第2章 ~ティカの街へ大冒険~
どうも、新井 伸です!
今回のアフリカ物語は..
友人Morrisと出会い、いよいよアフリカの世界を冒険する新井 伸。アフリカの街並み、雰囲気、治安って?初海外で困惑する新井 伸に最強の助っ人が登場!はたして生きて帰れるのか。
それでは、ケニアへLet's go〜🏃
(もし第1章をご覧になってない方は、下記の記事をTapしよう👇👇)
①街中に動物?自然に満ち溢れた世界
Morrisとその家族に深々とお辞儀、、
ではなく堅い握手を交わした🤝
(手の大きさは、身長180cmのハンドボーラーの手と言ったら分かるだろう)
そしてMorrisのお母さんが一言、「Morrisの言った通りだわ、小さいわね〜」
日本人は小さいイメージがあるらしく、172cmしかない新井 伸はMorrisのお母さんに笑われたのである。(Morrisは177cmくらい、その父と母は僕より小さい。よく小さいと言えたものだ🙃)
そんな初めましての会話を終えて、Morrisに僕のキャリーケースを運んでもらいながら、お金の外貨両替をする場所まで向かった。(いやMorris優しすぎやろ〜☺️)
ケニアのお金事情は面白い。
1 円 = 1 シリングなのだ。(四捨五入)
したがって、ケニアへ来てもお金を使う感覚が狂うことは無い。
そんなことはさておき、店主にお金をボラれないようにMorrisと協力しながら、ドルを大量のケニアシリングに変換することが出来た。
もう空港には用事が無いので、Morrisのお父さんの車へ向かう。
お父さんの車はSUBARUのフォレスター、中古で少し型は古いが乗り心地は最高。窓ガラスは外から誰が乗っているか見えないようになっていて、治安の悪さをもう既に実感した。(黒い透明なシールが貼られている)
ティカへ向けて出発!
お父さん、運転よろしくお願いします。初めて海外の人に自分の命を預けた瞬間であったが、謎に安心感があった🤗
道路は左側通行、そして驚くことにほぼ100%の車が日本車だ。TOYOTA, Honda, MITSUBISHI.. 車だけ見たら日本と変わらない!そう思った時だった、、
街中に、普通に動物が人間と歩いてる!!??
いや自然豊かとは聞いてたけど普通におるやん、アフリカえぐいて!犬とか猫なら分かるよ、散歩してる人いるもんね日本でも。でも牛て、ヤギて、普通おらんでしょ!w
早速アフリカに打ちのめされた新井 伸だった。それだけじゃなかった。。
え?お父さん?いやそこ道路じゃないよ??
「I'm making this road😎」
(今、俺がこの道を作った。)
さっき謎の安心感を感じていた自分を殴りたい👊(💢゚Д゚)
そうだここは海外なんだ、日本とは違う。
また僕の当たり前がぶち壊された瞬間だった。
そんなこんなあって空港から1時間、Morrisの住むティカに無事到着した(^-^)
②ずっと夏!暑いけど涼しい夜
第1章でも話したが、飛行機の中でも赤道に近づくにつれて気温が暑くあるのを実感した。実際最高気温は約30度、僕の体は2月の真冬から8月中旬の真夏に飛ばされたようだった。
しかし夜になると一変、少し肌寒いほど気温は下がる。ティカやナイロビは標高の高い位置にあるせいか、アフリカの中でも比較的過ごしやすい地域らしい。
サウナに入ったあと体が整うような感覚になりつつある中、Morris家で夜ご飯を頂いた。
主食である豆、野菜、牛の入ったスープ、
僕のために白米まで用意してくれて🍚
本当に感謝しかない。
そして味も最高に美味かった。
(上手く表現出来ないが、田舎のおばあちゃんの味。食材本来のうま味を把握していて、現代人からすると味は薄く感じるんだけど、食材一人ひとりが喧嘩しずに、喉に流れ落ちるって感じかな😊)
「時差ボケや旅の疲れがあるだろう、しっかり今日の夜は寝てくれ」by Morris 父
とても優しい言葉を受け取り、シャワーを浴び、布団に飛び込んだ。これで疲れが取れて最高だ、幸せの何者でもなかった。
夜はぐっすり寝ることが出来た。
と言いたいところだが.
夜遅く朝早くに何度も何度もチキン🐔に起こされた。(2時, 4時, 6時はチキンアラームがあるらしい、先に行ってくれよfather..)
③いよいよティカの街に大冒険だ!
チキン🐔には起こされたが、10時過ぎまで寝たので体力は回復。美味しい昼ご飯を食べて、持ち物をできるだけ最小限に、パスポートを忘れずに、帽子を被り準備完了!
家の電線が絡まる大きな扉を開けて、ついにアフリカの土を踏む。いざ街中へ。
ティカの街への旅路
視線を感じる。まるで僕を海外のアカデミー俳優かのように微笑みながら見てくる人もいれば、凶悪な犯罪者のような眼差しで、僕に疑いをかける目で見てくる人もいる。
今でさえそういったマイノリティに対する視線は慣れたが、最初は肌が視線を浴びる度に緊張する、そんな感覚が続いた。
そんな時、Morrisが気を遣ってくれたのか。
コーヒーの原木を見に行こう!と言った。
案内してくれたのは、赤土に広がる大量の珈琲の原木。この緑の実が、コーヒー☕️になる!
知らなかった、コーヒーってずっと茶色の豆かと思ってた。。(コーヒーに詳しい人になった気分で、なんか嬉しい😊)
そんな感じで気分が晴れ、そのままティカの街へ突入!
ティカの街、到着!
