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【本レビュー】経済評論家の父から息子への手紙(山崎元著)

タイトルのように、社会人になる若い方にぜひ読んでほしい本。

でも、社会人20年以上が経過した会社員の私にもすごく役立った本です。
気になったところと対話しながら読みました。
書評というよりは、自分メモに近いかもです。


◎全世界株式を選ぶ理由も「平均投資有利の法則」

手数料の充分安いものであれば投資して構わない。
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全世界株式のインデックスファンドの具体的な運用商品例
<公募の投資信託>
「EMAX IS Slim 全世界株式(オールカントリー)」
<ETF(上場信託投信)>
「MAX IS 全世界株式(オールカントリー)」
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(第二章 お金の増やし方と資本主義経済の仕組み)

投資するなら、何に投資をしたらいいのだろうか?
ズバリ書いてあります。
いわゆるオルカン。
会社員なので、日中は仕事で、投資関係に専念が難しい。
困ったときは、オルカン。わかりやすいです。

◎時間の値段を意識する

年収1千万円の時給5千円。年間250日、1日に8時間働くとして、年収1千万円なら時給は5000円。2千万円なら1万円だ。

(第三章 もう少し話しておきたいこと)

コスト意識をもって働きたいですね。

◎1つの分野への自己投資の目途は「2年」

学問でも仕事でも、2年間集中的に努力すると、「素人とはちがうレベル」程度に達する。この段階で、その分野が自分にむいているかどうかを判断するとよい

(第三章 もう少し話しておきたいこと)

石の上にも3年とあり、3年以上自分に向いているかどうか。
具体的には6年以上費やしていたことを反省してしまいます。
もっと、早くこの本と出合いたかったです。


◎「頭のいい奴」、「面白い奴」、「本当にいい奴」と付き合う

人間関係は重要な資産だ。…付き合うと好影響をもたらす「頭のいい奴」、センスが良くてチャンスを引っ張ってくる「面白い奴」、真に心を許せる「本当にいい奴」、と積極的に付き合おう。そのためには、自分が3種類のどれかの人間になる必要がある。

(第三章 もう少し話しておきたいこと)

その3つの切り口は考えたことがなかったな。
自分はどのタイプなんだろう。俯瞰して考えてみたい。

◎転職していい理由は3つ

❶仕事を覚えるための転職
❷仕事の能力いを活かすための転職
❸ライフスタイルを変えるための転職

❶は、主に20代に行う仕事を覚えるため、仕事のレベルを上げるための転職
❷は、主に30代に行う大きな仕事や収入を得るための転職
❸は、主に40代以降に行うライフスタイルと折り合いをつけるため
自分が何をもとめて転職しようとしているのかいついては意識的であれ

(第三章 もう少し話しておきたいこと)

転職、一度は考えたことがある人は多いかもしれません。
何をもとめて転職しようとしているのか、大事ですね。

最後に終章から1つ紹介しますね。

◎「2割増しの自由」を複数組み合わせよ

他人の価値観の影響を受けるからといって、他人に合わせたり、他人の言いなりになったりする必要はない。

あれこれについて、他人より2割増しくらいを目標に自由を拡大してみようとすることだ。働き方、思想、家族関係、時間の使い方、趣味、恋愛、交友関係など対象はなんでもいい。

(終章 小さな幸福論)

時折見返したい本です。

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