英国発の航空運賃 続き



これは、2019年1月に、書いたものである。

英国には40を超える空港があるので、まずは、スコットランドにあるエディンバラ空港から見てみよう。

グーグルフライトを開いて、行き先をヨーロッパに指定すると、画面左下にロンドンをはじめ、大陸の都市が表示された。

Google フライト

ロンドンへ4173円、ダブリンへ5008円、パリへ8995円、ベルリンへ5585円。これは普段より1万5429円も安いと記されている。所要時間は2時間5分。いずれも直行便の往復運賃。

英国最大の空港はヒースロー、次にガトウィック、3番目はマンチェスター。この空港からはアムステルダムへ7596円、スペインのバルセロナへ6397円、同じくスペインのマラガへ6528円、ベルリンへ5008円。マラガへは3時間もかかるのに、ライアンエアーを使うと、こんなに安く飛べる。

リバプール・ジョン・レノン空港からは、ベルファストへ
6543円、バルセロナへ7002円、プラハへ7003円、マラガへ5569円。これもライアンエアー、所要時間は2時間55分。

リバプールに住む人が、地中海沿岸、コスタ・デル・ソルの街マラガで1週間過ごすのに、どのくらいかかるのかと「休日を愛しなさい」というサイトで調べると、およそ、ふたりで500ポンド。この日のレートは1ポンド約140円なので7万円。ひとり3万5000円。

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内訳はホテル代が7泊で、ひとり約184ポンド、往復の航空運賃が、ひとり約47ポンド、空港からホテルまでの送迎代が、往復ひとり16.5ポンド、ATOLのために2.5ポンド。これは、旅行会社が経営破綻したときに、無事旅行が続けられるようにする保険ではなかろうか。

宿泊先のエル・セナセロというアパートは、小さなキッチンが付いていて、近くにスーパーがあるので自炊ができる。写真で見る限り、キッチンには電子レンジ、冷蔵庫、トースター、食器類などがある。バスルームに浴槽はないが、シャワーを浴びることができる。ダブルベッドにテレビ、ネットへ無料接続、冷暖房設備、屋上にはテーブルと椅子も用意されている。

トリップアドバイザーに寄せられた意見をみると、53件中36件が高く評価している。スタッフの態度が気に食わないという人もあれば、なかなか英語が通じなくても、相手の役に立ちたいという意欲が感じられるという感想もみられる。ほかに、ベッドの寝心地が非常に悪いので、2日目からはソファで寝る羽目になったというのもある。

近くのビーチまで、歩いて5分、繁華街までバスで20分というから、静かな住宅街に違いない。夜は、ぐっすり安眠できることであろう。また1週間に3回、タオルとシーツ、それにトイレットペーパーを取り替えてくれるという。タパスという軽食も出すバーやレストランも近くにあるらしい。


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