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298.自分の時間を取り戻そう#2

1日30時間くらいあったらいいのに。

#1では 「生産性を上げるための概念」をまとめた。今回の記事では前回よりも具体的な方法を、自分の考えも交えながらまとめていきたい。#1と併せて読むと、より理解が進むと思う。


■労働市場で評価される人

「今いる組織への最適化」を最優先に考えてしまうと、生産性を上げるというインセンティブが全くなくなってしまう。一方、「労働市場での評価を上げること」を意識しながら働くと、生産性を上げることが自分にとって必須の、かつ重要な課題になります。なぜなら労働市場で評価されるのは、生産性の高い人だからです。

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「目の前の仕事に対する視点」を考えていく必要がある。その場しのぎで終わっている人はこれからAIに淘汰されるだろうし、生産性が高い人との差がどんどん開いてしまう。

これは、業種の問題ではない。コンビニバイトだって、市場全体の流れを汲んで仕事をすれば、それだけの価値を生み出すことができるはず。要は「どんな意識で仕事をしているか」ということである。

このタイミングで見直してみよう。


■”見える化”することの大切さ

お金と時間は、両方とも“見える化”しよう。
多くの人はその時その時の自分の生活にとって大切なもの、もっとも貴重なものが異なります。その変化をしっかり意識しないと、知らないうちに大事なものを失ってしまうのです。

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お金は分かりやすいが、「時間」は分かりにくい。YouTubeをダラダラ見ていた1時間に対しては、罪悪感を感じるだけで「時間を失っている」ということには気づけない。これは仕方のないこと。だからこそ、この記事を読んでいるあなたには「時間の大切さ」をもって知ってほしい。


■お金の生産性を上げる

無駄遣いを減らすことではなく、できるだけ大きな価値を自分に与えてくれるものにお金を使うということが大事。すなわち「お金の生産性」を上げるということになるのです。

「自分にとって必要なもの、価値をたかめてくれるもの」に投資をすることが大事である。毎日使う、スマホやパソコンもそうかもしれない。「価値」は人それぞれであるから、自分にとって価値のあるものを見極めることから始めよう。

この考え方が大事だと分かってきたからこそ、「ミニマリスト」の注目度が上がってきたのだと思う。僕も少しずつではあるが、身の回りのものを減らし、ミニマリストに近づけている。

「自分の大事なものにお金や時間を使いたい人」には、ミニマリストの考え方は本当に参考になるので、オススメしたい。


■自分だけのもの

手に入れたいものが違う人にとっては「生産性の高い方法」も異なるということです。だから誰かが勧める「生産性の高いやり方」をそのまま真似しても意味はありません。その人が手に入れたいものとあなたが欲しいものは、同じように見えても実は全く違うかもしれないからです。

人生全般で言えることだと思うが、「自分にとって大事なこと」を考えなければならない。Aさんにとっての最適解が、自分にとって最適であるとは限らない。あくまでも他人の考え方は参考程度。自分の人生の選択肢の1つ、くらいに考えておくことが大事だ。


■過去ではなく未来

私たちが大事にすべきなのは、過去ではなく未来です。今の時点で保有している希少資源を何に投資するのが最も生産性が高いのか=自分が欲しいモノが手に入りやすいのか。そういう視点で考えてこそ、縛られない生き方ができるのです。

限りある、自分の資源(お金や時間)をどのように使うかが、差を分けるポイント。人と違うことをしたいなら、人と違う使い方をしなければならない。もちろん、現状に満足している人はそのままでいいのは言うまでもないだろうけど。

「今」の積み重ねで、「未来」が作られる。過去に縛られても何も変わらないのだから、常に前を向いて、目の前のことに全力を出したい。「あの時がんばって良かった」と心から思えるように、一瞬一瞬を大事にする。その方が圧倒的にカッコいい。


■おわりに

「時間」というものは目に見えにくいからこそ、意識して使っていく必要がある。時間だけは誰にでも平等である。この時間の使い方が成果の差を分ける。「充実した人生を送りたい」と本気で思うなら、時間の使い方を見直そう。お金の使い方よりも成長するヒントが隠されているはず。

#3では更に具体的に 、日常生活で取り入れることができるポイントを解説する。あなたの小さなきっかけになったら嬉しい。




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