「答え合わせまでのカウントダウン」が始まった。十代の髙橋優斗くんからは、私もいつかどこかで知っていたはずのキラキラした欠片を、たくさん思い出させてもらった。いつの間にか、髙橋優斗くんを応援することは「アイドルの"ど真ん中"とは何か」を見つめる旅路とイコールになった。


数え切れないほどの視線と、360度全方位からの感情の渦と、時代の空気によって作られる作品のことを、「アイドル」と呼ぶのだと思う。

始まったばかりの令和の時代に20歳を迎えた「髙橋優斗」という1人の男の子が、これから世間の中で作品になっていくこと。すべてを「ゆうぴーらしさ」にして、スターになること。なぜだか今からすでにワクワクが止まらない。根拠はないけど、ゆうぴーなら出来る気がする。



今日、家に帰る途中、なにげなく「青春」という言葉をネットで検索してみたら、goo辞書に

「夢や希望に満ち活力のみなぎる若い時代を、人生の春にたとえたもの」

と書いてあるのを見つけた。


夢や希望に満ち、活力のみなぎる若い時代。人生の春。あぁ、やっぱり、「青春」とは、「髙橋優斗」のことだ。

そう思いながら迎えた2019年の11月15日です。髙橋優斗くん、20歳のお誕生日、おめでとうございます。


#HiHiJets
#ジャニーズ
#アイドル

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