11-自立は"助けて~"

さてそろそろ

YOUはYOUをほんまは
めっちゃ愛してるやんって
感じれるようになってきた?

うん、なってきた

どんなYOU も
そのまんま 抱きしめる
準備は整ってきてる?

うん 来てる

さて めっちゃ幸せ満開の
ママのお腹から出てきて

ちょっとずつ
ちょっとずつ自分の足で
あるけるようになってきたと
思うねんけど

ある程度の年齢になってきたら

なんか

「自立」とか
「自活」とか

めっちゃ重要なテーマに
なってくるやん。

うちがやってる活動でも
親と早くに離れて暮らさな
あかん子とかが多いから
結構 自立って大事やから
そのへんの話をしとくわな

自立してる人は
ここは飛ばしてな

さて 自立ってなんやろ

自分で立つって書くから
自分のことは自分でできるってこと?
自分の食い扶持をもってるってこと?
一人で暮らすってこと?

なんかよく自立せなとか
いうてる子みると

めっちゃ 寂しい方
寂しい方に いかなあかんように
おもってるみたいな節があって
それみてたらこっちも寂しくなるねんけど
そういうことじゃないし

そんなんやったら
誰も 自立なんかしたいわけないやん

逆に
自立してない状態って
いうのはどうのかっていうと
例えば道で転んだときに 転んだまま

痛いよ~痛いよ~

ってただただ泣いてる
みたいなこと

誰かが いまの自分を見ててくれて
勝手に気づいて
なんとかしてくれるはずやから
自分はこのまま
泣き叫んどけばいいねんって

ほんまはできるのに
自分で立つ ってことを 放棄して
誰かに 寄りかかってる

人に自分の世界や
安全を任せきってる

考えたら
めっちゃ恐い状況やねんけど
そこを信じてて
周りがその期待に答えてくれんかったら
逆切れしてめっちゃ周りを責める


ごはんも待ってたら出てくるし
トラブルがあったら守ってくれるし
さみしい顔したら どうしたん?
って聞いてもらえる


もちろん
この世を信頼するために
その時期をたっぷり味わうことは
めちゃくちゃ大事やねんけど

それをしてる間は

私は一人ではいきられません宣言

をしてるから まったく
籠の中の鳥やし
その外に広がる世界を
見ることもできひんし
一人前の 権利も自由も
なんもないってこと

ごはんが出てこんかったら
そのまま死ぬしかないし
道路でこけてたら
車に轢かれて死ぬかもしれへん
鬼ごっこしても
鬼にはならへんごまめになるから
そんなん鬼ごっこちゃうし
全然おもんない。

その状態が なんか苦しくなって
籠から出してくれ~っていうねんけど
ドアは開いてて籠におるんは自分やから
ただただめっちゃ出るのビビってんねん

でもあんたには無理無理
絶対無理やからやめとき~

とか言われて
絶対できるもん
やってみせるもんって
強がって

ビビりながら 1歩出ては戻り
2歩出てては戻りって繰り返して
ちょっとずつ"大丈夫" を確かめていくやん。

ほんならだんだん周りが

できる子やんって
ここまで置いで~
ベロベロバ~って やり始めるねん

で、そこらへんで

そんなこと
あんた 責任とれんのかいな~?

っていうてきたりするけど

できる!
やる!

ってやってく

この責任って
言ったことをやる
約束を守るってことやけど
それはカゴから出るための
切符みたいなもんやね。

だから責任を広げることで 器も広がる
器を広げることで責任も広がる

だからその責任っていう
なんかめんどくさそうで
みんなが引き受けたがらんやつを
どんどん自分から引き受けて行ったら
めっちゃ自由に籠から飛び出せてることに
気づいたりする