ⅰ現地のSimカードを買う
ここで説明しよう。
Simカードは皆さんご存知の通り、携帯を買った時に差し込むあの小さなカードだ。
僕も知らなかったのだが、海外では日本のSimカードは使えないらしい。(詳しくは分からんけど、4Gとか5Gが現地のSimに交換しないと携帯が使えないんだって)
したがって、現地で超有名な携帯会社Safari.comに行った。
ただSimカード買うだけだし、すぐ終わるだろう。そう思ってた。
めっちゃゃゃ長蛇の列!ええーー、ただでさえ初めての土地で全身緊張してるのに、外で待機は地獄だって。。
と思いつつ、素直に並んで待った。
(1時間待った)
ここでプチ情報。
ケニアには42の民族が住んでいて、家ではそれぞれの民族の言葉。街ではスワヒリ語。フォーマルな場では英語。
したがって、街中で聞こえる言葉何言ってるか全くわからん!!
とは言いつつも、英語で話しかけたらほぼ90%英語で話してくれるので、会話は成り立つ。
数分でSimカード購入完了。
僕はSim解除を日本でしてなかったので、現地で3000円の携帯を買ってミッション達成!
次へ進む。
ⅱM_PESAを使いこなす
M_PESAとは、
携帯のみで電子決済ができるアプリの事だ。ケニアではこのM_PESAをほぼ97%の店が実装していて、現金を持ち歩く必要は無い。
したがって、僕もこのM_PESAを使いこなす必要がある。
M_PESAの使い方は簡単、店が提示する番号を携帯に打ち込み、払いたい金額を打つだけ。
(PayPayで友達にお金を送金するのと同じ!)
しかし所々スワヒリ語で書いてあるため、使い方が分からない〜〜😭😭
ここでMorris登場!
優しい英語でゆっくり丁寧に説明してくれて、
あっという間に使いこなすことができた。
(Morrisしか勝たん🥺👊)
M_PESAも使いこなし、
次は実践練習。お買い物だ!
ⅲタウンでお買い物🛍
大きなビルの1階にあるスーパー。
当たり前のようにいるゴツイ警備員に手荷物検査をされ、いざスーパーの中へ!
売っているものは日本とさほど変わらない。
英語表記だが、見た目で分かるものばかり。
でも、
圧倒的に値段が安い!!
日本円とケニアシリング価値あまり変わらないのに、物価安すぎてびっくり。(気づかないうちに大量買いしそうで怖い。。)
商品を見る度に一喜一憂していると、Morrisに連れられ2階へ。
ここも驚き、2階へ行く為にエスカレーターを使うのだが、、
横長〜いし、角度低っいい!
何で縦長じゃなくて横長なんだw
(確かに縦長があったら横長もあるかとまた価値観をぶち壊された新井 伸である。)
そしてお目当ての蚊除けクリームをゲットして、お会計へ。
これも面白くて、
店員は座りながら仕事してる💦😅
IKEAのように商品は置いたら、自動でバーコードを読み取るピッ!ってするとこに移動する。
店員さんはピッ!ってするだけなんだよ。
だからケニアの店員は座りながら仕事してるw
日本では考えられないよね😇😇
無事、M_PESAで決済して。
最後のミッションコンプリート🎉
刺激を受け過ぎて、2日目にして疲れ果てる
新井 伸であった。
④大学生の日常 in Kenya
ケニアに来て3日目。
いつも通りチキン🐔のアラームで目が覚め、
今日が始まる。
朝ごはんはトースト。食パンは白のイメージじが、ケニアのパンは少し茶色だ。マーガリンをかけたら最高に美味い😋
昼は車の洗車🚙と服の洗濯🪣
(洗濯機は無いので、どちらも素手で行う)
素手で行うのは時間と労力がとてもかかる。。
しかも暑いので、めちゃきつい!
でもMorrisは車を洗う時も、服を洗濯する時もすごく楽しそう。彼は物を綺麗にするのが楽しいらしい。(その才能俺も欲しい🥺)
約1時間が経って、任務完了。
少し水休憩を挟んで、今日も街へLet's go!
今日街に出かけたのは、Morrisが現地の友達に会わせたいと言ったからだ。
ケニアの大学生は普段何をして遊ぶのか、、?
クラブ?バスケ?それとも何か違う遊び??
答えは、、
PS4でFIFA2022をやる
でした!
いや日本と変わんないし、なんかアフリカっぽくなくないか?w
(イメージで物を語ってはいけないと改めて実感した新井 伸であった)
ケニアで1番人気なスポーツはサッカー⚽️
そのため、街のあらゆる所でサッカーのゲームができる場所がある。(自宅にはPS4を持っている子が少ない!)
どこに行っても大学生の日常は変わらない!
ある意味の大発見をした新井 伸であった。
夜遅くになったので、家に帰ろう。
ここでまた事件が。。
公共交通機関のマタツゥを使って家に帰っていたのだが、降りる前に貰えるはずのお釣りを運転手がくれない。。
どうしよう、、
「))omidfmrmuda!」
Morrisキター!スワヒリ語で苦闘の末、見事お釣りを勝ち取ることが出来た。
(いやMorrisおらんかったら500円ボラれてた、神すぎでしょMorris🤩🤩)
みなさんもマタツゥを使う際には、お釣りの出ないように値段ピッタリ払いましょう!
以上、たった3日間で起きた出来事でした!
長くなってしまい申し訳ありません、それくらい驚きとワクワクがあって充実している旅!
そんな僕のアフリカ物語、
次回はMorrisがいない旅です😢😢
生きて帰って来れるかな。。
次回 新井 伸のアフリカ物語
第3章 ~文化と伝統~
日本人と出会い、小さな村へ行くお話
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