愛流巴(あるふぁ)

マインドを変えるってどういうこと? 何でもできちゃう! 幸せになれるってこと! 巷…

愛流巴(あるふぁ)

マインドを変えるってどういうこと? 何でもできちゃう! 幸せになれるってこと! 巷で大変と言われている介護のお仕事に素敵マインドをプラス💑 どうなるかしら? ちょっくらやってみまっしょい!

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育児から逃れられないおババ

ヌイグルミ育児に疲れ果てた末 可愛がっていたヌイグルミに訪れた死の悲しみから抜け出したはずの 我がグループホーム滞在のおババ。 我の「朝ですよぉ」の元気な掛け声とともに 我がはいだお布団から出てきたのは 10センチほどのサンタの置物をグルグルにくるんだバスタオル…。 なんと、しっかりと頭になるはずの部分だけ おババの腕枕に赤子のように乗せられていた。 2回目は上着をグルグルにして自分の腕枕に乗せていた。 自分からお布団をはいで何も無いことに気付いた時の 「

    • 頼むから暑さに合わせて過ごしてくれ(泣)

      暑いんだ・・・暑いんだよぉ!!! ジッとしててもジワリとにじみ出る汗。 なのに何故? 認知症コミュニティ在住のジジババたちは 「さむい」と言うんだろうか・・・。 長袖下着にズボン下重ね着もなんのその。 しっかりと履いてる靴下。肌着の中は思ったとおりの汗ばんでる肌。 脱水が恐いぞ! 熱中症が恐いぞ! 肺炎が恐いぞ! 脱げっ!脱げっ!脱げぇぇぇぇぇぇ!!! 室内温度26度に寒いは禁句じゃ。 体温調節が出来ないんだったら吾らの言うこと聞けつ! ・・・頼む・・・聞

      • 認知症最強の言葉…「何も分からない」(`^´) ドヤッ!

        沼の深〜い場所に囚われた重度の認知症高齢者さん 言葉が出ず 相手の言葉も理解できず だから 互いにイライラしちゃうのよ けれども 時には波長の合う言葉があるもので… 今日のばぁさまは 前、後、左、右の言葉なら理解できそうだわ ばぁさまの行きたい場所を 言葉で伝えようと試みる 「前、前、前、前…」と声をかける ばぁさまは混乱する 「前前前前に行くと・・・椅子にぶつかるよぉ!」 目の前の障害物を回避できない😨 「右、右、右、右…」と声をかける ばぁさまは混乱

        • 「あれを 生かしてくれ」

          急に発熱のおばぁさま。 病院へ向かったおばぁさまを 心配顔で見ていたおじぃさま。 「生かしてくれ…… あれを 生かしてくれ…………。」 哀願してくるおじぃさま……コワイ。 「あれは自分のイトコ…」 (今日はイトコのようだが、叔母の時もあった。) 死にゃ~しねぇよ。 おじぃさまのお望み通り大病院へ連れて行ったし。 気になって、玄関から離れられないおじぃさま。 帰ってくるはずのおばぁさまを静かに待つおじぃさま……。 …………………… まもなく帰ってきたおばぁさ

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        育児から逃れられないおババ

          別れのあいさつ

          認知症グループホームの朝。 私を「おかみさん」と言ってる有難いおじぃさま。 朝から何やら怪しい雰囲気・・・。 「ちょっとイイですか?おかみさん?」と来たもんだ。 「はい…イイですよ」の 一言でスクッと立ち上がるおじぃさま。 何が始まるのか予想はつくが・・・ジッと見守りましょう。 「皆さん、今までお世話になりましたが今日で私は帰ります。家は◯◯の近くなので遊びにきてください。今後会うこともありませんが、皆さんのご恩は忘れません。」 立派な挨拶のおじぃさま なの

          クリアクリーンは洗顔料⁇

          本日の認知症グループホーム。 「おっはよっ」と元気よくあいさつ交わし さぁっ顔を洗いましょうねっ♪ ・・・チョッピリよそ見してた私・・・ 振り返ると・・・あやゃゃゃゃゃ! 洗顔フォームなんて無いはずなのに??!! おばぁさまのお顔が・・・クリームだ・ら・け???!! 原因は、洗面所に置いていた『クリアクリーン』!!! ・・・私が悪かったよ。 頑固に閉じていた目は、練り歯磨きだからなのね(苦笑) 目に入るとイタさ倍増。 この痛みは記憶できてるのに、何故に練り歯

          クリアクリーンは洗顔料⁇

          グループホームピラミッドの崩壊

          認知症高齢者グループホーム 今回はピラミッド崩壊……のお話。 ホーム利用者たちのピラミッド頂点に花咲いたのは 自称「実直なおじぃさま」。 実直おじぃさまは、共同生活の善し悪しをキチンと理解しており小さなトラブルも見逃さない。 自分が間違いを起こせば素直に謝罪し、間違いを起こした人にはジックリ根気よく間違いを伝える。 実直おじぃさまは正義感がとても強い人なのだ。 共同生活から外れた利用者さんは、ホームスタッフが注意しても返事もなく、動きもしない事がある。 そこで

          グループホームピラミッドの崩壊

          頼むから寝ろよ

          「ちょっとアンタ。ここ…ココ…こんな事初めてで」 そうだろうよ。 床にある水溜りは、明らかに貴方さまのオシッコだわ。 ビショビショのティッシュが痛々しい。 「違うのコレ…コレは名前が書いてるからわたしのじゃないのよ」 貴方に差し出したパンツは、貴方の名前が書かれてるから貴方のものなのよ。 でも分かるよ… 貴方が自宅で履いてたパンツには 名前なんか書いてないものね。 名前が書かれてる時点で、既に貴方の持ち物じゃ無いのよね。 「あら、コレはわたしのだわ」 そ

