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探求って何だろう?


探求って何だろう?


常にこれを考えている。いや、考えたい。
教員時代も探求・探究って使ってきた。
けれど、どこかで「?」があった。

子どもたちも周りの先生も聞いてくれたけど、きっとどこかで「?」があったと思う。

「好きを見つける」
「興味をもったことを追求する」
「好きなことを調べる」
「自分で表現する」
なんかどれも合ってそうだけど、違和感もある。

探求は人生につながっていく。

そんな言葉を聞いた。いい言葉。

確かに人生もそうだな。
何かの道を選んだ。合ってそうだけど、違和感もある。また、別の道を選んだ。合ってそうだけど、違和感もある。正解なんてないし、失敗もない。そもそも、そういうのが人生。

vucaの時代

予測できない 不確実性
そんな時代を「自分らしく、生きる」には?
どんなことでも
「とことん」が大切。
とことんを突き詰めていくと、自分の仕事観や職業観、人生観、幸せとは?生きるとは?
こういう人生の本質につながっていく。

しかし、この本質にたどりつくまで、そう簡単ではない。進めば進むほど、目的にたどり着いたり、たどり着かなかったり。そもそも、目的地さえも合ってたり、合ってなかったり。だいたい正解とは?不正解とは?

そう誰もがどこかではまる無限ループ。

人生という海をこの先に何があるか分からず旅する。そんな感じ?
たどりつけるのだろうか。どこかにたどりつくべきものなのだろうか。


そんな時代に「自分らしく、生きる」ためにはどうしたらいいか?
自分が何者なのか?自分が何をしたいのか?自分がどうしたいのか?自分が何に喜びを感じ、何を成し遂げたいのか?どのように生きていきたいのか?そういうことを自分なりに表現できる。
それが大事なのではないか。

だからこそ、探求という考え方が重要になってくる。

何かを調べ、考え、行動し、それに対して多くの人からフィードバックをもらえる。形式的には、こういう感じかもしれないけれど、結局自分が何が好きで何に興味をもち、どう表現し、何を実現していくか?それが形になる。形にならない。
本気のアウトプット+本気のフィードバック。それを繰り返していくことで、自分の一歩が誰かの励みになったり、誰かを助けたりする。自分の力が、自分の考えが世の中を変える。変えるかもしれない。いや、変えてやる。そんな瞬間を味わうことができたら、子どもたちの可能性が無限に広がっていく。子どもたちだけじゃない。こういう学び方、生き方ができれば、どんな人だって、自分らしく、生きる。ことができるね。

そうなっていくことで「やってよかったな」が「生きててよかったな」になる瞬間がある。自分の思いが誰かに伝わり、またそれが誰かに伝わっていく。それを繰り返していくと自分自身の価値観や仕事観、職業観などいわゆる生き方ということが変わっていく。それが学びの本質なのではないでしょうか?

そう考えると学びって場所、年齢、全く関係ない。

今の考えって一時的なものかもしれないし、また色々なことを経験したら変わるかもしれない。変わらないかもしれない。
大切なのは、自分の言葉を追い続けること。
さまよう感じだけど、それが楽しい。

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