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あなたの子供の文章力は大丈夫?作文が苦手な子供が生まれ変わる驚きの教育法とは

近年、義務教育でプログラミング学習が採用されるなど、世の中の流れとともに、子供の教育方針についても大きな変化が見られます。

これまでの受験方法は、暗記した知識の量によってふるいをかけ、合否を選択する方法が主流でした。

しかしこれからは、これまでのような勉強のしかたではなく、個々の個性や多様性を重視した、考えさせる選考方法に大きく舵を切ろうとしています。

そんな劇的に変わりゆく時代のなか、子供に対して各家庭でどのような教育をすればいいのかと悩んでいる親御さんも多いのではないでしょうか。

こんにちは!アルマクリエイション若手マーケッターの水落です!

このような時代変化の中では、子供の知識を増やすとともに『表現力を養う』ことが重要。

その中で、特に注目したいのが『文章力』です。私自身、いまマーケッターとして活動していますが、これまでにライターとして仕事をしていたことが非常に大きな強みになっていると実感しています。

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文章の書き方を教えない日本の教育

以前にもこのnoteで書きましたが、新しく義務教育のカリキュラムに入った『プログラミング教育』でも、まず最初に習得すべきこととして「論理的思考力」を鍛えるなかで「物事を言語化」することの重要性を説いています。

それは、大人になってからの日常生活やビジネスにおいて、問題解決をするには、いまある目の前の問題を言葉にして表現し、整理して解決するという不変のプロセスがあるから。

でも、日本の学校教育においては、この文章を書くという『課題』は出されるのに、なぜか『文章の書き方』を学ぶことはありません。

皆さんの中にも、小学校や中学校の宿題や課題で『作文』や『読書感想文』を書いたことはあるけど、実際に書き方を学んだことがあるという人は少ないのではないでしょうか。

実際に日本の学校で使われている教科書の中で、作文や論文を書く方法を扱った項目は無く、教師も授業の中で『正式に作文を教えることは無い』と答えています。

一方アメリカでは、教師の全員が国語を教える目的は「文章を書く技術と能力を高めることである」とハッキリと明言。

この比較だけでも、日本が世界でトップレベルの経済大国になりながら、国際社会での発言力が弱い理由がわかるような気がします。

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文章力は最強の武器である

文章を書くという能力は、受験や就職だけでなく、社会に出てからも営業やプレゼン、スピーチなどで役立つ強力な武器。

国語力も英語の読解も、文章力があれば比較的問題を解きやすくなると言われます。

しかし、日本ではこの『文章力という大切な能力を養う』ことを、全くといって良いほど『自主性に任せている』のが現状です。

そして親もまた、原稿用紙とにらめっこしている子供に対して「思ったことをそのまま書けばいいのよ」などと曖昧な教え方しかしない、または出来ない。

なぜかと言えば、親もまた文章の書き方を知らないから。実際に、現役の大学生でも授業のレポートや論文をしっかりと書けないという問題もずいぶん前から指摘されています。

『うちの子は作文が苦手で…』なんて嘆いているお母さん、お父さん。心配はいりません。子供は『文章を書けない』のではなく『書き方を知らない』だけなのです。

算数でいえば、足し算や九九はできるけど、筆算はやり方を教えないと出来ませんよね。それと同じ。書き方の基本とルールさえ覚えてしまえば、文章は必ず書けるようになります。

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わかりやすい文章をには『法則』がある

それではここで、子供の作文の書き方の簡単な具体例を挙げてみたいと思います。

ここでは『遠足に行った感想』の作文の書き方を超シンプルに。

1.まず書き出し部分で『遠足の感想』を書く
・友達と仲良く出来て楽しかった
・知らない所へ行って嬉しかった
など、それぞれに想いをそのまま書く。

2.最後の結論を考える
・楽しかったから、これからも友達と仲良くしたい
・また、行ったことのないところに行ってみたい
など、遠足に対する想いを書く。

3.1で書いた感想の理由・出来事・思ったことを書く
・○○さんと一緒に見学したりお弁当を食べたことが楽しかった
・△△へ初めていって、いっぱいドングリを拾って嬉しかった
など、そのときのエピソードを交えて説明する。

4.3の内容に対して、別の話や視点を付け加える
・楽しかったけど、暑かった
・今までに行ったところでは□□が好き
など、すこし3とは違う感想も書く。

この1(起)、2(結)、3(承)、4(結)を1,3,4,2に並べ替えると、文章構成の基本である『起承転結』が出来上がります。

まずは簡単な短い感想や文章を別の紙に書き出して、大まかな内容を掴んでから原稿用紙に書いていけば、まず支離滅裂な作文にはなることはないはず。

この文章の書き方を知らずに、いきなり原稿用紙に向かうと『何を』『どのように』書いていいのか分からなくなってしまうのです。

特に『起』と『結』がしっかりしていれば、あとはスラスラと書けると思いますよ。

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文章は自分の想いを相手に伝える最強のツール

実は、この文章の書き方は『ビジネス文章』でも同じ。

弊社代表の神田昌典は、ビジネスライティングの先駆者でもありますが、その中で最も重要視しているのが文章の『法則』です。

子供の作文でも、ビジネスライティングでも、文章は基本的に『読む人に何を伝えたいか』と『伝え方』の目線が大切。

『先生あのね』という作文は『先生に伝える』ことが第一。ビジネスライティングの場合は『顧客やクライアントに伝える』ことが最も重要になります。

先にも述べましたが『文章を書ける』ことは、大人になってからも『大きな武器』となります。なぜなら、どのようなシーンにおいても、自分の想いを言葉で伝えることが重要なのは同じだから。

作文や論文、ラブレターや交換日記、営業企画書、プレゼン資料など、文章と一言でいってもいろいろな種類があります。

しかし、文章の基本は『相手に想いを伝える』こと。そのことにフォーカスして『文章の法則』に則り、いろいろな文章を書いていけば文章能力は自然に向上していくでしょう。

このように『文章を書く』ことにおいて『好き嫌い』はあっても、『得手不得手』は克服できるのです。

もしも、あなたのお子様にしっかりとした文章を書けるように指導したいと思ったら。

また、このnoteでアルマ・クリエイションや弊社代表の神田昌典について興味をもっていただいた方は、ぜひアルマ・クリエイション公式ホームページや、神田昌典公式ホームページを覗いてみてください!

教育やビジネスについて『もっと知りたい』『もっと楽しみたい』というコンテンツがきっとみつかります!


|アルマ・クリエイション株式会社
www.almacreations.jp


最後までお読みいただきありがとうございます。

それでは、また次回をおたのしみに!

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