おいてけぼっち

おいてけぼっち

あくまでも なんとなくね
なにかから おいてけぼり 

いろんなことが はじまって
いろんなひとが うごいてる

うれしそうで たのしそうで
まばゆいんだけれども

それは どうも
あたしに かかわりのある
おはなし じゃないきがして

そんなあたしなど めもくれず
みんなむじゃきに すすんでく

ぜんぜんそれでいいんだし
おいてくつもりもないだろう

なのに なんだか おいてけぼっち

せけん というものが わからなくて
なんだか やっぱり まざれなくて

あたし は あたしだもの なんてつよがるけれど
そんなにいうほどの あたし なんてどこにもない

なんだろね
めのまえに あらわれたことに
う〜ん と むちゅうになりすぎて
いつのまにか あたりはくらくなり
だれもいなくなっていた みたいな

そんな おいてけ 
あたし めちゃくちゃ こわいのよ

だから どうにかひとりのこらず
だれも おいてけぼらないように
なにも おいてけぼらないように

できるかな 
できるわけ、、、ないよね
だけど せめて
いのってぐらいは いたいのよ

だれも ぼっち に
なりませぬよう に

あたし ぼっち に
なりませぬよう に

いちばんしたの そこのそこ
いちばんうしろのうしろから 
とぼとぼ ぼちぼち みとどけたいな

おいてけぼっち よ おいてかないぞ 
だから あたし も おいてかないで

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