アリーって何者?

アリーって 何者?
と 時々。
答えに窮してしまう。。

アリー は アリー である 笑
(吾輩は猫であるぐらいの口調で)
私は何々である と 表明した瞬間に
相手のメモリーにある “それ”らしきものの引き出しに分類され
その引き出しを“はいわかりました”と閉じることで安心する。
まるでそれ以外の私になんか興味ないわよとばかりに。
カシャンと シャッター1枚、ある瞬間を切り取って
生の存在を2次元の紙切れに写し取っったことで
それを全部わかったかのようにおもうのはあまりに滑稽だけれど
どこにも分類ができなままに宙に浮かぶ存在は
不明感の中で気になり続けるから ケツノスワリが悪いのだ
だけど それだけじゃないよね
私って それだけじゃないよね
今日、赤い服を着てるからって 赤い人じゃないし
昨日、暗い顔をしたとしても 明日は明るいかもしれない
家も売るし、庭も作るし絵も描くし、歌うし踊るし、
孤立が嫌やなくせにパーリー苦手やし
理不尽には憤るし悪者の肩持つし
おまえにディスられたらめっちゃ凹むし
褒められたいしええカッコしたいし
簡単に両手叩いて有頂天になったかとおもえば
しょうもないことで 悶々ぐるぐるするし。。。
何者であるか
何者になるか
という ネズミのクルクル回る奴のような
行き先も終わりもない活動を 人生の一大事みたいに
ついついやりがちやけど
そんなことは どうだってよくて
たとえ私が私を失って
私のしってる私らしさを含め
それをあっさりと超えてしまっている私であれること
そう 私らしくない
あなたの知らない私であることだって私
え?こんな私どこにおったん?ってドキドキするけど確かな私で。
何者でもあれるし
何者にもなれるけど
何者にもならずそこにとどまらない
いま 面白がって 全力で やっているそれがわたしで
それが明日には 変わってしまっていることも含めて ワタシ
こんな夜更けに
オリンピックに当たらなかったからといって
ボヤいてるんじゃないよ
火照った身体が 渦渦するから
俺は何者かである前のおまえと 出逢いたい
そして何者かである前のボクを ググッと飲み干し
お前の中に溶かしてくれ
ALI
ALL I 全ては私、であり アイ だ
どうか ボクは あなたを
あなたのまんま 眺められていますように
もし
そうできてなかったら ごめんね

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