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新しい《世界観》と《道》


人類の進化という局面

今、人類は飛躍的な進歩の局面にある。

 自覚のあるなしにかかわらず、地球人類を構成する一人ひとりに宇宙から求められていることは、覚醒である。

 すでに変化の予兆は随所に見られるが、それが何を意味するかは、全体像が見える地点に立たないとわからない。

 しかし、その変化は避ける事ではなく、より良き人類世界に向かう越えるべき事がらであることを多くの人は感じとっている。

 とはいえ、そのプロセスを進むにあたり、留意点がいくつかある。

 まず全体像を把握することと《世界観〉というものの重要性を認識することが挙げられる。

そして進化ということを「ベクトル」「波動」という観点から見ることも必要だ。

《世界観》のアップデート

 人類はその発生以来、肉体と精神を発達させてきた。また人口も増えた。テクノロジーも手にするに至っている。

しかし反面、不完全な〈世界観〉に基づく思考と行動は人類に混沌をもたらした。

現代はひとつの臨界点に近づいているのだ。

 目に見える文明、それは人類の集合的意識の反映である。そして、それは人類が到達した〈世界観〉の反映とも言える。

 現在の我々が持つ〈世界観〉は自分の思考がすっぽりその中に入ってしまっているので、その〈世界観〉が本当に正しいかどうかわからないまま、正しい(はずの)モノとして認知されている。

 しかし、世界を見渡して、その人間と人類の行動を規定する価値観の頂点にある〈世界観〉が、正しいかどうか、役に立っているかは、一目瞭然である。

問題ない、と言い切れる人は一般的な人にはいないはずだ。

 現在、人類は《世界観》のアップデートの必要に迫られている。それは古い〈世界観〉では人類が直面する諸問題に対応出来ないからだ。

古い〈世界観〉とは、分離という二元性に基づいている。唯物論に立脚したもので、物質性への偏向がある。
目で見えるものが真実である、という考え方だ。

これまで我々人類は、この考え方を受け入れてきた。

 今、人類は袋小路に陥っている。
機能不全に陥っていて、全体としての調和に至る道を見つけられず、さまざまな混乱と不調和が、あちこちに噴出する事態になっている。

その理由は、自分達が正しいと無意識に信じこみ、思考の前提としている価値観、〈世界観〉という重要なモノへ意識が向かないからなのだ。

ある意味、それは自分の思考と行動の原点にある重要なモノに意識が向かないことに似ている。人間は問題の原因を、自分の外側に見つけたがる生き物なのだ。

なぜか。。。簡単で都合が良いように思えるからだ。

それはさておき、現在の相対的二元性の価値観である〈世界観〉は古来よりあったのであろうか。

否、そうではなく歴史のある段階から、構築されたもののようである。


蘇る縄文の普遍的《世界観》

今、縄文文化がクローズアップされてきている。

縄文文化は「調和と共生」の文化である。
争いの無い平和な文明を1万年以上にもわたって維持することができた世界でも例を見ない古代文明である。

現代に、縄文文化への憧れが強まっているのは、自然回帰への欲求だけではない。

 それは、現代の大きな流れであるテクノロジーの進歩を推進する意識に、本来の人間性の発現を抑圧する危険性が存在することを現代人はどこかで感じていて、縄文文化の中にその危険性を緩和する鍵がある、と無意識に感じているように思える。

"縄文文化は「じねんの論理」そのものである"
と《空不動》は言う。

「じねんの論理」とは現代の〈世界観〉に代わる、新しい時代に必要な《世界観》の基となる価値観である。

 普遍性に基づく古代の《世界観》が現代に蘇ろうとしているのだ。
それは平和の長期実績のある唯一の文明を支えた《世界観》である。
わけがあって、人類の表舞台から姿を消し、忘れ去られていた《世界観》である。

新しい《世界観》の必要性と《道》

心静かに人類を俯瞰すると、今の進化の局面にいざなわれる理由と解決の方向がわかるはずだ。

 ここまで人口が増え、長きに渡って様々な体験をしてきたからこそ、わかることがある。

 これまで現代の人々は、互いの意識を繋げてこなかった。もしかすると人々が繋がることを妨害してきた勢力もあったかもしれない。

 しかし、そのこととは別に人間自身に内在する因子によって、人々は目覚め始め、繋がり始めたように見える。

 インターネットとSNSの爆発的普及とシンクロするようにだ。

 この目覚めと繋がりによって、人類は「普遍性」を回復する。

《普遍性》の回復

 これまでの人類の経験は、「普遍性」が無いとどうなるか、普遍性の無い〈世界観〉を信じて生きるとどうなるかを学ぶためのものであったとも言える。

 その結果は、、、周りを見渡せば一目瞭然である。こうなるのだ。

それで、そのことを学んだ後は「選択」となる。

 あなたは、そして地球人類は、「普遍性」を回復した未来を望むのか、それともこのまま「普遍性」を求めずに進む未来を望むのか、である。

「普遍性」とは「独善と排他」が無い、と言うことである。

 そこで、「普遍性」を回復する未来を望んだ人類の前には《超越人格》が現れ、その望んだ未来に繋がる道を示されることになる。

それが《空不動》の説く《道》である。

 この道は、《普遍性》を回復する《道》である。回復するのは自分自身と、人類である。人類を構成する全ての組織である。

「普遍性の回復」とは独善と排他を捨てることでもある。

 意識しようとしまいと、この人類に「普遍性」を回復させる《超越人格》は、否応なくその働きを展開する。つまり独善性を排除する。

 それは人類の進化、つまり「普遍性が回復され、恒久平和が実現した世界」にアップシフトすることを妨げている「普遍性に反するモノ」全てを根底から解体する働きなのだ。

あなたはどちらの《道》を選ぶのか。

 これが意味することは、今のあなたの想像よりとても大きい。


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