いつも調子悪いとか病んでいる話が多いが、今日はびっくりするほど頭がクリアだった。昨日夜、寝る前からそうだった。久しぶりに寝る前に音楽聴いたり、本を読んだりして、楽しいと感じた。いつも気を失うように寝ているから。クリアな状態から比べてみると、普段は脳内に分厚いモヤがかかっていると気づく。毎日そのモヤを振り払うのに必死だった。

クリアになった要因に心当たりがある。ずっとモヤモヤしていた複数個の仕事の整理がついたり、道筋立ってない箇所の相談ができたこと。わからなくて不安なものを、そのままにしておくと不安だけ雪だるま状態になって、正体不明の不安だけに圧迫されるとわかった。

たくさんの雪だるまが解けたことで、明らかに脳のキャパが広がっているというか、片付いて作業スペースが大きく使えている実感がある。その影響なのか、今日は時間的にも精神的にも追い込みがたくさんあったが、すごく力が出て戦ってこれた。私まだまだいける気がする。

退勤後も、私の興味関心やできること、またアウトプットを評価くれる人々がいて、とても幸せな時間だった。村上春樹のつぶやきbotもよく、「運命が変わる時は、向こうから選ばれる」という旨を言っている。そんなトキメキと心踊る感じがある。

きっかけは些細な世間話で、でも好きなことを臆せずに話したからこそ、繋がったご縁でもある。人に出会うこと・自分のことを話すこと・相手の話を聞くこと。社会生活の基礎のキであり、とても尊く感じた日だった。発信して選んでもらうことを続けていると、どんどん自分では行けなかった世界に連れて行ってもらえる気がして、好きだ。さながら、目的地のないヒッチハイク。

いつかネットの海で私の文章を選んで読みにきてくれる人たちを、心待ちにして細々と書いていきたい。それから、いまそんなふうに私の文章に出会って読んでくださる方々もいて、とても幸せに感じている。文章は自分そのもの、みたいな気持ちだから。