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原理主義おばけに立ち向かう方法

スクラムマスター業をする中で、スクラムとしてよく使われる手法を提案する場面がしばしばある。そんなときにふと「かつて忌み嫌っていた原理主義者になってんじゃねえの?」という声が心の奥から聞こえてきたりする。

原理主義おばけに取り憑かれていないか不安に思ったときは、セルフチェックで除霊または自衛できる。

1. 解決したい本質的な課題は何か
2. 課題の解決策案が複数個テーブルに並んでいるか
3. 課題と解決策案についてその場にいる全員が理解しているか
4. その上で、自分の提案が相対的に最も妥当だと感じているか

これらを全部パスした上でスクラムとしてよくある手法を提案しているであれば、それは盲目的に原理原則に従っているわけではないと言っても良いだろう。

最後に「とはいえ話」をしておく。

とはいえ、自分の提案が正しいわけではなく、あくまで自分の視点や思考からは妥当に見えるだけだということを忘れてはいけない。この妥当性の判断軸がねじ曲がっていたら、それこそ原理主義おばけに憑依合体されている恐れがある。

とはいえ、こんなチェックは常々しておくべきで、原理主義者になっていそうだからと慌ててするものではないということを忘れてはいけない。わたしたちが成し遂げたいことはスクラムではなく、課題の解決だ。

以上、自戒でした。

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