フェリーで九州から大阪へ


これは、2019年1月に、書いたものである。

往復「阪九フェリー」で行く大阪への旅を取り上げよう。小倉駅新幹線口から無料送迎バスを使ったあと、新門司港を17時30分に出ると、翌日6時に泉大津港に着く。南海泉大津駅まで、再び無料送迎バスが出ている。

帰りは南海電鉄泉大津から、みたび無料送迎バスがフェリー乗り場まで送ってくれる。泉大津港から17時30分発。10時間あまり、大阪見物ができる。相部屋の和室なら、料金は8900円。船内で使える、1000円分の食事券付き。

新幹線を使えば、博多、新大阪間は、片道1万4480円。夜行バスにすると、博多、梅田間は、最安値が3800円。フェリーの相部屋が嫌なら、片道1万円追加してスイートを選ぶこともできる。往復に、この部屋を使って、食事券の1000円を差し引くと2万7900円。正規料金なら、ネット割引で、ふたり6万0880円、ひとり3万0440円だから、あまり得をしたとは感じられない。

スイートの部屋は、広さ21.1平方メートル、幅1メートルのシングルベッド2台、バス・トイレ、テレビ、机、テーブル、安楽椅子2脚が揃っている。狭い浴槽が嫌なら7階に大浴場と露天風呂があり、無料で利用できる。

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