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【コラム】母の日に

全世界のお母さんありがとう

Q . あなたは誰から生まれてきましたか?
A. 「お母さん!」
このやりとりが崩れることはきっと人類史上まだないかな。
世の中のお母さま方、本当にありがとうございます!
あなたがお腹の中で気遣ってくれて、
あなたが頑張って出産してくれたから、
人類が繁栄できています。本当にありがとうございます。

未熟な母親なんて当たり前

こどもにとって見たら、生まれた時には母親は母親なのですが、お母さんにとってみたら、「人生で初めての母親」「人生で初めての二児の母親」「人生で初めての三児の母親」と、初めて尽くしのことなのです。

もちろんお母さんにも幼少時代はあるだろうけれど、時代と土地と環境が変われば「こどもの頃の気持ちを思い出して、、、」と子育てのヒントを探ろうにも、なかなか困難だったりするもの。

一昔前は、専業主婦や多世代家族が多かった時代でした。
それが今は共働きや核家族化が増えて、子どもを取り巻く社会環境も、母親を取り巻く社会環境も大きく変化しているのです。

そんな中、気にかけ、想いを巡らせ、育ててくれてありがとう。

気にかけてもらえない子どもは生きていない

人間は誰かに気にかけてもらえないと、生きていかれない動物です。
①安全な寝床を確保してくれる
②水・食料を確保してくれる
これを誰かにしてもらえたから、生きているんですよね。
そして、寝る時にその布団を作ってくれた人だって、飲むお水を手配してくれている水道局の人だって、食べるご飯の農家さん・生産者さんだって、”誰かを想って”作ってくれている。そう、人は生きている限り、いつもそんな優しい想いタチに囲まれて包まれているんですよね。

理想の高いお母さん、苦しむのは辞めよう!

お子さんのためを思えばこそなのだろうけれど、「経済的な面で困らせたくないのにお金持ちじゃないからダメな母親だ」とか、「ちゃんと1日3食一汁三菜食べさせてあげたいのにお惣菜やおむすびばかりでダメな母親だ」とか、そうやって自分で自分のハードルを高くされ苦しまれている方がとーーーっても多い気がします。※お仕事上非常によく遭遇しております

今は過保護こそ虐待(子どもの成長機会を奪ってしまっている)と言われるようになりましたし、そこまで手をかけてあげなくても大丈夫っす!!

愛のバトンは家族を越える

子育ては社会全体でできたら素敵だな、と感じさせられるエピソードがありました。
毎月第二土曜日は、三鷹市にて宅食サービスを実施していますオルスタ🍱
昨日は広島より”生姜”と千葉より”筍”を寄付いただいていたので、春を感じる旬のメニューで食事を届けることができました!

筍を掘りに行ってくれた成瀬さんがいて、彼女が梱包して発送してくれた。前夜の下処理はわたしが鍋で3回分×1.5時間かけてあく抜きをして当日調理場へ持ち込みました。三鷹市行政及びコミュニティセンター管理者のみなさんが貸し出してくださっている調理室にて、お料理担当管理栄養士のもっさん(三児の母でもある)がおいしく筍ご飯を作ってくれて、経堂で子ども食堂を運営されている須田さんからお裾分けいただいた広島の美味しい生姜を甘酢づけにしたものを付け合わせにしながら、カーシェアの会社さんのレンタカーを借りて、配達担当のあやこちゃんと合流して子育て家庭のみなさんにお届けしました。

沢山の人の優しさや愛や想いを繋いでお届けできたのです。

たけのこご飯のおむすび

子育てって、親だけとか、学校だけが担うものではない。
社会で協力し合えたら、もっと子育てに優しい日本になれるよなぁ。
そんなことを感じた母の日でした。

By 太田 旭



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