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美しさには余裕が必要、京都旅行から長瀬有花へ(1)

一回このサイトに飛んでみて欲しい。
ワクワクできるよ。

街を探索して見つけた民族雑貨のお店で、エウレカに着て行く服を買った。
服を買いに行ったことが少なかったが、良い雰囲気の店内で新しい楽しみが見つかった。

今回のnoteは以前の京都旅行の記録の続きであり、さらに迫るライブに向けて長瀬有花さんと私の関係を見つめ直すものである。
メッセージの焦点を明確にする上では、このnoteは2つのテーマに分けるとよい。
しかし、今回の旅行の目標の一つは「旅の経験を日常の体験と結びつけていく」ことであったため、このような形を取ろうと思う。

前回のあらすじ

何事も、目的があるとやりがいや満足感が増えるのではないかという仮説を持ちながら京都に行ってきた。
そこで、旅の目的を「美しいものについて知り、取り入れる」とし、美しさについて考えながらいろいろな体験をしてきた。

美しさを感じるには余裕が必要

今回の行程の中で勿体無かった部分が、時間や気分に余裕がなくなった時間であった。
その時々で些事に支配されてしまって、周りの物事を味わうことが出来なかった。

出発から準備不足で出遅れて、その後も電車の時間などを意識してしまって、心の余裕がなくなってしまった。
美しさについての考えを求めて京都府立図書館を訪ねたのだが、後の予定のために30分しか居られず、有意義な考えを得られなかったのが残念だった。
とてもいい雰囲気の空間だったのに。

暑さにも考えを支配されていたし、さらに荷物もいちいち気になってしまった。
名古屋図書館に行くときや、大阪で中之島美術館を訪ねたとき、どちらも駅から歩いて行ったのだが、大人しくバスを使えばよかったと後悔。
大きめのリュックを背負っていたため背中が汗だくになったのが気に触って、平静を取り戻すのに時間がかかった。


逆に余裕があることで素晴らしく美しいものに触れることも出来た。

瑠璃光院や八坂神社、大阪での民藝展や高山、新潟など様々な場所で静かな良さと向き合うことが出来た。

瑠璃光院の「リフレクション」…静けさに耳を澄ます
出町柳近くの桝形商店街にて
電車を逃した高山。結果オーライだった。
新潟市内の建物。近くの美術館も個性が感じられた。


道を歩いていたら聖地にちなんだ飛び出し注意のキャラクターを見つけたり、良いものを立ち止まって眺めたりして、得られたものは多かった。

そうやって出会ったものを残したいと思って取る行動を、これまでは写真しか持たなかったが、今回は録音をしてみた。
思いつきで始めたが、聞き返してみるとより雰囲気を感じられていい。
そういう気づきもまた余裕の産物だと思った。

今回の目玉は部活の演奏会で、そこでもいろんな演奏を聴いてそれぞれの良さを味わえた。
学ぶことが多かったと思うのは、求めているもの以外で目線を向けて得たものが多かったということだと思う。

余裕を言い換えると

このようなことを思い、美しさには余裕が必要だと感じた。
最後の方で少し触れたが、余裕は「焦点以外への視野の広さ」と言えるかもしれない。
それは、目当てのもの以外に意識を向ける観客視点でも、美しさを演出する側でも考えられる。

to 長瀬有花

以上のように余裕が大事だという結論から見たとき、長瀬有花さんは私に余裕をもたらしてくれる存在なのだ。
肩の力を抜いたり、いつもとは違う視点を提示してくれたり、そういった優しい雰囲気を纏っているのが彼女である。
そういったことを踏まえて、私と彼女の関係を考え直していきたい。<続く>

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