          正しいって何だろうね⁇

          認知症コミュニティで入居6日目のおばぁさま。 「娘はいつ来るのかしら。私もよもや、こうなるとはね。」 独り暮らしはもう限界・・・。 誰もがそのように判断して、グループホームに入所されたおばぁさま。 本人だけが反対してた。弱かった反対勢力。 確かに、おばぁさまのような家庭環境は、周りへの迷惑を考えると独り暮らしは反対されるのだろう。 周りは『独り暮らししてるおばぁさま』の心配をしてるのでは無い。 『おばぁさまが独り暮らししてる状態』を心配してるのだ。 いろいろと

          正しいって何だろうね⁇

          おじぃさまの至福の時

          認知症コミュニティのおじぃさま 突然 「うえふぇふぇふぇふえ」と声高に笑い始める ねたきり1年半 入居10年 認知症歴12年 入居された頃より言葉が支離滅裂 ジェスチャーと聞き取れない言葉のオウム返しでココロを通じ合わせていた この頃では、一瞬一瞬のおじぃさまからのあらゆる伝達手段に 「これかな?」と予測を立ててのコミュニケーション だが 時々一人で楽しむおじぃさまを見る ベッドに横たわり 両手を挙げ何かを掴もうとするその表情は はにかんでる 壁や天井に

          おじぃさまの至福の時

          人の話をしっかり聞けぇぃ‼︎おババよ

          グループホームの自分部屋で休憩してたおババ。 お風呂の誘いに待ってましたとばかりに起き出した筈なのに…。 お風呂までは2メートルそこそこ。 「足が冷たいから」と靴下を履こうとするおババ。 「直ぐそこだから履かなくていいよ」とわたし。 三度同じ事を繰り返し ・・・・・・・ いい加減にしろぃ!と大声で「風呂ぉ!!!」と怒鳴ったわたし ・・・・・・ 気づいたらしいおババ(笑) 「そっ!風呂だわ」 やっと靴下要らずに納得したおババ。 やれやれと服を脱ぎ出すと、

          人の話をしっかり聞けぇぃ‼︎おババよ

          「手伝います」は自己認知の手段の一つ♪

          深〜〜い認知症のおババさま。 言葉や行動の意味を理解出来ず、自分の伝えたいことも話せずに、会話の出来るお友だちすら作ることができない。そして、そのことさえも理解できずにグループホームで暮らしている。 だから、自分で考えられる最高のコミュニケーションを駆使して、お仕事してるスタッフに、いつも「手伝いますよ」とやって来る。 でも、お手伝いが終わった瞬間のおババさまの表情に何かしら違和感を感じるんだ・・・。 「お手伝いありがとう」のスタッフの言葉を聞いた瞬間のおババさまの行

          「手伝います」は自己認知の手段の一つ♪

          私見たのよぉ〜ぉぉぉ〜〜

          「あばばばばばば!」 「何してらたが? 手ぇ洗ってらたが?汚いから止めなさいっっっっっ!」 グループホームのトイレから聞こえてくるのは、カン高い聞き覚えのある声だわ・・・。 便器の中に手を突っ込んでる只今真っ最中のおババAを発見してしまったおババBの声だった・・・。 やんややんやと騒ぎを収め、綺麗な体で居間に戻った筈のおババAに側まで近寄り説教語る鬼の形相のおババB。 我らスタッフもあまりの恐ろしさに身が縮む思いで傍観する・・・。 忘れん坊のおババAはもう既に忘れ

          私見たのよぉ〜ぉぉぉ〜〜

          家に帰る気はあるのか…おジジ♪

          グループホームで繰り返されるおジジのトンチンカン話。 「俺…え(家)さ帰るで……あした」 毎日毎日、あした明日…と言い張るおジジ。 明日はいつ来るのかなぁ? 余りにもシツコイ明日に「しっかりとした日にちを教えろよ」と上から目線で問いただしたら・・・いつのまにか日にちを喋るようになっていた! 「俺…え(家)さ帰るで……◯日!」 そして何故か帰らない理由を作り出す。 「今日雨だんて帰られね…なっ!」(今日は雨だから、帰れないなぁ。ねっ! 「今日暗くなって帰られね…

          家に帰る気はあるのか…おジジ♪

          入れ歯はしっかり口の中に入れておけぃ♪

          朝しっかりと手渡した筈のグループホームのおババの入れ歯。 朝食後の歯磨きで無いっ!入れ歯が無いっ!!下の入れ歯が口の中に無いっ!!!? 本人曰く「あぃっ…んだがっ(笑」 (あら…そう) しらばっくれてるおババに愛の怒号をば…! 「いー加減にしろぃ!毎回毎回人からやってもらうのがあたりまえええぇ っていう顔しやがって!!何サマのつもりじゃい!!!自分で失くしたものは 自分で探せや(怒)部屋にある筈じゃ!オノレの部屋じゃ!部屋の外にはぜぇってえ無い!!!」(言ってやったぜ

          入れ歯はしっかり口の中に入れておけぃ♪

          おジジはおババのアプローチに弱いなぁ♡

          グループホームの真っ直ぐなおジジは、トンチンカンおババが大嫌い。 ……だと思ってたが 3時の団欒で、やけにおジジに声をかけるトンチンカンおババに視線が集中。 けれど、おババの話は…よぉ〜分からん??? そんなおババに可愛さを感じたのか…おジジが微笑んだ!!! いつものおジジならば「うるせぇ〜〜っ!」と怒鳴るところなのに 意外性に若干の不気味さを感じ、血の気が引いた我々はゲラゲラ笑い泣き(笑) 年老いたおババ、年老いたスタッフの我々なので、 大声での笑いは息が続

          おジジはおババのアプローチに弱いなぁ♡