そうやって 自由に空を
飛べるようになってくねん

誰かに寄りかからんでも
道を歩けてる実感もわいてくる

でも なんでも自分で
一人でって やっていくと
きっと 行き詰まる時がくるねん

うち これもあれも 全部
自分できるから大丈夫って
言いまくってたら
なんかしらんけど
段々人が離れていくねん


あ、そうか、
あんたは 一人でも大丈夫か

ほな うちには ようないし
そばにおることないよな~って

で、
そのさみしい感じ認めたないから
めっちゃ意地張り出して

そうや
うちは大丈夫やで
誰の助けも借りひんし
誰にも迷惑かけんといきれるもん

ってなるねんけど これって

「孤立」

ってやつやねん


めっちゃ孤独
死ぬほど孤独
めっちゃさみしい

周りに人めっちゃおるけど
誰にも ほんまのこといわれへんし
結局じぶんでも じぶんのこと
大事にできひんけど
誰かに助けてもらったりしたら
なんか お返しせなあかんし

そんななんか
お返しできるほどのもんなんもないし
それもまたなんかめんどくさいし

だからええねん

これも自立への道やから
なんとか人を頼らんと
自分だけで生きてくねん

みたいな
ループにはまっていくやん

けどな、それは
自立とちゃうねん。


自立ってのは

いま生きてる世の中とか
周りにいる人を おおよそ
信頼することができて
誰かが困ってる時 助けにいけて
自分がさみしいときに 助けて~って
いえるひとが おる状態で

人と一緒に生きられるってことやねん。


誰がか嬉しいとき
心からその嬉しさを喜べたり
自分が悲しいときに
めっちゃ悲しいって言うことが
できるひとが 周りに おる状態

それをうちは WEな状態って呼ぶけど

そのためには
どうする必要があるかっていうと
まず自分の周りにそんな世界を
作り始めるってことやねん

自分ひとりで生きる!とかって
頑張っちゃう系の「孤立」とかより全然、
めんどくさいねんけど

誰か周りの人が
本気でたすけて~っていうてたら
さっと手をあげて
ラジャー!もちろん喜んで!
ってYOUが動いてくっていうことから
はじまるねん

つらいから話きいて~
っていう人がおったら
上から目線でアドバイス~とかする前に
ただただその人のそばにいて
話をうんうんってきくねん

そうやって、ちょっとずつ
YOUの人生の時間を
周りの他の人のことに使っていくねん

YOUの人生を
YOUのことだけに使うと孤立

YOUの人生をYOUと周りの
関わりに使えるのが自立

つまりは
YOUは大丈夫やからこそ
人のことを考えたりすることが
できるってこと

それを積み重ねて はじめて
ほんまにYOUが困ったときに

たすけて~っていえる。

なぜならこの世界は
YOUがそうしてきたように

ほんまにたすけてほしいときには
誰かが手を差し伸べてくれるってことを
信頼できたとき はじめて
YOUの足で まだいったこともない
WEの世界の扉を叩くことができるねん

だれからも
そんな風にされてきたことが
なかったとしても
自分からはじめるねん

自分も嫌なことやられたから
やりかえすんじゃなくて
やられた痛みを知ってるからこそ
それの無い世界を自分の周りにつくるねん

そうやってまずは
自分から やりはじめていくと
いつのまにか
自分の周りにそんな世界が広がってるって
気づくから


だけどな、助けるっていうのも
その人が自分でできることを知ってるのに
手を出しまくって
自分のポイント稼ぐってことじゃないで

で、こんなに人を助けました!
ってピースしてfacebook でいいね!
されてる場合じゃないねん

たとえその人に嫌われたとしても

その人がこけたとき
自分で立てるんやったら

ほら 立っていくで!

って自分で立つのを待つことやし

ほんまに立たれへんときは

はよ照れてんと乗り!

っておんぶしてやることやねん

自立ってのは 周りに
たすけて~って言える世界をつくる
こと

そのためには YOUも
いっぱい助けておくこと

そんな風に お互いの自立で
この世界はできてる

だからうちはYOUが困ったら
いつでも助ける
YOUがうれしかったら一緒に喜ぶ

そして
うちが こけたときは
絶対 たすけて~

よろぴく

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