「ミステリアス」より「分かりやすい」が評価される時代であれ
最近は言葉で伝えることを意識している。今までも言葉や言語化を意識していたが、伝えるということはあまり意識していなかったかもしれないなと。意識し始めたのはある人に出会ったことが大きい。
僕としては普通に会話していたつもり。それでも「言葉にして伝えてくれるのが嬉しい」と言ってもらえたため、意識的に言葉で伝えようと思うようになった。褒められると伸びるちょろいタイプ。
自分が思っていることは、想像以上に相手に伝わっていない。自分は良かれと思って行動していたことがマイナスに捉えられていたり、自分の意図とは違う方向に進んでしまったり。
“すれ違い”はコミュニケーション不足から起こるもの。
嬉しいなら「嬉しい」と伝えないと分からないし、楽しいなら「楽しい」と伝えないと相手には分からない。
“嬉しそう”とか“楽しそう”では100%本意が伝わらないんだと学んだ。
こんなことを言ったら怒られるかもしれないが、僕は「察して」が苦手なタイプである。辛いなら辛いって言ってほしいし、励ましてほしいなら励ましてって言ってほしい。
「言わなくても分かるじゃん!」と怒られるのがどれだけ恐怖か。
元カノが泣いていた時に「なんで泣いてるん?話聞くか黙ってるか、どっちがいい?」的なことを聞いたら、ブチギレられたのは良い思い出。笑
もちろん、常に自分の気持ちを言葉で伝えるのは難しいとは思う。ただ、意識的に言葉にするだけで、コミュニケーションがぐっと楽になるのではないか。
「ミステリアスな人がモテる」とか「どう思っているのか分からないところが素敵」みたいな評価もやめてほしい。
「モテる、モテない関係なく、分かりやすい方がコミュニケーションしやすいだろ!!」といつも思っているから。
駆け引きが苦手な男の言い訳かもしれないけど。
相手に対するポジティブな言葉はどんどん伝えたら良いと思う。「会えて嬉しいです」と言って怒り出す人はいないだろうし。
「自分の気持ちは相手に伝わっているだろう」「何となくのニュアンスで大丈夫だろう」という、相手に委ねるのはやめる。
額面通り受け取れる、分かりやすい言葉で伝えるぐらいの方がちょうどいい。
僕は今後も「分かりやすい人」として、言葉で伝えることを大事にしようと思う。
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