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第二十候 蚯蚓出(みみずいづる)

見返せば 闇浮き彫りの夏始め

ぐずついた天候の多かった二十候。目立たないけれど時勢も自分の内面も隠れていたものが顕にされていたような気がしている。良し悪しの判断をするためではなく見直し聞き直しのために、見えていなかったものが見えるようになっていたのかもしれない。

人知れず 伸びやかに咲く花卯木

大きな木に隠れて、あまり手入れのされていない卯木(ウツギ)が満開。近くで見かけるのは刈り込まれた街路樹が多いので、ちょっと新鮮だったよ。

20210510ウツギ

出来事気づき(5/10~15)

10日天気も良く、庭木カット。挿木のポプラを鉢に植えました。14日はニワトコが根腐れしそうだったので急遽植え替え。ちょっと無理したので無事根を張り直すか心配。

11日新月を前にして、久しぶりにデトックスさせられた感じ。久しぶりに胃の中は空っぽにさせられ、体幹を鍛えられる。本年度最遠の新月は、エネルギーの解放が活性化されていたのだろうか。

最遠の月とは太陽に月が近いということ。太陽と月と地球の同期のバランスも、うまく言えないけれど心を太陽に寄せていない所がひっぱられた感じかな。


他人の照れや気まずさを感じてしまう。急足で先へ向かおうとする人。戸惑い迷走を恐れ足踏みする人。あふれる情報が周りを流れて行く。


立夏、そして新月と大きくエネルギーがシフトしている。うまく波に乗れた人。乗ったつもりで海に飲み込まれた人。少しづつ顕になって行くようだ。

13日 シトシトと雨。静かに空気に溶け込み、大地に染み込む雨は好きだ。気温差は10°ぐらいあって、先日のデトックスがまだ響いていて免疫力落ちてるから外出取りやめ。沖縄九州は梅雨に入り、火山灰に黄砂、曇りの日が増え日照時間は減りそう。

コロナは変異型がどんどん地方でも増えて、ワクチンに対して意見を聞かれることも増えた。コロナの弊害ばかり取り上げるが、恩恵もあるのにと思う。


神社の周りに群れていたインコだろうか、綺麗な緑色のインコが数羽ミモザの鞘に実った種を食べに来ている。食べ散らかしてご近所さんは毎朝お掃除が大変そう。

ワカケホンセイインコというらしい。ここ数年自然に増えているけれど、在来種への影響が懸念されている。人が持ち込んだ外来種。文句も言えまい。神奈川ではニシキ蛇が1週間以上逃走中。

つい忘れがちだが、七年ぶりのイスラエルとパレスティナの紛争が再燃し激化ている。なぜ、それほど…イスラム教とユダヤ(キリスト)教との宗教戦争。信仰は大切だけれど、誰かを排除するために行使される宗教は人類に必要ない。

人間のエゴが招いた、人間にとっての弊害。見直した方がいいことが溢れている。

#第二十候蚯蚓出(みみずいづる)

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