見出し画像

子供を育てるということ

子供を育てるということ

長女が生まれて25年と少し
今日の3女の受験の日をもって、
“子育て”の時期が一つの段落を迎える

30年前、
てーみと2人で歩き出したボクらの元に
やってきてくれた3つの命

可愛くて大切で愛おしくて
ホントにずっといまでも
目に入れても痛くない存在

3人3様で顔も性格も生きてく道もみな違う
こんな人になってほしいとか
そんなことはなにもなかったけど
それぞれがそれぞれの生きる場所を見つけて
たくましく巣立っていき
また2人に戻るこの春

はて、ボクらは一体なにをしたんだろう
子育てと呼ばれるようなことをした気がしない

ただ、横で生きて
やりたいことを応援し
ボクらのやりたいことも応援してもらった

彼女たちにもらったたくさんのイロドリ
ボクらの人生はおかげでとっても華やいだ

逆に彼女たちに
親というものにしてもらって
無条件に信頼され育てられ支えられ
その中手探りでいまやれることやるだけだった

そんなボクらに彼女たちは
ホントにいろんな景色を見せてくれた

いつまでも心配症であったかいてーみと
アホみたいにその存在を信じきるボクが
彼女たちにできたことが仮にあったとして
その放たれた芳潤な香りを嗅ぐのは
彼女たちのこれからの関わりの中なのだろう

こうして導かれるように親と子になったボクらのアイダガラは
綿々と繋がって誰かやなにかを乗せるまるで空飛ぶ絨毯のようだ

ガンバレ ボクらのカワイイ娘たち

いつでも帰ってきていいからね
てーみと2人待ってるよ

R3.3.4
3女の受験の真っ最中 高知のホテルでダムを見ながら






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?